SMBCモビットを解約する方法|完全に退会する前に確認しておくべきこととは?
SMBCモビットから借りたお金を全額返した後には、解約を考える人も多いでしょう。
カードローンは限度額の範囲で自由に借り入れができるため、完済しても自動的に解約とはならず、自分自身で退会の手続きをしないといけません。
カードローンには契約期間が定められていることも多いですが、契約は自動更新が基本です。
そのため、もうSMBCモビットのカードローンを利用しないという人は解約の手続きを行なってください。
この記事では、SMBCモビットの解約方法について説明をしていきます。
また、記事の後半では、SMBCモビットの解約前のチェック事項もいくつか紹介しています。
場合によってはすぐの解約ができないケースがあったり、解約によってデメリットが生じるケースがあったりするのでよく確認してください。
まずは、SMBCモビットを解約する方法について見ていきましょう。
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SMBCモビットを解約する方法
SMBCモビットを解約する手順は次の通りです。
【SMBCモビットの解約手順】
- モビットコールセンターに電話連絡する
- 約書類の郵送
- ローンカードの破棄
人によって流れや手続き内容が多少変わることもありますが、いずれの場合でもモビットコールセンターへの連絡が必要です。
それぞれの手順についてもう少し詳しく説明していきます。
ネットやメール、来店での解約はできません。
必ずモビットコールセンターへの電話が必要になります。
コールセンターの営業時間は9:00~18:00までなので、平日の仕事終わりでも、土日・祝日でも連絡が可能です。
電話をするときは会員であることの確認が取れるローンカードなどを手元に準備しておくとスムーズでしょう。
コールセンターへ繋がったら解約したい旨を申し出ます。
そうすれば、解約までの流れを案内してくれるので、指示に従ってください。
書面で契約を交わしている場合などは、契約書類などが自宅宛に郵送されます。
書類が郵送される場合には自宅に届くまで1週間程度かかるでしょう。
契約方法などによっては郵送物がなく電話だけで解約が完了する場合もあります。
ケースバイケースなので、解約までの流れで分からない点があるときは、電話をしたときによく確認しておいてください。
SMBCモビットのローンカード「モビットカード」を持っている人は、解約した後で利用できないように破棄しましょう。
契約上、ローンカードは消費者金融側に所有権がありますが、返却は不要なので破棄しても構いません。
金融機関側で解約手続きを完了した時点で借り入れなどに使うことはできませんが、ローンカードには個人情報が詰まっています。
クレジットカードと同じように、細かく裁断してゴミとして捨ててください。
SMBCモビットの契約は5年ごとの自動更新
冒頭でも説明しましたが、SMBCモビットも自動的に契約が更新される仕組みになっています。
契約期間は5年で、契約終了予定日の30日前までに解約の申し出をしなければ自動的に契約が更新されるのです。
ただ、カードローンは年会費などがかからないため、契約が更新されてもデメリットがあるわけではありません。
また、契約が更新された後でも先ほど説明した手順で解約の手続きができます。
そのため、契約期間について考える必要はないでしょう。
一定期間利用がないときは解約されることもある
次の2つの条件を満たしている場合、SMBCモビットの判断で解約の手続きを取ることもあるようです。
- 借入残高がないこと
- 完済日から1年間以上、追加借入をしていないこと
これは一般的にいう強制解約とは異なります。
長期延滞や規約違反をして解約されるのとは事情が違うので、信用情報に悪影響もありません。
また、上記の2つの条件を満たすと絶対解約されるわけでもないです。
ただ「利用がないと解約されることもある」くらいに覚えておきましょう。
信用情報に影響が出るとどうなるの?詳しく知りたい方はこちら
必要に応じて解約証明書の発行も依頼しよう
住宅ローンやおまとめローンを組むときには、他社からの借り入れがないこと、解約済みであることを証明する書類の提出が求められることもあります。
もしそれらのローンへの申し込みのためにSMBCモビットを解約したいと考えているなら、解約と一緒に証明書類の発行手続きもしてください。
【解約前後に発行できる証明書類】
- 解約証明書
- 残高証明書
おまとめローンについて詳しくはこちら
解約証明書を発行する方法
解約証明書とはSMBCモビットとの契約が終了したことを証明する書類です。
別の金融機関でローンを組むときに、この書類の提出を求められるケースがあります。
解約証明書が欲しい場合、解約のためにモビットコールセンターに電話をしたときに発行を依頼しましょう。
自宅宛に郵送してくれるか、もしくは、発行手順を案内してくれます。
また、自身で発行手続きが必要なときはSMBCモビットの会員サイト「Myモビ」を利用することになります。
パソコン版の「Myモビ」にログインすると、「取引履歴・残高証明書・契約終了のお知らせ」のメニュー内の「契約終了のお知らせ」を選択することで証明書の発行が可能です。
「Myモビ」からの手続きは解約をした翌日から60日間なので、すぐに発行しましょう。
Myモビにログインしてできることはこちらで解説!
