スルガ銀行の新店舗が乱立?賠償問題でお金ないんじゃないの?
どうもしちさんです。
最近脱税やらで、世間の不祥事が絶えませんね。
そんな折にふと気づいたのですが、不祥事で今だに騒がれているスルガ銀行の支店が地元で建設中でした。
「あれ?そういえば最近も近くに1店舗できてたなぁ…。」
賠償問題でそんな余裕ないと思うのですが‥。
何か悪さでも企んでいるのかと気になり、しちさんは急遽調査を開始しました。
果たしてスルガ銀行は再び悪事に手を染めようとしているのか。
そんなスルガ銀行の現状を取り上げていきます。
そもそもスルガ銀行の不祥事とは?
スルガ銀行の名をここまで押し上げた発端となったのは、かぼちゃの馬車問題と言われる一件です。
かぼちゃの馬車と言われるとシンデレラが思い浮かびますが、そんな生易しいものではなく、寧ろ地獄への片道電車と言っても過言ではありません。
知らない人もいるかもしれないので、まずは、どういった内容なのか説明していきますね。
かぼちゃの馬車問題とは
事の発端は、スマートデイズ社が女性専用シェアハウスのビジネスモデルを展開した所から始まります。
何を隠そうこの女性専用シェアハウスの名前が「かぼちゃの馬車」だったのです。
この女性専用シェアハウス、実はサブリースの形態を取っていました。
不動産管理会社などが住宅を一括で借り上げ、それを転貸するといったものです。
住宅所有者は経営や管理などを全て任せられ、契約の間決まった金額が家賃収入として入ってくるといったシステム。
そのシェアハウスをスマートデイズ社がサブリースするために、土地代、建築代金を持ってくれる購入者を必要としていました。
そのため不動産投資として、長期の家賃保証に加えて月に数万円程度の利益が出るというメリットを掲げ、個人投資家などに持ちかけ土地や建物を購入させます。
そうして、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」が展開していくのです。
投資先として惹かれ、オーナーとなった多くの人が銀行から多額の融資を受けていました。
賃貸収入を保証されていたので、返せると踏んだのでしょう。
その融資元の多くが、何を隠そうスルガ銀行だったのです。
しかし、スルガ銀行がシェアハウス購入の融資を締め切ったことで状況は変わります。
それにより、スマートデイズ社の新規のシェアハウス販売が悪化し、物件購入者に対する賃借料の支払いが滞り始め、その後に完全にストップ。
更に、シェアハウスの借り手も伸び悩み、遂には運営元のスマートデイズは経営破綻。
オーナーとなった投資家達は1棟あたり数千万から数億円の割高な価格で物件を購入しており、それにより巨額の借金を抱える羽目になったのです。
とはいえこれならただの投資失敗話で済みそうですが、ここから問題が出てきます。
本来であれば、数千万から数億の融資を受けれないはずの人達が融資を受けれていたという事実が浮上。
実は、スルガ銀行が融資を受けれない人の年収や貯蓄額を不正に改ざんし、融資審査に通りやすくしていたのです。
このかぼちゃの馬車問題をきっかけに、スルガ銀行から様々な不正や悪事が浮かびあがってきます。
新たに発覚したデート商法
最近では新たにデート商法にも関与していたことが発覚しましたね。
では、実際に何を行っていたのか。
婚活サイトに登録した女性とサイト内知り合い、投資話を持ち掛けます。
その際に投資資金として個人向け融資の斡旋。
その時紹介されたのが、スルガ銀行員だったのです。
スルガ銀行員ということで安心してしまった女性はそのまま契約。
しかし不審に感じた始めた女性が提訴したことで今回の事件が発覚したのです。
この時にも契約書などの書類に改ざんといった不正を行い、融資審査に通していました。
更に驚くべきはかぼちゃの馬車問題が発覚した2週間後に契約を結んでいたのです。
全く懲りていなかったんですね…。
スルガ銀行の不祥事を一部紹介しましたが、公正なものとして見られる銀行がこんなことをしてしまったら、一体何を信じればいいんでしょうか…。
余談ですが、銀行と言えば、Jinさんが書いた情報銀行のコラムがとても興味深い内容です。これから個人情報の取り扱われ方に変化が起きようとしていますね。
本当にスルガ銀行は店舗を増やしてるのか?
