カードローンはどんな人が使っている?利用者の数や利用目的、ユーザー層を徹底解説!
カードローンとは、文字通りカードを用いてATMなどで利用するローンのことです。
お金を借りるということが一昔前に比べて一般的になってきたのは、便利に利用できるカードローンの普及が大きく影響しています。
とは言っても、カードローンを利用しているなんて話はあまり大きな声で言えないし、人にも聞けないものです。
実際にどれだけの人がカードローンを使っているのか?どんな目的で利用しているのか?
みんなのカードローン事情が気になってしまいますね。
最近では、ネットバンキングやスマホアプリなどカードレスでも利用できるものも増えましたが、銀行や消費者金融が行う融資限度額が設定されたローンの総称と捉え、カードローン利用の現状について迫ってみましょう。
キャッシングをするなら大手消費者金融がおススメ!
プロミス
※最短3分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
アイフル
※最短18分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
SMBCモビット
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
カードローンの利用者はどれくらいいる?
カードローンを利用している実人数は、正確にはわかりません。
実際の利用者の測定はされていませんが、金融庁や信用情報機関、銀行や消費者金融各社などが様々な形で利用者の実態調査を実施しています。
調査対象の範囲や人数などで若干の偏りもありますが、それらのデータを見れば大体の傾向がわかるでしょう。
金融庁が委託調査で実施している「貸金業利用者に関する調査・研究」で、20~70代の男女をランダムに調査した結果を見てみると、3年以内借入経験者は全体の10%だという結果が出ています。
およそ10人に1人は借り入れの経験があるという結果ですが、この調査での借り入れの定義は、消費者金融、商工ローン、手形割引業者からの借り入れと、クレジットカード会社のキャッシング・ローンの利用をさします。
ということは、銀行カードローンの利用者も含めるともっと多い割合ということになりますね。
ざっくり10%といってもピンとこないため、カードローン利用者についてもう少し詳しくみていきましょう。
消費者金融に関しては、JICCが利用者数のデータを公表しています。
JICCは最大手の信用情報機関なので、信憑性のある数値といえるでしょう。
利用中の |
利用者数 |
借入残高 |
借入残高 |
---|---|---|---|
1件 | 726.5万人 | 56.0万円 | 56.0万円 |
2件 | 239.3万人 | 89.5万円 | 44.8万円 |
3件 | 87.1万人 | 115.6万円 | 38.5万円 |
4件 | 27.0万人 | 148.7万円 | 37.2万円 |
5件以上 | 9.6万人 | 232.5万円 | 42.9万円 |
合計 | 1,089.7万人 | 72.0万円 | 48.2万円 |
(2018年10月末現在)
消費者金融の利用者は約1090万人、その内複数社からの借り入れがある人が363万人と、3割以上を占めているのがわかりますね。
貸金業者利用者の男女比率や年代については、日本貸金業協会が公表している「貸金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」をみてみましょう。
●男女比率
男性:63.7% | 女性:36.3% |
●年代別利用比率
年代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
~29歳 | 10.0% | 5.0% |
30~39歳 | 13.1% | 6.5% |
40~49歳 | 16.2% | 9.3% |
50~59歳 | 13.1% | 7.6% |
60~69歳 | 7.8% | 4.8% |
70歳~ | 3.4% | 3.1% |
男性利用者の方が女性に比べて1.7倍以上も多いのがわかります。
しかし、それは男性の方がお金にルーズという安易な結論ではないでしょう。
一つの要因としては、収入の差が考えられます。
職種にもよりますが、男女間の収入は20代まではそこまで差はありません。
しかし、30代以降になると女性の収入に比べて男性の収入はどんどん増加する傾向にあります。
収入が多いのになぜお金を借りるの?と疑問に思うかもしれませんが、安定した収入があるということは審査に通りやすいのです。
そして、返済の当てがあるからこそ気軽に利用できる、という点から男性利用者が多いとも考えられます。
年代別を見てもわかるとおり、40~49歳という働き盛りの世代の利用が多いということも説の裏付けになるのではないでしょうか?
女性は、結婚後には生活スタイルが変わる人が多いものです。
専業主婦になれば収入は無くなり、仕事を続けたとしても妊娠・出産などで休暇や退職、育児中は時短勤務などになる可能性も高まりカードローンを利用しづらい状況になる場合が多いといえますね。
これらのデータから考えるとカードローンは今では誰もが利用する一般的なもの、そしてお金が無い人が借りるのではなく、返せる当てのある人が継続的に利用している、ということになるのではないでしょうか?
つまり、カードローンは身近に生活をしている普通の人が利用しているのです。
みんなのカードローンの利用目的や借入額は?
