SMBCモビットをおまとめローンで使うのは可能?総量規制の関係でメリットはなし!
借り入れ件数が3件や4件にもなると、おまとめローンで一本化したくなりますよね。
でもSMBCモビットをおまとめローンとして使うのはちょっと無理があります!メリットもほとんどありませんし、審査にもなかなか通りません。
おまとめローンで一本化するならSMBCモビットではない他社を利用すべきです。
インターネット上で「SMBCモビットでおまとめローン」ができるかのような情報が散見されますが、そもそもSMBCモビットにはおまとめ専用ローンがありません。
ご自身にメリットが少ない誤った情報に惑わされ誘導されないよう、注意しましょう。
もっと知りたい!おまとめローンについて詳しく知りたい方はコチラ
SMBCモビットにはおまとめ専用ローンがない!
SMBCモビットにはおまとめ専用ローンがないため、他社の借り入れを一本化するのは難しいです。
通常のカードローンには「総量規制」という貸金業法で定められたルールが適用され、借り入れ額が厳しく制限されるからです。
総量規制とは、年収の3分の1以上の貸し出しを禁じる法律上のルールです。
年収300万円の人は、その3分の1の100万円までしか借りることができません。
消費者金融カードローンであるSMBCモビットのカードローンは総量規制の対象となっています。
SMBCモビットのカードローンは総量規制の対象となりますが、アコム、プロミス、アイフルなどの大手消費者金融は総量規制対象外となるおまとめ専用のカードローンを用意しています。(こちらは次項にて解説しています。)
総量規制の対象
- 消費者金融のカードローン(SMBCモビット、アコム、プロミス、アイフルなど)
- クレジットカード会社のカードローン
総量規制の対象外
- 消費者金融のおまとめ専用カードローン(アコム、プロミス、アイフルなど)
- 銀行カードローン
- 信用金庫、信用組合、労働金庫などのカードローン
総量規制について詳しく!コチラをご参考に
総量規制のせいでおまとめローンが難しくなる理由
例えば年収300万円の人が、100万円の他社借り入れをSMBCモビットでおまとめしようとしているとします。
他社借り入れ100万円をSMBCモビットで借り換えるには、まずSMBCモビットから100万円を借りなければいけません。
これは100%確実に審査に通りません。なぜなら総量規制に引っかかるからです。
年収300万円の人が消費者金融で借りられるのは100万円までになります。
一時的とはいえ元の借入100万円に加えSMBCモビットからの100万円、計200万円の借入になってしまうため、総量規制に引っかかってしまい自動的に審査に落ちてしまうのです。
SMBCモビットをおまとめローンとして使うのは非常に難しいといわざるをえません。
SMBCモビットをおまとめローンとして使う唯一のメリット
SMBCモビットで100万円以上を一本化できればメリットにはなるかもしれません。利息制限法により100万円以上の借入の場合は「金利を15.0%以下」にしなければいけない決まりになっています。
もし他社借り入れ額が100万円以上の人がSMBCモビットをおまとめローンとして使えれば、必ず金利は15.0%以下になるのです。
ただしその場合は総量規制があるために、他社借入額100万円を一本化するなら年収は600万円以上必要となります。
そのぐらいの年収帯の人であれば、銀行カードローンなどで借り換えたほうが簡単に金利は下げられます。
結局、SMBCモビットをおまとめローンとして使うのは難易度が高い&メリットがほとんどないというわけなのです。
他社にはおまとめ専用のローン商品がある!
