10万円の定額給付金の申請書が到着!書き方や申請期限など郵送時の注意点を解説
新型コロナウイルス感染症に対する給付金である「特別定額給付金」の申請受付が開始されています。
オンラインでの申請は少し前から始まっていましたが、徐々に自治体からの申請書も届き始めたので、手続きしようと思っている人も多いのではないでしょうか?
住んでいる市区町村によっても申請書の郵送状況などは異なりますが、私の住んでいる地域でもようやく申請書が届きました。
「一刻も早く給付金を受け取りたい!」という人もいるでしょうが、申請の手続きをする際にはいくつかの注意点があります。
そこで今回は、定額給付金の申請書の書き方や返送するときの注意点についてまとめていきます。
記入漏れなどがあると確認が発生するために自身への振り込みが遅れるだけではありません。
住民基本台帳や電話で確認する作業には時間がかかるので、経済的に切迫している他の人への給付作業も遅れてしまうのです。
少しでも無駄な作業が発生しないためにも、申請書の記入ミスがないようにしましょう。
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定額給付金の申請方法は2種類
まず、定額給付金の申請方法には次の2種類があります。
【定額給付金の申請方法は2種類】
・オンライン申請方式
・郵送申請方式
基本的にはオンライン申請の方が早い時期から受け付けを開始していますが、実は、オンラインでの申請も確認作業の大部分は手作業です。
そのため、オンライン申請だと早く振り込まれるとは限りません。
早く給付金を受け取るためには、オンラインでも郵送でも良いので、手続きそのものを早く行うことが重要でしょう。
また、オンライン申請にはマイナンバーカードが必要なので、持っていない人はあらかじめ発行の手続きをしなくてはいけないのです。
オンライン申請と郵送申請の流れについて、簡単にまとめていきます。
オンライン申請方式
オンライン申請方式は、マイナポータルというサイトから行えます。
定額給付金の申請は世帯単位で行いますが、世帯主がマインバーカードを所持していれば、他の家族は持っていなくても大丈夫です。(通知カードは利用できません。)
その逆に、家族がマイナンバーを持っているものの、世帯主が所持していない場合や暗証番号を覚えていない場合などは手続きできないので注意してください。
【オンライン申請方式の流れ】
①マイナポータルにアクセスする
②住んでいる市区町村を選択する
③「特別定額給付金」の申請を選択する
④申請に必要な情報を入力していく
⑤振込先口座の確認書類をアップロードする
⑥マイナンバーカードをICカードリーダーで読み取る
⑦暗証番号を入力する
⑧申請完了画面・受付番号が表示される
マイナンバーカードを読み取るために、パソコンの場合はICカードリーダー、スマホの場合はマイナンバーカードの読み取りに対応している機種である必要があります。
正常に申請が完了すると「申請先に送信が完了しました。」というメッセージが画面に表示されます。
また、申請をすると登録したメールアドレスに自動返信メールが届くので、それも確認するようにしてください。
郵送申請方式
郵送申請方式は、各市区町村から届く申請書を返送する申請方式です。
自治体によって申請書の郵送状況が違うので、まだ届いていない場合には各市区町村の窓口に問い合わせてください。
定額給付金の支給対象は、基準日時点(令和2年4月27日)で住民基本台帳に記録されている人で、そのときに住民票のある市区町村より申請書が届きます。
受給手続きができる受給権者、はその人の所属する世帯の世帯主です。
またすでにオンライン申請をしている人は、書類を返送する必要はありません。
【郵送申請方式の流れ】
①申請書に必要事項を記入する
②振込先口座の確認書類、本人確認書類の写しを用意する
③同封されている封筒に入れて返送する
マイナンバーカードを持っていない人やインターネットが不得意な人は、郵送で手続きすると簡単でしょう。
ただオンライン申請とは違い、記入漏れなども起きやすく、申請書に同封する書類もあり注意が必要です。
申請書の書き方や送り方については後述するので、そちらを参考にしてください。
郵送による定額給付金の申請期限はいつ?
