GENKINGさんが見栄と承認欲求のために1000万円借金するに至った危険な心理
2017年5月28日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな」で放送されたGENKINGさんの1000万円借金の真相が語られて話題になっていますね。
2013年にインスタグラムで「謎のセレブ美男子」として突如話題になり2014年に芸能界デビューも果たした一見華やかに見えるGENKINGさんだけにビックリですよね。
その借金の影には果てしない承認欲求があったようですが、時にSNSはそういった承認欲求を満たしたいあまり、危険な心理に陥ってしまいます。
これって、ギャンブル中毒や麻薬中毒でも共通して言えることですが、脳は快楽を得るともっともっとと欲しがるようにできているのです。
インスタグラムのいいね欲しさで1000万円もの借金をしてしまったGENKINGさんはどのような心理だったのでしょうか?
実は金無はこの心理がとてもよくわかりますし、借金をしてしまう影に承認欲求が存在していることもとても多いですし、誰でも陥る可能性がある危険な借金のきっかけになりかねないので、コラムを書いてみようと思います。
それではGENKINGさんのインスタグラムで借金を抱えるにいたった流れと心理を追ってみましょう。
元々は見栄っ張りで派手好きだったゲンキングさんですが、インスタグラムでの写真を投稿するといいねをもらえることがとても嬉しかったそうです。
ところが、海外セレブのパリス・ヒルトンへのあこがれから、高級ブランドを身に着けた写真や、高級リゾートでの写真を投稿するようになっていき、それがインスタグラム上でドンドン話題になり、まるで自分が有名人になったかのような錯覚に陥り、どんどん無理を重ねるようになってしまったようです。
インスタグラムやフェイスブックは自分の投稿にいいねをもらえることが楽しくてやっている方も多いと思います。
いいねをもらうために、いい写真を撮ろう、いつもよりちょっといいモノを食べてみようとかこれくらいは誰でも経験があるのではないでしょうか?
この心理は承認欲求によるところなのですが、ゲンキングさんは承認欲求を満たすために、高級ブランドを購入してインスタグラムにアップしては売り、旅行に行っては片道だけはビジネスクラス、タクシーは1メーターだけ乗って降りて歩くなど、かなり無理をしていたのがわかります。
芸能界に入ってからも、借金で作り上げたキャラクターを維持するために無理を重ねて借金は1000万円にも登ってしまい、疲れ果ててしまったようですね。
最初は小さないいねが大きな承認欲求の塊に襲われて、借金地獄に陥ってしまったいい例です。
こういった例はSNSだけではないんですね。
例えばギャンブルもそう。
はじめは小さな勝ちで満足していたはずなのに、慣れていくに連れて、大きな勝ちを求めて掛け金も膨れ上がっていく・・・
ホストやホステスにハマる人もそう。
はじめは指名しただけで喜ばれていたのに、次第にもっと喜ばせたい、認めさせたい、自分だけのものにしたいと欲求が膨らんでいき、プレゼントやシャンパンを入れたりしてしまい借金地獄に落ちていく・・・
そうです。
金無和也の借金地獄もまさにこのストーリーでした。
振り向いて欲しい指名嬢に貧乏だと思われたくなくて、キャバクラで延長してお金がなくなっても、
「ちょっと仕事の電話が・・・」
といってATMに駆け込んでキャッシングをしてから、何食わぬ顔で戻ったものです(汗)
このように、誰かに認められたいという欲求は時に際限のない借金地獄への入口になってしまうことがあります。
ゲンキングさんの借金事例がとてもいい例です。
しかし、助けなしでゲンキングさんのように借金を返せることは本当にまれな事例でもあります。
自分が同じような状況に陥っている時は迷わず債務整理の相談を弁護士にしてみるべきでしょう。