無理してSMBCモビットをおまとめローンとして使わなくても、もっと一本化に向いているローン商品はいくらでもあります。
おまとめ専用ローンのメリット
実はおまとめ専用ローンの場合は、消費者金融のサービスでも総量規制の対象外となります。
つまり年収300万円の人でも、消費者金融のおまとめ専用ローンであれば100万円以上を借りることが可能なのです。
消費者金融大手の専用おまとめローンを紹介
大手消費者金融には以下のような専用のおまとめローンがあり、他社の借り入れをまとめるのに適しています。
アコム | プロミス | アイフル | |
---|---|---|---|
おまとめローン名 | 貸金業法に基づく借換え専用ローン | おまとめローン | おまとめMAX/かりかえMAX(貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン) |
金利 | 7.7%~18.0% | 6.3%~17.8% | 3.0%~17.5% |
限度額 | 300万円 | 300万円 | 800万円 |
総量規制 | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボはおまとめ可能? | × | × | ○ |
アコムやプロミスなどのおまとめ専用ローンは、借りる前よりも金利が確実に下がるというメリットがあります。
例えばアコムではおまとめ前よりも1%程度金利を下げて一本化してくれます。18.0%で他社から借りていたら、アコムのおまとめローンでは17.0%以下になるのです。
アイフルのおまとめ専用ローンの場合、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボなど、貸金業者以外からの借り入れでもおまとめローンで一本化することができます。
「おまとめMAX」は現在アイフルをすでに利用中の人向け、「かりかえMAX」は新規で申し込む人向けの専用おまとめローンとなっています。
大手3社の中ではアイフルのおまとめローンが一番使い勝手がいいかもしれません。
SMBCモビットをおまとめローンとして使うよりも、メリットの大きい他の消費者金融大手の借り換え専用商品を使うようにしましょう。
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銀行カードローンをおまとめローンとして使う
普通の銀行カードローンをおまとめローンとして使うという手もあります。
銀行カードローンの上限金利は14%台なので、もし審査に通れば消費者金融の借り入れよりもほぼ確実に低金利になります。
銀行は総量規制の対象外となっており、年収の3分の1以上を借りることが可能ですので、SMBCモビットをおまとめローンとして使うよりはるかに使いやすいでしょう。
ただし2019年現在は、銀行カードローンも年収の3分の1以上を貸し出さないように自主規制をしています。
おまとめ目的の借入を不可とする銀行カードローンがほとんどになった今、横浜銀行カードローンはおまとめ目的での借り入れを歓迎する数少ない銀行カードローンです。
ただし、申込できる方は横浜銀行の営業エリア内となるため関東地方の一部地域に在勤在住の方のみとなります。※指定地域外での申し込みが審査に通ることはありませんので注意が必要です。
申し込み可能エリア
- 東京都全域
- 神奈川県全域
- 群馬県一部地域(前橋市、高崎市、桐生市)
東京都全域・神奈川県全域・群馬県前橋市、高崎市、桐生市に、在勤在住であれば是非とも借入先の候補にしたいのが横浜銀行カードローン。
地域限定ですが借入返済できる自社&提携ATMが14,000台(※2023年3月末現在)と使い勝手がとても良いのが特長です。
おまとめローン目的での申し込みがOKなのも大きく、ローンを一本化したい方には貴重な存在。
横浜銀行の口座がなくても申し込み可能です。(※審査後、契約までに口座開設すればOK)
※横浜銀行カードローンの詳細はこちら>>
実質年率 | 年1.5~14.6%(変動金利) | 借入限度額 | 10万円~1,000万円(10万円単位) |
---|---|---|---|
審査時間 | 最短即日 | おまとめ | ○ |
担保・保証人 | 不要 | 返済方法 | 残高スライド返済 |
なぜ横浜銀行はおまとめローンOKなのか
SMBCモビットをおまとめローンとして使うメリットはなし!
SMBCモビットには専用のおまとめローンがないため、他社借り入れ額を一本化するのは難しく、メリットも非常に乏しいのが現実です。
・アイフルなどの他の大手消費者金融のおまとめローン専用商品を使う
・銀行カードローンをおまとめローンとして使う
できる限り上記にあげた別の方法を検討してみてください!
もっと知りたい!おまとめローンについて詳しく知りたい方はコチラ
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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