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海外でお金を借りる方法はある?消費者金融を利用して旅先で資金調達する方法とは?

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海外に行く時、どのような方法でお金を持っていくか?について悩む人は多いはずです。

 

日本で渡航先の通貨に換金していく、小切手を用意していく、海外でも利用できるクレジットカードを持参する、デビットカードを準備するなど人によってもさまざまでしょう。

 

ただ、その方法のそれぞれにメリットやデメリットがあり、残念ながら盗難等で突然お金がなくなってしまったという事態に見舞われるケースも発生しています。

 

特に現金は、一度奪われてしまえば二度と戻ってこないと考えてほぼ間違いはありません。そんな時、日本に戻るまで慣れない海外という場所でどのようにお金を調達すればいいのでしょうか?

 

今回は、こうした突発的な事態にも対応できるよう海外で資金調達をする方法についてまとめていきます。

 

お金に困った時に渡航先で日本の消費者金融カードローンを利用する方法や盗難に遭った時の対処法も紹介していきますので海外渡航のリスク管理にお役立てください。

 

田辺華子(キャッシング大全専属ライター)

 


文筆家。書きたい人をサポートする「つくし舎」代表。3児の母。専門は、女性のライフステージとお金に関すること。大学を退職後、教育や執筆に関すること、また、結婚、妊娠、出産から老後まで、女性のお金に関することを中心に、セミナー講師、執筆を行っている。

 

 

旅先での「お金がない!」に即対応!海外で資金調達する方法まとめ

日本の銀行のキャッシュカードは、海外のATMで利用できない?

旅先で「お金がなくて困った!」という時、自分の口座から現地通貨を引き出すことができたら安心です。

 

ご存知の通り、銀行のキャッシュカードは各金融機関が口座を開設した人に発行するカードで、バンクカードやATMカードと呼ばれるものです。

 

「自分の銀行口座のお金なんだからどこでも使えるでしょ!」「海外のATMで現金を下せるんじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、これには条件があり、利用できる人とできない人がいるのです。
この条件をクリアしていない限り、日本で利用している銀行のキャッシュカードを海外のATMに差し入れても利用不可で戻ってきてしまいます。

 

ですから、渡航前にはさまざまなリスクに対応できるよう特にお金のことに関しては幾重にも対策を取っておくと安心です。

 

日本の銀行のキャッシュカードを海外でも使えるようにするための条件については以下で詳しく説明していきますので、突発的な海外での資金調達にも困らないようその方法の一つとして参考にしてください。

 

知っておきたい海外での資金調達の方法まとめ!

以下では、海外でお金を調達する方法をまとめています。

 

中には渡航前に日本で手続きしておかなければ利用できない方法もありますが、事前に準備ができなくても現地でお金を調達することができる方法も紹介していますので参考にしてください。

 

 

海外での資金調達方法!それぞれのメリットデメリットとは?

上で紹介した資金調達の方法にはそれぞれメリットやデメリットがありますので利用の際には、確認しておくことをおすすめします。

 

まず一つ目は、渡航前に銀行のキャッシュカードを「国際キャッシュカード」や「デビット機能付きキャッシュカード」にしておくことです。

 

これらのメリットは、日本の銀行口座から渡航先のATMを使って現地通貨で引き落としをすることができること。

 

また、ショッピングなど支払いの際もデビット機能付きキャッシュカードを提示するだけで支払いができ口座からの引き落としが完了するので、高額な買い物をする時でも現金を持ち歩かずに済むこと。

 

自分の銀行口座残高の枠内でしか利用ができないため、クレジットカードのように「いくら利用したか?」など常に気にしなければならないといった煩わしさもありません。

 

海外で利用した時でもリアルタイムで瞬時に日本の銀行口座から引き落とされるため、使い過ぎを心配する必要がないといった利点を挙げることができます。

 

また、こうしたカードには利用する銀行によって提携サービスなどもあり、例えばnanacoポイントや楽天ポイントなどのポイント加算がある、マイレージが貯まる、海外ショッピング保険が付いているなどさまざまな特典やメリットがあり、サービスにも違いがあります。

 

りそな銀行ではウォレットアプリを利用すると口座残高を確認することができるほか、確認カードを利用する度にプッシュ通知が来る、利用明細のチェック、国内はもちろん海外のATM 検索ができるなど利便性もセキュリティーの面でも海外旅行には安心な機能がついています。

