クレジットカードの支払いが遅れて強制解約された場合、ブラックリストに載ってしまうの?
クレジットカードの支払いが遅れると、必ず強制解約されるの?
みなさんは、クレジットカードに強制解約という制度があることを知っていますか?
これは、クレジットカード会社の判断により、カード会員の了承を得ず、一方的に利用サービスを打ち切る措置のことをいいます。
クレジットカードの強制解約をされるのには、必ず原因があります。
その一つが、クレジットカードの支払いが遅れていることです。
とはいえ、銀行口座の残高不足で引き落としが間に合わなくても、翌日の指定時間までに振り込みを完了できれば、それは延滞にはなりません。
クレジットカードの支払いが30日以上延滞したり、数日の延滞を何度もくり返すと、生活が困窮していると判断され、強制解約されることがあります。
クレジットカードが強制解約されると、ブラックリストに載ってしまうの?
クレジットカードを持っている場合、その利用履歴はすべて個人信用情報機関に登録されます。
クレジットカードを利用した場合の入金情報は、常に個人信用情報機関でも更新されており、延滞すると金融事故として登録されます。
これがいわゆる「ブラックリストに載る」ということです。
もし、クレジットカード会社から強制解約されたら、必ずブラックリストに載るのかというと、そうではありません。
金融事故として登録されるのは、クレジットカードの利用代金の支払いが61日以上延滞してからだからです。
ブラックリストに載る前に、何とか手を打つのがベストでしょう。
クレジットカードが強制解約されることで出る影響とは?
クレジットカードが強制解約されたとしても、ブラックリストに載ることは避けられるかもしれません。
ですが、個人信用情報機関に延滞をしたという事実が残ることはあります。
クレジットカード会社の多くが「CIC」という個人信用情報機関に加盟していますが、ここには直近24カ月の返済履歴が記録されています。
個人信用情報機関に延滞の事実が記録された場合、この登録された返済履歴が消滅するまでの2年間は、新たにクレジットカードを申し込んだり、ローンを組むことができなくなります。
また、延滞の履歴が残らなくても、利用限度額を上げてもらえない、カードの更新を拒否されるという可能性もあります。
クレジットカードの強制解約をされないよう、考えながら利用しましょう。
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