【三井住友銀行体験談】人生を仕切りなおすために…！

Tさん（東京都・25歳男性 ・システムエンジニア）の三井住友銀行 カードローン体験記

僕が大学を卒業してすぐ就職したところは、ブラック企業の資格がもしあったなら満点を取れるくらい劣悪な労働環境の会社でした。

ブラック企業の何が怖いって、当たり前の話ですが「ブラック企業です」とはまさか名乗ってないってところですよ。

採用条件をよく見れば分かるんじゃないかって？
読み返してみると、日本語ってこんなに人を騙せるのかって感心するくらい、ギリギリ嘘ではないってラインの文章なんですよね、まったく感心しますよ…。

あの会社ではサービス残業は序の口で、労働時間完全無視の長時間労働、問題が起こると責任のなすりつけあい、嘘を並び立てて無理やり契約を分捕ってくる営業、…ひどい状況でした。
…しかしこうあげていくと、よく会社として存続しているなあって思いますね。

働き出してから、みるみる内に神経がすり減っていき体重も激減していって、気が付けば何人かいた同期も僕ひとりになり、どことなく「こいつだけは逃さない」という身動きの取れない雰囲気を感じるようになりました。

とはいえ、ろくに眠れず、まともに食事も摂れなくなり、立ちくらみやめまいもしょっちゅう…、そんな様子を見て心配した友人や家族からも早く辞めないとやばいと再三言われるようになりまして。

なかば彼らに強制的に会社を休まされて、そのままなしくずしに退職しました。

給料がきちんと最後支払われたのかどうか…今でもわかりませんが、あのときぱっと縁が切れたおかげで今があると、それは確実に思うので、友人たちには感謝しています。

退職後、ひと月程度休んで転職活動を始めましたが、運よく第二新卒扱いで仕事を決めることができました。

その会社は給料こそ多くはありませんが、労働時間はちゃんとしていましたし、仕事も丁寧に教えてもらえて、この会社でやり直して頑張っていこうという気持ちに自然となれました。

ただひとつネックがあって、それは通勤時間のことでした。
転職先の会社は東京で、その当時に住んでいたのは埼玉。
通勤に片道だけで2時間掛かっていたんです。

毎日始発に近い時間の電車に乗り、少し残業すれば終電の電車も当たり前…、その状況だけ見ると、もちろん精神的なストレスは段違いとはいえ、睡眠時間が削られている状況に変わりはありません。

それで、転職先で続けていけそうだという自信も持てたので、もっと近いところへ引越しすることにしたんです。

探し始めた当初は都内の家賃の高さに心が折れそうになりましたが、なんとか、ほどほどに条件の良い部屋を見つけることができました。

ただ人気がある物件だとかで貸主が強気で、敷金礼金がやたら高く、賃貸料も二月分前払いを要求されたんです。

こころもとない貯蓄額と、引越しそのものの費用を考えたら、そのお金を支払うのはかなり厳しい状況でした。

けれど先延ばしにしたら、そうそう良い部屋が見つかるとも限らないし、今の状況を続けていると、また身体を壊してしまうかもしれない。
そうなると今の会社も辞めざるを得なくなり、その次、転職先は見つからないかもしれない…

そう考えると、僕の今後の人生のためにも、この機会を逃すわけにはいかない。
それで、お金を借りることを決意したんです。

どこから借りるかも悩んだのですが、最終的にはもともと口座を持っていてなじみのあった三井住友銀行のカードローンを利用することにしました。

消費者金融で初回利用30日間無利息、っていうサービスをやっているところも魅力的だったんですが、すぐには返せないし、返済回数を考えたらもともと低金利の銀行のほうが良いかなと僕は思ったんですね。

借りたのは、30万円としました。
このお金を使って、敷金などと引越し費用に充て、無事に引越しを済ませることができました。

それからは…もう毎日がぜんぜん楽になって。
眠れる時間をしっかり確保できるようになると、疲れて帰ってもエネルギーの回復がちゃんとできるんですね。

食欲も出てきて体重も増え、そうなるとしっかり力を入れて仕事をこなせるようになり、先輩や上司からも褒められることが多くなりました。

借金を背負いはしたものの、こうしたプラスの効果のほうが俄然大きいですから、借りて良かったと心から思ってますし、あのときの決断があって、僕の今があるといっても過言ではないです。

今回の経験で、苦しいとき、しんどいときには我慢ばかりじゃなく、逃げる、方向転換を図る、という手段もとらなくてはいけないな、と心底思いました。

僕も、誰かが苦しんでいたら、自分のできる範囲内で積極的に助けていくようにしたいですね。