 

三井住友銀行のデビットカードには万が一身に覚えのない利用があった時でも安心の不正利用補償が付いているなど銀行によってサービスも違ってきますのでその内容で口座開設を考えてもいいでしょう。

 

このようにどの金融機関の国際キャッシュカード・デビット機能付きキャッシュカードも、利用料やポイントなどお金の部分でも違いが出てきます。

 

ですから、「自分のどの口座のキャッシュカードを海外対応・デビット機能付きにするのか?」については渡航予定前の時間のある時にでも比較しておくといいでしょう。

旅先で現金がなくなってしまったとしても、クレジットカードがあれば難を乗り切ることはできるでしょう。

 

キャッシング枠を利用して、海外のATMで現地通貨を引き出すことができるのでチップなどにも困りませんし、ショッピングでの支払いにもカード提示で対応可能で安心です。

 

ただし、海外で利用するのであれば国際ブランドのクレジットカードでなければ意味がありませんのでその点はしっかり確認しておくべきです。

 

現在日本国内で発行されるクレジットカードで国際的に流通しているブランドと言えばVISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブあたりでしょう。

 

海外で利用するメリットは、現金を両替するよりもクレジットカード利用の為替手数料の方が安く済むこと、現金を持たずに済むこと、現金と違い盗難や紛失の際にはカードをストップさせることが可能で、利用時には暗証番号やサインが必要になるためリスクを抑えることができること。

 

また、所持するためにはカード会社の支払能力等の審査を通過しているという理由から身分証明の役割も果たしてくれます。特にレンタカー利用時などには手続きがスムーズになります。

 

海外旅行傷害保険を付帯していることが多く、保証内容によって死亡・後遺障害、障害・疾病治療、賠償責任、携行品損害と広くカバーしてくれるケースもあり、海外旅行中の病気やケガ、様々なトラブルにも安心であること。

 

この他にもカード利用でポイントが貯まる、現地サポートデスクでのサービス、クレジットカード会社独自の特典などがあります。

 

ただし、先ほども説明した通りクレジットカードの発行には審査がありますので誰でも利用可能という訳ではありません。

 

さらに、クレジットカード会社やカードの種類によっては、年会費が必要なものや利用年齢に制限があるものなど違いもありますので、渡航前に規約やサービス等内容をよく確認して自分に合った使い方ができる1枚を選んでいくといいでしょう。

海外専用プリペイドカードの利用方法は、クレジットカードと同じですのでプリペイド式クレジットカードと言った方が分かりやすいかもしれません。

 

このカードには、国際クレジットカードブランドマークが入っています。

 

渡航前にカードにお金をチャージしカード残高の範囲で、クレジットカードやデビットカードのように支払いをしたり、キャッシュカードのように海外のATMで現地通貨を引き出すことができます。

 

申し込みの際に与信審査がないため、さまざまな理由からクレジットカードを持つことができないという人にとってはありがたい存在です。

 

例えば、14歳の子供が留学をするという場合、クレジットカードの利用規約には本人名義のカード発行は「18歳以上」、家族カードを作成する場合でも「15歳以上」というものが多いため、子供にクレジットカードを持たせるのは難しいという状況にあります。

 

しかし、この海外専用プリペイドカードは、利用条件を「13歳以上」としている会社も多いため使い勝手がいいのです。

 

与信審査がないとは言ってもカードの偽造や情報の悪用ができないようICカードを利用している、専用サイトを使って履歴のチェックやカードの利用停止・解除の操作ができる、24時間365日対応してくれるサポートデスクがあるといったサービスも充実しています。

 

ショッピング保険などの海外でのトラブルに利用できる保険が付帯されている、「前回の旅行の時は1ユーロ132円だったけれど、今日は118円!これは今替えるべき!」といったお得なタイミングで外貨にチャージしておくことが可能など、それぞれに特徴もありますので、利用時にはこうしたポイントにも目を向けるべきです。

 

さらに、先に説明した通りこのカードはチャージ型のプリペイドカードですので残高がなくなってしまえば再びチャージするという手間をとらない限り利用できません。

 

クレジットカードと同じような利用方法と言っても支払いは1回のみで利用代金を数回に分けて支払いをするリボ払いもできません。

 

ですから、このようにメリットとデメリットを総合的に評価した上でデビット機能付きキャッシュカード、クレジットカード、海外専用プリペイドカードのうちどれを何枚持つのか考えておくといいでしょう。