残高証明書を発行する方法
解約証明書については解約後にしか発行できませんが、借り入れがないことだけ証明できれば良いという方は残高証明書の利用もできます。
現在の借入残高を証明する書類なので、解約をしなくても発行が可能です。
残高証明書の発行は、解約証明書と同じように「Myモビ」から手続きができます。
「取引履歴・残高証明書・契約終了のお知らせ」のメニュー内で「残高証明書」を選び、発行の手続きをしてください。
SMBCモビットを退会する前のチェック事項
SMBCモビットを解約する方法、流れを説明してきました。
ここからはSMBCモビットを解約する前に知っておきたいチェック事項をいくつか紹介していきます。
【解約前のチェック事項】
- 完済していないと解約できない
- 借入残高が0円なら利息は発生しない
- 解約してもしばらくは信用情報機関に記録が残る
完済していないと解約できない
SMBCモビットとの契約を終了させるには完済していることが必須です。
そのため、退会するためにコールセンターへ連絡しても、借入残高があれば先に一括返済(全額返済)しなくてはいけません。
まだ借入残高があるという方は「Myモビ」にログインして「一括返済シミュレーション」を利用してください。
全額を清算する予定日から、完済に必要な金額を計算してくれます。
カードローンの利息は日割りで加算されるため、1日でも予定日を前後させると金額が変わるので注意しましょう。
一括返済するときは提携ATMから入金する、銀行振込をするなどの方法がありますが、返済でかかるATM手数料、振込手数料については利用者負担です。
つまり、完済のためには「残りの元金」+「完済日までの利息」+「返済にかかる手数料」の支払いが必要になります。
できるだけ手数料のかからない返済方法を選択した方が負担は小さくなるのです。
また、返済方法によっては完済に必要な金額よりも、入金額の方が大きくなるケースもあります。
SMBCモビットではそのようなお金のことを「仮受金」と言い、後で返金を受けることが可能です。
「Myモビ」の「Myモビメッセージ」に通知が来るはずなので、確認の上、返金を受けましょう。
SMBCモビットの上手な返済方法についてはこちら
借入残高が0円なら利息は発生しない
カードローンの契約を残しておくとデメリットがあると思って解約したいと考える人もいますが、借入残高が0円であれば利息は発生しません。
クレジットカードとは違い、SMBCモビットとの契約には年会費もかからないため、解約しなくても金銭的なデメリットはないです。
後ほど、SMBCモビットを解約するデメリットについては詳しく説明しますが、住宅ローンや自動車ローン、おまとめローンなどの利用予定がなければ契約を続けても良いと思います。
解約してもしばらくは信用情報機関に記録が残る
SMBCモビットに限らずカードローンの利用は信用情報機関に登録されます。
「信用情報」と聞くと怖いイメージを持つかもしれませんが、延滞などがなければ過度に心配する必要はありません。
むしろ、ローンを組むときには、借り入れを滞りなく返済した実績がある方が有利とも言われているのです。
ただし、信用情報は解約しても、すぐに登録が削除されるわけではないことを覚えておいてください。
契約があったことは、解約をしてから5年間は記録が残ります。
また、延滞などローン審査で不利になる情報も同様で、解約してもしばらくは延滞歴が信用情報に残ってしまうのです。
審査に通らないと思ったら信用情報を確認しよう!