特別定額給付金の申請には期限があります。
ただし、その期限は市区町村によって異なるので注意してください。
定額給付金の申請期限は、申請先の自治体で郵送方式の申請受付を開始してから3ヶ月以内です。
この「郵送方式の申請受付を開始した日」というのが、自治体によって異なるため、申請期限も違うのです。
定額給付金の申請書を受け取っている方は、封筒の裏面や同封されている案内に記載されているので、そこで申請期限を確認しましょう。
定額給付金の申請書類の書き方と注意点
次に定額給付金の申請書の書き方、注意点について見ていきましょう。
返送するときに同封する書類についても説明していくので、あわせて確認してください。(※自治体によって申請書のフォーマットは異なります)
申請書に記入する項目
・申請日(記入日)
・記名+押印
・電話番号
・受取方法(口座を持っている人は「金融機関の口座がある」にチェック)
・口座情報(口座名義人・銀行名・支店名・口座番号・銀行コード・支店コードなど)
申請書には上記のような項目を記入していきます。
インターネットでいくつかの自治体の申請書を確認したのですが、市区町村によってフォーマットは異なるようです。
私は申請書を見ながら記入を進めたのですが、書き方が分かりにくい部分もいくつかありました。
申請書と一緒に記入例なども同封されているはずなので、それを見ながら記入すると確実でしょう。
上記は私の住んでいる自治体の場合の記入例です。
他の市区町村でも同様の案内が同封されていると思うので、記入ミスのないようにしっかりと確認しましょう。
そして、返送する前に必ず見直しをするようにしてください。
申請書に同封する書類
定額給付金の申請には、次の2つの書類の写しを同封する必要があります。
「同封するのを忘れて返送してしまった」という事例もあるようです。
振り込みが遅れる原因になるので、投函する前にしっかりと確認してください。
【申請書に同封する書類】
・振込先口座の書類
・本人確認書類
振込先口座の確認書類
振込先口座の確認書類とは、金融機関名、口座番号、口座名義人の3点を確認できるものの写しです。
例えば、通帳やキャッシュカードなどの写しを利用できます。
また、インターネットバンキングの画面の写しを提出することも可能です。
※ 水道料引落などに使用している受給権者名義の口座であれば不要な場合もあります。
本人確認書類(写し)
本人確認書類には次のようなものを利用できます。
【本人確認書類の例】
・マイナンバーカード
・運転免許証
・健康保険証
マイナンバーカードを持っている場合にはオンライン申請も可能ですが、郵送申請での本人確認書類としても利用できます。
いずれも有効期限内で、現住所の記載されているものを用意してください。
「申請を希望しない人」の誤チェックが多発しているので注意
定額給付金の申請書の記入で注意してほしいのが、給付を希望しない人向けの記入欄もあることです。
繰り返しになりますが、定額給付金は世帯単位で申請するので、世帯内に給付を希望しない人がいるなら、その人の分だけを受給しないこともできるようになっています。
しかし、「申請を希望しない」の欄に誤ってチェックを入れるケースが増えており、河野太郎外相もツイッターでこのように注意喚起をしています。
定額給付金の申請書の「希望しない」に勘違いでチェックをつける人が多いようです。
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 14, 2020
間違いないように気をつけましょう。
あまりないケースかもしれませんが、世帯の全員が申請を希望しない場合には、申請の手続きそのものをする必要はありません。
申請書でチェックを入れるのは「申請を希望しない人」
そのため、間違ってチェックしないようにしましょう。
画像が見にくくて申し訳ありませんが、以下のようにあらかじめ給付対象者が印刷されていて、その横にチェックを入れる蘭があります。
ただし、フォーマットは自治体によって若干異なり、市区町村によっては誤チェックを防ぐために、申請を希望しない人のチェック欄自体を設けていないケースもあるようです。
ただ、政府から提示された参考例に倣い「申請を希望しない人」のチェック欄を設けている自治体も多いようなので注意してください。
郵送で定額給付金の申請をするとどのくらいで振り込まれる?
特別定額給付金は申請をすれば、順次、銀行振込が開始されます。
自治体によって作業の進捗状況が異なりますが、郵送申請が開始される前にオンラインで申請していると早く受け取れる可能性が高いです。
私の住んでいる市区町村の場合、「申請から給付までは2週間程度」とされていました。
市区町村の公式ホームページなどを見ると、下記のように振込実施のスケジュールが記載されていると思います。
「郵送申請は◯月◯日から順次、振り込みをします。」
「◯月◯日までに受け付けられた申請については、△月△日までに振り込みを実施します。」など
振り込みまでの日数は市区町村によってかなり異なるようなので、詳しくは自治体のホームページなどで確認してください。
申請内容に不備がある場合、申請が殺到している場合などは振り込みにも時間を要するでしょう。
記入内容や同封する書類に不備がないかを確認して、早めに手続きをすることが重要です。
【まとめ】定額給付金は郵送申請の受付開始から3ヶ月以内に行おう!記入ミスが多いので注意
先立って行われていたオンライン申請に続いて、定額給付金の郵送申請も受付開始になりました。
この郵送申請の受付開始から3ヶ月以内が定額給付金の申請期限になるので、受給を希望する人は必ずこの期間内に手続きをしてください。
具体的な申請期限については、各市区町村によって異なります。
自治体のホームページ、自宅に届いた申請書を見れば住んでいる市区町村ごとの申請期限を確認可能です。
郵送申請では、申請書に必要事項を記入した上で、口座確認書類と本人確認書類の写しを同封して返送します。
申請書に同封されている案内には記入例や添付書類についての説明もあるので、それらを確認しながら手続きを進めていきましょう。
特に申請書の「申請を希望しない人」に間違ってチェックを入れてしまうケースも多く、記入内容の不備、誤った記入が疑われる場合には、電話で確認をした上で受付作業を進めているようです。
振込実施が遅くなるだけでなく、余計な負担もかけてしまうので、しっかりと記入内容や添付する書類を見直してから返送するようにしてください。
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