日本の家族や友人に頼んで国際郵便為替(現在取り扱いは、アメリカ宛てのみ)を送ってもらうという方法もあります。

 

小切手のようなものでこれを海外に送り相手側が手続きを取ることで現金を受け取ることができるというものです。

 

ゆうちょ銀行や国際送金取扱郵便局の貯金窓口で申し込みを行います。送金金額は送り先の通貨に関わらず日本円で準備し、これに送金料金をあわせて支払います。

 

なお、料金は1件につき5000円で送金額は米ドルで$2800を超える送金はできないことになっています。

 

貯金窓口で作成してもらった為替証書は、損賠賠償制度が付いたEMS(国際スピード郵便)や運送会社の国際宅急便などで送るといいでしょう。

 

受取人は差出人から届いた為替証書を現地の郵便局等で提示し、証書と引き換えに現金を受け取るという仕組みになっています。

 

なお、差出人が為替証書の手続きをしてから受取人の手元に渡るまでの日数は発送手段にも寄りますが、EMSの場合、アメリカで2~3日程度で料金は2000円、追跡サービス付きの国際eパケットライトでは6日~8日ほどかかり料金は550円となっています。

 

国際郵便為替はインターネット送金などが始まる前からあるサービスで、特に世代が上の方にとっては確実で安心して利用できる送金方法としてなじみの深いものですので、送金をお願いする相手によってはこの方法もおすすめです。

海外旅行の場合にはこの方法を取ることができる人は少ないと思いますが、資金調達方法の一つとして紹介しておきます。

 

日本の銀行口座から海外にいる相手の銀行口座に入金する方法で、受け取り側に現地の銀行口座があることが条件となっています。

 

現在ではこのサービスを取り扱っている銀行が増え、その多くがパソコンやスマートフォンなどインターネットを利用すれば24時間自分の好きな時間に送金手続きを取ることができることから留学や長期滞在に利用する人が多いようです。

 

なお、ネットでの入金手続きから着金までの所要日数は、どの銀行でも送金先、通貨、経由銀行など条件によって異なる場合があるようですがほとんどの場合2日~3日程度となっています。

こちらも日本にいる家族や知人にお願いして送金してもらう方法です。

 

受取人が渡航先に銀行口座を持っていなくても日本から送ってもらったお金を現地で受け取る方法はいくつかあり、パスポート送金や国際送金サービスを行う送金業者を使う方法もその一つです。

 

パスポート送金は、受取人のパスポート番号が口座の代わりになるサービスです。

 

受取可能な銀行でパスポートを提示することで送金してもらったお金を現地貨幣に変えて受け取ることができるというシステムです。

 

日本から現地に送金をお願いできる人に自分が受取可能な銀行のSWIF(BIC)コードとパスポート番号を知らせて国際送金の手続きをしてもらいます。

 

この方法の場合、銀行から受取人への着金のお知らせがある訳ではないので受取人は送金があったかどうかを着金する頃に指定した銀行に確認に行かなければなりません。

 

業者を利用した送金サービスで有名なのはウエスタンユニオンやマネーグラム、トランスファーワイズなどの国際送金サービスでしょう。

 

送金申し込みの方法は企業によって違いますが、最近ではインターネットやFAX、メールを利用した方法の他、コンビニエンスストアでの手続きを可能にしている企業も出てきていて送金する側にとっても受け取り側にとっても大変便利な方法になっています。

 

さらに、企業の送金サービスの場合、受け取りまでの時間が他の方法と比較しても短期間で済むことから利便性とスピードの点から利用者も多くなっているようです。

現地に友人がいればどうにか事情を話して必要最小限のお金を借りる方法もあるでしょう。

 

ただ、過去に渡航先に住んでいたというような経緯があればそうした人脈が現地にあることも考えられますが、なかなか難しいというのが実情でしょう。

 

ここでは渡航先でお金が無くなり困った!という事態への対応策をいくつか挙げてきました。海外への送金というと選択肢は限られてきますが、緊急事態が発生した時に自分の状況や条件に合った資金調達ができるようリスク回避のためにも渡航前にいくつかの方法を準備しておくといいでしょう。

 

海外のATMの使い方!カードで現地通貨を引き出す方法とは?