では今回の本題として、まずスルガ銀行は店舗を増やしているのか確認していきます。
2016年の10月31日の段階では、営業店舗は121店舗でした。
そして現在の店舗数は121店舗。
増えてない‥だと!?
改めてスルガ銀行の公式HPを見返していた際に見つけたのは、リニューアルオープンの文字。
しちさんの勘違いだった模様で、支店の数は増えていませんでした。
とはいえ、リニューアルと簡単に片付けてしまってもいいのだろうか?
そこで実際に何店舗リニューアルしたのか確認してみました。
問題が発覚する前年の2017年を基準に見ていきましょう。
・2017年
10月27日 | 横浜弥生台支店 |
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6月29日 | 御殿場西支店 |
2月23日 | 浜見平支店 |
・2018年
3月2日 | 浜松追分支店 |
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11月1日 | 徳倉支店 |
12月3日 | 横須賀武山支店 |
・2019年
1月28日 | 裾野支店 |
---|---|
4月予定 | 三浦海岸支店 |
となっています。
2019年はまだ終わっていないのであと何店舗リニューアルするか分かりませんが、2017年、2018年の流れから見ると残り1店舗が妥当でしょうか。
あまり不自然な点は感じられませんが、自然すぎて逆に怪しい気も…。
スルガ銀行のみだと不自然な点を感じられないため、地銀トップの横浜銀行を参考にリニューアル数を比較して判断しましょう。
横浜銀行
2016年9月の時点で横浜銀行の店舗数は206店舗、そして現在は207店舗と増えたのは1店舗のみ。
うーん…これだけだとよくわかりませんね。
一体いくつの店舗をリニューアルしたのかも調べてみましょう。
・2017年
3月6日 | 箱根湯本支店 |
---|---|
2月6日 | 相武台北支店 |
11月20日 | 二又川支店 |
・2018年
1月22日 | 東林間支店 |
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4月23日 | 柿生支店 |
3月5日 | 南部市場支店 |
10月12日 | 藤が丘支店 |
11月19日 | 新子安支店 |
12月17日 | 竹山支店 |
・2019年
2月25日 | 花水台支店 |
---|---|
3月11日 | みなとみらい支店 |
5月27日予定 | 高崎支店 |
※別店舗内に移転したものも含めています。
あれ?逆に横浜銀行の方が怪しくなったぞ…。
懐が厳しいはずのスルガ銀行は何故リニューアルを続けるのか
他の地方銀行と比べてもスルガ銀行がリニューアルを行っている頻度におかしな点ははなさそうです。
しかし、スルガ銀行は今厳しい懐事情が状況のはず。
それなのに何故、リニューアルを続けているのでしょうか。
しちさんなりに考えられる点を挙げていきます。
単純な改装
そもそも日本と言えば地震が多い国です。
そのため古くなった建物の耐震強化として
- 改装
- リニューアルオープン
といった流れは自然ではないでしょうか。
悪いイメージの一掃
その他に考えれる理由として、店内の雰囲気を変えることで悪いイメージの軽減といった狙いも考えられます。
新しくできたお店に入ったりすると、店内が綺麗で気分が良くなりませんか?
人間は体験したことの方が記憶に残りやすいものです。
例えば、
- 悪い話を聞いていたけど、実際に行ってみたら店内が綺麗で対応も良かった。
- 悪いイメージから良いイメージへ切り替わる。
- 実体験として記憶に残っているため、良いイメージとして固定されやすい。
そういった観点からも悪いイメージの払拭や軽減を狙い、手を緩めずにリニューアルを続けているのかもしれませんね。
まとめ
さて、以上のことからしちさんなりにスルガ銀行のことを調べたところ、店舗は乱立していませんが、リニューアルといった改装は毎年行われているといった結果になりました。
そうなると考えられるのは、古くなった店舗の建替が濃厚でしょう。
確かにこれだけの不祥事続きで建物の老朽化よる倒壊でも起きたら、更なるイメージダウンにもなるかもしれません。
いつ起こるかわからない問題も徹底的に無くすために、賠償問題の中でも建替を続けているのでしょう。
それにはお客さんに安心して利用してもらえるようにとった配慮も含まれていると思います。
その点は見習わなければなりません。
営業や上層部が不祥事を働いてもスルガ銀行にお金を預けている人は大勢います。
そのようなお客様のためにリニューアルの手は緩めないというところに少しスルガ銀行を見直したしちさんなのでした。
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
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