SMBCモビットを解約するメリット
SMBCモビットの契約を続けようか、終了しようか迷っているという人もいるでしょう。
もし、次に該当するなら、SMBCモビットを解約することにメリットがあります。
ローン審査への影響をなくしたい
カードローンは目的型ローンとは異なり、追加借入ができます。
今の借入残高は0円でも、契約が続いている以上、いつでも好きなタイミングでお金を借りることが可能です。
そのため、たとえ借入残高が0円だったとしても、ローン審査で返済能力を判断されるときには契約そのものがマイナス材料と見なされます。
SMBCモビットの限度額が少額であったり、新規で契約したいローンが少額であったりすれば大きな影響はないでしょうが、念の為、注意してください。
特に、住宅ローンや自動車ローンは消費者金融のカードローンよりもずっと低金利なので、できるだけ満額での融資を受けられた方が得です。
利息の負担を減らすためにも解約の手続きを取り、より低金利なローンを希望通りに契約できるようにしましょう。
解約しても信用情報には一定期間残りますが、ローン審査への影響はなくなります。
マイカーローンを検討されている方はこちらが参考になります!
カードローンに頼らずに生活をしたい
カードローンには次のようなメリットがあります。
- 資金使途が原則自由であること
- 追加借入ができること
- 近くのATMからいつでも借り入れができること
利便性が高い反面、便利すぎてついつい借り入れを増やしてしまうという人もいるでしょう。
契約が続いているといつでもお金を借りられてしまうので、解約して気軽に借り入れができない状態にするということも大切です。
カードローンに頼ってしまうことが多いという方は、完済したら解約も考えた方が良いでしょう。
SMBCモビットを解約するデメリット
最後に、SMBCモビットを解約するデメリットについても紹介していきます。
本当に解約しても大丈夫なのかを考えていきましょう。
また契約したいときは再審査が必須
SMBCモビットを解約してしまうと、また利用したいときには一から申し込みが必要です。
もちろん、審査もあるので、もしかしたら否決されて契約ができないという可能性もあります。
前回の契約時に、短期間の延滞があった場合、消費者金融側は積極的に再契約したいとは思わないでしょう。
以前、契約していたからといって審査で優遇されるということもないので、そのことを覚悟してください。
また、必要書類の提出も必要ですし、在籍確認も再度行われます。
再契約の時に備えて!脳一度審査事項を確認しておこう!
解約後、短期間での再契約は難しい
気が変わり、解約した直後に再申し込みをした場合、審査通過が難しいケースもあります。
短期間での申し込み、解約はいたずらや、不正使用を疑われる可能性があるのです。
また、カードローンの申し込みや解約についても信用情報に記録されます。
そのため、解約直後に申し込みをしているということは、他の金融機関も信用情報機関に照会をすれば分かることです。
利用者の個別の事情については分からないため、金融機関側は「何か特別な事情があったのではないか」と疑うかもしれません。
信用情報に傷がつくわけではないですが、本当にしばらく借り入れする必要はないのかを確認してから、SMBCモビットの解約手続きをしましょう。
SMBCモビットの解約はコールセンターに連絡を!解約証明書の発行も依頼可能
SMBCモビットは完済済みで借入残高が0円なら、コールセンターへの電話連絡で解約手続きができます。
手続き自体に面倒なことはないので、カードローンが不要という方は手続きをしてください。
また、解約証明書などが必要という方は、解約を申し出るときにあわせてオペレーターさんに確認しても良いですし、会員サイト「Myモビ」からの発行手続きも可能です。
カードローンは借入残高がなければ利息は発生しませんが、ローン審査への影響をなくしたい、お金を借りる必要がなくなったというときは電話で解約したい旨を伝えましょう。
SMBCモビットの審査の流れやメリット・デメリットについてはこちら!
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※ 原則電話による在籍確認なし
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※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
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※Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
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※30日間無利息、60日間無利息(Webでの申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。
※無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。
※無利息期間経過後は通常金利適用。
※Webで最短25分融資も可能ですが、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
※また一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
貸付条件
融資限度額 :1万円~500万円
貸付利率(実質年率): 4.5%~18.0%
※貸付利率は契約額およびご利用残高に応じて異なります。
申込資格 :満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
遅延損害金(年率): 20.0%
返済方式 :残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式返済期間・回数 : 最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は借入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類 :運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人: 不要
商号・名称:(新生フィナンシャル株式会社)
貸金業者の登録番号:(関東財務局長(10) 第01024号)日本貸金業協会会員第000003号
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