上記カードの何を利用するにも、現地通貨を下すにはATMを利用しなければなりません。

 

ATMは日本にもあるとは言え、慣れない外国でお金を引き出すのは少し不安という方も多いはずです。

 

そうした方のためにも今回は海外でのATM の操作方法を簡単に説明していきます。

 

ATMはどこにある?設置場所と気をつけたいポイント

現金をおろしたいという場合、まずは、ATMがどこにあるかを探すところからはじめなければなりません。

 

海外でも日本と同じように空港内に設置されています。

 

空港内はさまざまな国籍の人が行きかう場所でもありますので、ATM画面の使用言語の選択に日本語が出てくる可能性もありますが、どのような場合にも対応できるよう英語表記での使い方について一度チェックしておくことをおすすめします。

 

銀行などの金融機関はもちろん、駅やコンビニエンスストア、ショッピングモール、大都市などでは繁華街の路面に設置されている場合もあります。

 

カード会社によっては、アプリなどで位置情報から一番近いATMの設置場所を検索できるサービスもあります。

 

人通りが少ない場所に設置されたATMや路上に設置されているATMは防犯上なるべく避けた方がいいでしょう。また、同様の理由から夜間のATM利用も避けるべきです。

 

もう1点覚えておきたいことは、クレジットカードを利用する場合、VISA、MasterCard、JCB、DinersClubといったカードブランドのロゴマークがATMの上部などに記載されているものを選択して利用することです。

 

それぞれのカードブランドのロゴがない場合でもVISAやDinersClubならば「PLUS」、MasterCardやJCBならば「Cirrus」のロゴマークが描かれたATMであれば利用可能ですので覚えておくといいでしょう。

 

海外ATMの操作手順で注意したいこと

  • カードを差し入れ
    海外の場合、一度差し入れたカードはデータを読み取った後すぐに戻ってくる場合も多いので一応その点は把握しておくといいかもしれません。
  • PIN(暗証番号)の入力
    「Enter Your 4DIGIT PIN, Then Press Enter Key」といった表示があったら暗証番号を入力します。
    ATMによっては6ケタの暗証番号を求められることもありますが、その場合にも設定してある4ケタの番号で大丈夫です。
  • 取引内容の選択
    「Select Type Of Transaction」という表示があったら以下のいずれかから選択することになります。
    WITHDRAWAL(現金引き出し)
    TRANSFER(振り込み)
    BALANCE(残高照会)
    CANCEL(キャンセル)
    ほとんどの場合4択です。
  • 口座選択
    「Please Select Source Account」と表示されたら取引口座を選択します。
    CREDIT(クレジットカード)
    SAVINGS(預金)
    CHECKING(当座預金)
    クレジットカードでのキャッシングは「CREDIT」、海外専用プリペイドカードやデビット機能付きキャッシュカードで引き出すには「SAVINGS」を選択します。
  • 手数料の確認
    「Surcharge Notice」という表示が出た場合、ATM手数料の確認ですのでYESを選択し手続きを完了させましょう。

 

海外でATMを使う時の注意点

注意しておきたいことを以下にまとめていきますので、特に初めて利用される場合には良く把握された上で利用されることをおすすめします。

 

どこに設置されているATMを利用するか?をよく考え犯罪を回避する

前にも書いたようにどこに設置されているATMを利用するかは、犯罪などに巻き込まれないよう自分の身を守るためにもしっかりと選んで利用するようにしましょう。

 

暗証番号を出国前に確認しておく

暗証番号が分からなければATMで現金を下すことはできませんので、「ちょっとあやふやだけれどまぁ大丈夫だろう」などと放置せず、出国前にしっかりと確認しておきましょう。

 

利用可能額を管理する

海外専用プリペイドカードやデビット機能付きキャッシュカードの場合には、残高がどのくらいあるのかを確認した上で利用しなければなりません。

 

また、クレジットカードを利用するにあたって確認しておきたいのが限度額についてです。日本でショッピング枠は利用するけれどキャッシング枠は利用していないという人は意外といるようで海外で初めてキャッシング枠を利用してみて限度額が低いことに気づいたなどという人もいるようです。

 

このクレジットカードのキャッシング枠については、「国内では利用できるようになっているけれど海外でのキャッシングには追加手続きが必要」などクレジットカード会社によって海外でのキャッシング枠利用について独自の規定を設けている場合もありますので、出国前にカード会社などに問い合わせをしておくといいでしょう。

 

クレジットカードのキャッシング枠はココを確認!