カードローンで借りたお金って、何に一番多く使われているのか気になりますね。
「貸金業利用者に関する調査・研究」では、下記のような調査結果が出ています。
- 生活費(光熱費を含む)不足を補うため・・・45.0%
- 欲しいものがあったが手元のお金が足りなかったため・・・22.5%
- クレジットカードの支払い不足分を補うため・・・20.5%
- 遊ぶためのお金が足りなかったため・・・18.1%
- 他の貸金業者への返済資金不足の補てん・・・9.4%
- ギャンブルの元手がなくなったため・・・8.7%
- 冠婚葬祭費の支払いのため・・・7.8%
- 医療費の支払いのため・・・7.0%
- 住宅ローン支払い資金の不足の補てん・・・5.4%
- その他・・・4.8%
他の機関で行われた同様の調査でも、やはり1位は生活費の補てんが多いようです。
借金といえば、パチンコなど賭け事に使ってしまうイメージもありますが、どの調査でもギャンブルの元手としてカードローンを利用している人は全体の10%に満たない結果となっています。
生活費の補填というのは堅実にも見えますが、若い世代で年収が低いほど生活費のために借りる傾向があり、低収入化などの切迫した背景も見え隠れしますね。
次に、カードローンで借りる金額はどれくらいが一番多いのかを「銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告」で報告されている数値でみていきましょう。
借入額 | 銀行カードローン | 貸金業者 |
---|---|---|
1~10万円以下 | 15.2% | 30.6% |
11~30万円以下 | 15.9% | 20.2% |
31~50万以下 | 13.6% | 16.6% |
51~100万以下 | 15.4% | 18.1% |
101~200万以下 | 16.2% | 8.7% |
201~300万以下 | 10.6% | 3.0% |
301~400万以下 | 4.5% | 1.3% |
401~500万以下 | 2.8% | 0.2% |
501万以上 | 5.9% | 1.2% |
銀行カードローンでは101~200万円の借り入れる人が一番多いようですが、表を見てみるとわかるように200万円まではどの金額帯の割合も大差はなく、万遍なく借り入れがある印象です。
しかし、貸金業者は一番多い1~10万円以下と次に多い11~30万円以下に集中している印象で、30万以下の借り入れが全体の半数以上を占めています。
貸金業者、といえば消費者金融やクレジットカード会社ですが、やはりちょっと足りないというピンチの時に手早く借りる、という利用をしている人が多いのかもしれません。
銀行カードローンでは、500万円を超える利用が全体で6%近くあり高額融資ならやはり銀行を利用する人が多いようですね。
属性やニーズによって選ぶべきカードローン
2014年頃からは、消費者金融よりも銀行カードローンの方が貸付残高が多くなっています。
これは、消費者金融に適用される「貸金業法」の影響が大きく、総量規制など貸付の基準が厳しくなったことが要因で利用者が銀行カードローンに流れたと考えられます。
しかし、2018年1月からは銀行カードローンの審査システムの改新により即日融資が不可となったため、利用者もカードローンを選ぶ時には何を重視すべきか慎重に考えないといけなくなりました。
属性や必要性によって選ぶべきカードローンについて考えてみましょう。
まずは下記のデータをご覧ください。
カードローンの職業別利用者ベスト5
・銀行カードローン
- 会社員・・・60.2%
- 自営業・・・10.0%
- 公務員・・・8.7%
- パート・アルバイト・・・6.4%
- 経営者・役員・・・4.5%
・貸金業者
- 会社員・・・54.6%
- パート・アルバイト・・・12.6%
- 自営業・・・8.4%
- 無職・・・5.4%
- 公務員・・・4.2%
「銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告」より
銀行カードローン、貸金業者、共に1位は会社員で半数を超えています。
しかし、2位以降は大きく違っていますね。
銀行カードローンで5位のパート・アルバイトは貸金業者ではほぼ倍の割合で2位となっており、貸金業者で4位に入っている無職は銀行カードローンではランク外です。
そもそも、銀行カードローンでも消費者金融でも無職では原則借りることはできません。
カードローンの審査では、安定した収入というのは絶対の条件ですので、銀行カードローンの順位はそれを反映した形になっています。
貸金業者に関しては、順位をみるかぎり審査においてケースバイケースがあるのかもしれません。
【銀行カードローンがおすすめな人】
- 安定した職業と収入がある
- 高額融資を希望している
- 低金利にこだわる
- 専業主婦
高額の融資を希望するなら、総量規制対象外の銀行カードローンを選ぶべきです。
金利も低いので、高額を長期で返済するなら消費者金融に比べて返済の負担も少ないでしょう。
また、銀行によっては専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば借りることも可能です。
【消費者金融がおすすめな人】
- 属性に不安がある(職業や収入)
- 即日融資を希望している
- 利便性を重視
- 無利息で借りたい
パートやアルバイトなどの非正規の職に就いている人でも、安定した収入があれば銀行カードローンでも大丈夫ですが、確実に借りるなら消費者金融を選んだ方がいいでしょう。
また、消費者金融は即日融資も可能なので急いでいる人でも安心です。
コンビニATMをはじめ、提携ATMの多さや自動契約機の設置など契約後の利便性の高さも魅力です。
無利息サービスも、消費者金融なら充実しているので条件によっては完全に利息ゼロで借りられることもあります。
カードローンの利用者も目的も様々!自分にあった一枚をを見つけよう
カードローンは誰もが利用する身近な存在になっています。
消費者金融は、最盛期の勢いは無くとも今では適正な金利とクリーンさを保ち、利便性にも磨きがかかっていますね。
銀行カードローンも、低金利と安心感だけでなくサービス面がどんどん進化しています。
利用者のデータを紐解くと、カードローンは一部の事情を持った人にではなく、様々な人達のニーズに応えていることがわかります。
「今月ちょっとだけ借りたい」から「目標に向けて自分に投資したい」という願いまで、自分の目的にあったカードローンを見つけてみましょう!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
ツイート