利用者の方の中にはショッピング枠とキャッシング枠の限度額は別々に決められていると勘違いしている方も多いようです。

 

キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれているという点はよく理解しておくべきです。

 

これを勘違いしたまま海外で一枚のクレジットカードだけで過ごそうとすると、必要な時に「現金が引き出せない!」ということにもなりかねませんので注意が必要です。

 

例えば、申し込み時に限度額50万円、キャッシング枠20万円で契約したとします。

 

20万円のキャッシング枠があるから観光分はこれで支払おうなどと考えておきながら旅行初日に50万円の時計をカード払いで購入してしまうと楽しいはずの海外旅行はすべて台無しになってしまいます。

 

日本円?現地通貨?為替レート確認画面に注意!

支払いをしようとカードを提示したら「日本円で支払うか?現地通貨で支払うか?」と聞かれたという経験がある観光客が年々増えているようです。

 

ATMでの操作時にも同様のことが発生していて請求は日本円か?現地通貨か?を選択する画面が出てくるATMもあるのです。

 

結果から申し上げれば、こうした画面が出てきた時に「日本円で計算する」を選択してしまうと損をすることになりますので「現地通貨を選択」するよう覚えておくといいでしょう。

 

どうしてこのようなことが発生するのか?と言えば、ATMオーナー側の利益が関係しているのです。

 

現地通貨を選択した時と日本円での請求を選択した場合の違いは、「為替レート」です。日本円を選択すると為替レートで日本円に換算されるわけですが、この為替レートを高くするなどしてATMのオーナーや事業者が独自のレートで換算し利益を得る仕組みを作っているという訳です。

 

ATMの画面には「This ATM Offers Conversion To Your Home Currency」など、少し分かりにくく書かれています。

 

さらに日本円で計算した金額が表示され①「Continue Without Conversion」 ②「Continue With Conversion」のいずれかの選択を迫られます。

 

必ず①を選択し日本円で計算するのは拒否するようにしましょう。

 

海外で日本の消費者金融カードを使ってお金を借りることはできない

「通常の消費者金融のローンカード」は海外で利用することはできません。

 

大手消費者金融では海外事業を展開している会社も多いことから「利用できるのでは?」と考えられがちです。しかし、あくまで海外支店は現地の方向けという利用規定があり、利用不可となっています。

 

ですから、残念ながらそのまま海外のATMに差し入れても100%はじかれてしまうのです。

 

とはいえ詳しく見ていくと、利用の仕方や申し込みの方法によっては海外にいても消費者金融からお金を借りることができます。

 

以下では、その方法について説明していきますので「消費者金融を利用したい!」「海外でもお金を借りたい!」と言う方は是非参考にしてください。

 

海外旅行先で消費者金融からお金を借りることはできるのか?その方法とは?

海外旅行先でカードローンを利用してお金を借りる2つの方法について、大手消費者金融を例に挙げながら説明していきます。

 

①消費者金融×海外ブランド=海外対応カード発行

基本的に日本国内での借り入れが前提となっている消費者金融を介して海外でお金を借りる方法とはどのようなものなのでしょうか?

 

一般的に消費者金融が発行しているカードは国内ATM 対応のカードとなっています。ただ、消費者金融の中でもアコムやSMBCモビットは通常発行するローンカードとは別にクレジットカード会社と提携したカードも発行しているのです。

 

アコム「ACマスターカード」、SMBCモビット「Tカード プラス(SMBCモビット next)」は、いずれも国際ブランドであるMastercardを付帯することになります。

 

こちらのカードと契約し、「Cirrus」マークの入った現地ATMを利用することで海外での借り入れが可能になるのです。

 

先にも説明しましたが、日本の消費者金融カードをそのまま海外のショッピングやATMで利用することはできません。

 

ただ、このカードをアコムやSMBCモビットの例のように手続きをすることで実質的に海外でもお金を借りることができるようになります。

 

このようにローンカードをそのまま利用することはできなくても、ちょっとした手続きや工夫で海外で借り入れが可能な消費者金融のカードはあるのです。

②消費者金融カードローン+インターネット+国際キャッシュカード・デビット機能付きキャッシュカード

次に紹介する方法は、消費者金融の便利な借入方法を使って海外にいてもお金を借りることができるというものです。

 

利用者によっては事前に日本での手続きが必要になるケースもありますが、準備しておくと困った時にも安心ですので海外での資金調達の方法の1つとして覚えておくといいでしょう。

 

例えば、プロミスのカードローンには、残念ながら①のアコムやSMBCモビットのように国際クレジットカードブランドを組み合わせたカードを発行する方法がありません。

 

しかし、プロミスでも海外でお金を借りる手続きをして現地のATMからお金を引き落とす方法があります。

 

以下ではプロミスを例に挙げ、海外でインターネットを利用して借り入れを行い最終的に現地硬貨を手に入れる方法について簡単に説明していきます。

 

現地ATMで現金を引き出すまでの手順

1.ネット環境を整えスマートフォンやパソコンを準備
渡航先でインターネットの環境が良いところを探し、スマートフォンやパソコンを準備します。

 

2.マイページにログイン
プロミスの公式ホームページからインターネット会員サービス(マイページ)にログインします。

 

3.借入手続き
ネット上で借り入れの手続きを行い、契約時に指定した銀行口座への振り込みを希望します。この時「瞬フリ」を希望すると最短10秒で振り込みが完了します。

 

4.ATMで現地硬貨を引き出す
渡航先で利用可能なATMを探し、国際キャッシュカードやデビット機能付きキャッシュカードを使って現金を引き出す。

プロミス

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海外で盗難に遭ったらお金はどうする!?そんな時覚えておきたい対処方法とは?

海外で「お金がない!」という状態になってしまうと冷汗ものでは済みません。

 

何を隠そう筆者自身が、海外で日本円にして現金8万円程度、カード数枚を盗難に遭ったという経験がありますのでよくわかります。

 

どうにか怒りや焦り、不安を鎮めて対処するべく行動に移そうとしましたが、何からすればいいのか?どこに行ったらいいのか?上手く事態を収拾することができず手こずりました。

 

今回は、私の海外で盗難に遭った経験も踏まえて「海外で盗難に遭ったらまずすべきこと」や覚えておくと良いことをお金とカードの盗難を中心にまとめていきますので参考にしてください。

 

もしも!?に備えて準備しておきたいメモ!その内容とは?

  1. 渡航先の在外公館(大使館など)の住所と連絡先
  2. パスポート番号
  3. 滞在中のホテルの連絡先
  4. 日本の利用旅行会社と現地支店の連絡先
  5. 利用航空会社の連絡先とeチケット控え(旅程表)に記載された確認番号
  6. 家族の連絡先
  7. 海外旅行損害保険など加入している保険会社の連絡先
  8. 銀行の口座番号、銀行発行のカード番号(有効期限等の記載があればメモしておく)
  9. クレジットカード会社の連絡先とカード番号と有効期限

 

上記メモの他に、もう1点持っておくと安心なものを紹介します。

 

初の海外旅行で初めてパスポートを作ったという場合、証明写真を撮りに行くと何枚か余分についてくることがあると思います。

 

この余った写真は1枚でいいので海外旅行に出かける際に持っていくとパスポートの再発行の手続きがスムーズに進みます。

 

「パスポートを無くしてしまった!」という時に慣れない場所で証明写真をとることができるお店を探すのは精神的にも身体的にも思いのほか苦痛になります。

 

海外旅行に行く際はできる範囲でも構いませんので一つでも多くの転ばぬ先の杖を用意しておくことです。

 

海外で現金やカードの盗難に遭ったら!?今すぐすべきことリスト!

  1. 警察で「盗難証明書」の届け出をする
  2. クレジットカード会社に連絡をする
  3. 国際キャッシュカード・デビット機能付きキャッシュカードの発行元に連絡をする
  4. 保険会社に連絡をして保険申請手続きを行う

 

警察で「盗難証明書」の届け出をする

現地で所轄の警察署に行き「盗難証明書」の届け出をしましょう。

 

「盗難証明書」の名称は場所によって違う場合もありますが、英語圏であれば警察に行って“I would like to report a theft.”と言えば何をしたいのか相手に通じますので、被害に遭ったという証明として文書での手続きを取っておきましょう。

 

ここで証明書を取らずにいると後々面倒なことになりますので何よりもまず届け出はするようにしましょう。

 

現地警察からは盗難届の受理証明書が発行されますので、それは無くさないようにしなければなりません。

 

盗難届の受理証明書は、例えば盗まれたパスポートを使えないようにする手続き時や海外旅行の損害保険、クレジットカード等の保障手続きなどに必ず必要になるものですので権利を正しく享受するためにも確実にしておきたい手続きです。

②クレジットカード会社に連絡をする

持参していたクレジットカードも盗まれてしまった場合には、不正に利用されてしまう前に急いでクレジットカード会社の紛失・盗難受付デスクに連絡をして利用停止の手続きをしてもらいましょう。

 

この時、困るのが日本に電話をしなければならないということです。しかし、クレジットカード会社の紛失・盗難窓口への連絡は24時間365日対応してくれていますので時差などにも関係なく利用できます。

 

また、この時、現金も奪われてしまって電話も掛けられないという状況かもしれません。

 

そうした場合に覚えておくと良いのが「コレクトコール」です。

 

電話を掛ける側にお金がなかったとしても着信者側が料金を支払うというシステムになっていますのでお金がない時でも利用できる方法です。

③国際キャッシュカード・デビット機能付きキャッシュカードの発行元に連絡をする

発行した銀行に連絡をしてキャッシュカード利用停止の手続きをしてください。

 

ほとんどの金融機関が24時間年中無休で対応してくれますのですぐに連絡をするようにしましょう。

 

ただ、この時注意したいのが、国際ブランドクレジットを付帯しているか?です。付帯している場合には、そちらの利用停止手続きも行わなければなりませんので銀行に連絡をした時に確認をした上で損害が拡がらないよう確実に手続きをしてください。

 

電話連絡での対応だけでなくアプリやインターネットの会員ページなどから利用停止の手続きができる金融機関もありますので、この点については渡航前に確認しておくと安心です。

④保険会社に連絡をして保険申請手続きを行う

海外旅行の損害保険などに加入している場合は、こちらにも連絡を入れます。ただ、こちらへの連絡は優先順位としては上記を先にして最後でもいいでしょう。

 

現地にサポートデスクが設けられている場合もありますので、盗難に遭った際には連絡をしてみるとすぐに取るべき行動などアドバイスをもらえますのでそちらを利用してみるのもいいでしょう。

 

損害保険を受けるためには手続き時にさまざまな書類が必要になることがありますので、保証の内容や手続きについてよく理解できていないといった場合には連絡をして話を聞くべきです。

 

例えば、警察で盗難の届け出をした時の発行証明書はもちろん、盗難後に発生した交通費や必要になったものを購入したというレシートなど証明として提出が求められます。

 

渡航先で海外対応の消費者金融ローンカードを盗まれたらどう対応するべきか?

渡航先で持参していった海外対応消費者金融ローンカードを盗まれてしまったら、どのように対応すべきなのでしょうか。

 

ここでは、アコム「ACマスターカード」を例に挙げて対処の手順や対応する時に注意しておくべきことをまとめていますので、ご利用の方は参考にしてみてください。

 

アコム「ACマスターカード」

まずは、現地の警察に赴き「盗難証明書」の手続きを行いましょう。

 

保険請求手続きには現地で被害に遭った証明として、地元警察で発行する盗難届の受理書やコピーの提出が必須となっていますのでこの点はしっかりと抑えておきましょう。

 

ACマスターカードに付帯している保険の請求手続きを行う際にも重要になってきます。

 

それと同時に、コレクトコールを利用して以下のアコム・ショッピングデスク(03-3537-2366)に連絡を入れ状況を説明してください。

 

カード利用に関する質問やカード紛失・盗難に関する対応だけでなく、日本大使館等についての案内など専門の日本人スタッフが対応してくれるという点も安心できるポイントです。

 

渡航先に海外対応の消費者金融ローンカードやクレジットカード等を持っていく時の注意点!

以下に海外旅行に出る時に持参するカードについて注意しておきたいポイントを挙げておきます。

 

カードの暗証番号を知っているか?

暗証番号を知らなければ現地ATMを利用することはできませんので注意しておくべきです。

 

「他人に暗証番号を教えた」「カード自体に暗証番号を記載していた」「暗証番号を誕生日にしていた」など犯人が簡単に暗証番号を推測、あるいは手に入れられる状態にあった時は保証対象外となってしまいますので十分に注意しておきましょう。

 

盗難や紛失などで不正に利用されてしまったという時、上記のケースでは過失と判断され保証が出ないこともあります。

 

カードの裏面に自筆のサインがあるか?

会員規約にはカード裏面に必ず署名をするよう記載されていますので、手元に届いた時点で署名しておくようにしましょう。

 

サインがなければ盗難に遭った時に誰かが自分の名前を書いて利用することも考えられますし、クレジットやデビットカードの場合、サインがないことを理由に店側に利用を断られるケースもあります。

 

保証等の決まりや利用上の規約についてはカードを取り扱う企業によっても違いがありますが、いずれにしても上記は最低限確認しておきたいポイントです。

 

カードの利用限度額は把握しているか?

先にも取り上げましたが利用限度額にも注意が必要です。持参するカード全ての限度額とその月に既に利用した金額を計算しておきましょう。

 

上記はすべて簡単なことのように思えますが、これらをしていなかったがために「渡航先で利用できない」「盗難時の損害が保障されない」といったことが発生するケースも出ていますので、渡航前には必ず確認することをおすすめします。

 

困った!どこに相談すればいい?海外でトラブルにあったらココを頼ってみる!

英語ならまだしも、言葉が通じない外国でトラブルに遭ってしまったら?
考えただけで不安になってしまいますが、そんな時に相談ができる場所を以下にまとめておきます。

 

    • 渡航先の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部など)
    • 旅行会社の海外対応サービスカウンター
    • 国際キャッシュカードのサポートデスク
    • クレジットカードのサポートデスク
    • 海外旅行保険のサポートデスク など

 

現金がなくなってしまった時に大使館ならどうにかしてくれるのでは?と渡航先の在外公館を訪ねる人もいるようですが、残念ながら大使館でお金を貸してくれるサービスなどはありません。

 

ただし、上記に挙げたところに連絡をすると「海外旅行者の困った!」に対応しアドバイスをくれますので1人で悩まず電話してみることをおすすめします。

 

焦っていると、どこに連絡をすべきか?も誰が頼りになるか?も思い浮ばないものですが、意外にも相談できるところはありますので覚えておくと良いでしょう。

 

 

一銭もお金がない!そんな時の連絡はコレクトコールを活用すべき!

海外に出て「お金がない!」という状態なのに、どうしても日本に連絡をしなければならないという時に知っておくと便利なのがコレクトコールです。

 

利用すると海外から日本へ電話をかける人は、料金がかからず電話を受ける側が通話料金を支払うというシステムです。

 

ただ、慣れないと面倒に思ってしまいますので、ここでは簡単に利用方法をまとめておきます。

 

 

オペレーター: May I help you?


 

 

自分:I’d like to make a collect call to Japan.
(日本にコレクトコールをかけたいのですが)


 

 

May I have your name and phone number?
(あなたの名前と電話番号をお願いします)


 

 

My name is ○○, and the number is △△.
(私の名前は○○です。電話番号は△△です。)


 

 

What number are you calling?
(どちらに電話をかけますか?)


 

 

I am Calling 81 (日本の国番号)+電話番号、相手の名前


 

 

これだけ話をすることができれば、後はオペレーターの方が電話をつないでくれます。

 

ただし、注意したいことは日本の国番号の後の「0」は除くようにしてください。例えば、東京の場合市外局番は「03」ですが、日本の国番号81のあとは「3」からスタートします。

 

海外旅行の保険窓口やクレジットカード会社の電話窓口では緊急時に備え、コレクトコールでの連絡を許可している企業が多くありますので、利用の方法を確認して是非ご活用ください。

 

おわりに

今回は、海外でお金を借りる方法と消費者金融を利用して渡航先から資金調達をする方法について見てきました。

 

生活や文化など慣れない土地でお金に困った!と言う経験はできるだけ避けたいものです。

 

仮にそのような事態に陥ってしまった場合でも慌てずに対処できるように最低限の準備はしておきたいところです。

 

知らない土地で自分を守ることができるのは渡航前の徹底した準備です。

 

海外でのお金に纏わるトラブルを最小限に抑えるためにも、出国前には必ずお金に関するプランを立ててリスク軽減のための確認をしておきましょう。

 

田辺華子(キャッシング大全専属ライター)

 


文筆家。書きたい人をサポートする「つくし舎」代表。3児の母。専門は、女性のライフステージとお金に関すること。大学を退職後、教育や執筆に関すること、また、結婚、妊娠、出産から老後まで、女性のお金に関することを中心に、セミナー講師、執筆を行っている。

プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。

アコム
※ 最短20分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に?沿えない場合がございます。
※ 原則、在籍確認なし(原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)

 

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