あなたの過払い金はいくらある?過払い金額計算シミュレーター
【期限切れ間近】過払い金請求のメリット・デメリット
過払い金とは?
金銭の貸付には利息制限法により、金額に応じて次のように利息制限が決められています。
利息制限法の制限金利
- 年利20%
元本が10万円未満の場合
- 年利18%
元本が10万円以上100万円未満の場合
- 年利15%
元本が100万円以上の場合
この制限利息を超えた利息分を返済している場合、払いすぎた利息のことを過払い金といい、払い過ぎた分を取り戻す請求をすることを、過払い金請求といいます。
もともと、利息制限法では前述の制限金利でしたが、出資法の制限金利が29.2%となっていたため、その食い違いの金利をグレーゾーン金利と呼び、主に、消費者金融や、クレジットカード会社でグレーゾーン金利による貸し付けが公然と行われていたのです。
2006年に最高裁において事実上「グレーゾーン金利を認めない」という判決が下り、2010年には貸金業法の上限金利は利息制限法に一本化がなされました。
これにより、過払い金請求の訴訟が過熱し、請求に成功した人は100万円以上の返還を受けたり、返済中の借金が帳消しになったりと大きな話題をよびました。
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過払金請求がひとつの区切りを迎えようとしています。
そもそも過払い金請求は「不当利得返還請求」(民法703条)という根拠に基づいています。過払い金は貸金業者が不当に得た利息であるため、返還を請求することが出来る…というものです。
この不当利得返還請求ですが、実は10年で時効が成立してしまいます。したがって、10年以内に過払い金を請求しないと、それ以降は取り戻すことができなくなるのです。
そして、過払い金が発生しているであろう期間というのがグレーゾーン金利での営業が普通だった2007年以前に借金をしていた分になります。
そして今は2017年。
グレーゾーン金利廃止からもう10年となります。
2007年以降も継続して返済していた方はいいのですが、2007年前後で完済してしまっている方は早くしないと受け取れるはずのお金が数十万、数百万単位で消滅してしまうのです。
そして2007年以降に新規に借りた借金はほぼ過払い金は発生していないと言ってもいいでしょう。(2010年までは可能性はありますが・・・)
そして、消費者金融側も過払い金返還の予算をどんどん縮小しているので、早急な対応が必要になるのです。
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時効の10年は完済からというのは最高裁の判決から
「10年で時効」とはいうものの、問題は「いつから数えて10年なのか」です。何となくイメージするのは、「過払い金が発生してから10年」「お金をはじめて借りてから10年」といったところでしょうか。
実は、いつから数えて10年なのかという問題は、裁判で争われるほど重要な議題になりました。結論から述べると、平成21年1月22日の最高裁判決で「ひとつの契約取引が終了してから10年」と定められました。
少しわかりにくいと思うので具体的な数字を出して説明しましょう。たとえば、2000年1月にお金を借り、2001年4月に完済したとします。この場合、過払い金請求の時効は2011年4月になります。
どうして10年で時効を迎えてしまうのか?
「貸金業者が法律を違反して不当に得た利益なのに、どうして10年を越えたら時効が成立してしまうの?」と疑問を持った方がいるかもしれません。
確かに、不利益をこうむった消費者を守るためには過払い金に時効を設定するべきではないのでは…という考え方もあると思います。
しかし、法律には「権利の上に眠る者は保護に値せず」という格言があり、法律の根底を成す考え方になっているのですが、これは「過払い金を請求できる権利を行使しなかったあなたが悪い」といった意味を持ちます。
少し冷酷な態度に思えるかもしれませんが、せっかく権利を持っていても、それを使わなければ仕方がないのは確かです。過払い金に心当たりがある方は、いますぐ弁護士に相談してみてください。
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過払い金請求のメリット・デメリット
過払い金請求のメリット
- 払いすぎた利息が返ってくる。
- 完済済みの請求ならブラックリストに登録されない。
過払い金請求のデメリット
- 返済中の過払い金請求は債務整理扱いでブラックリストに登録されてしまう。(還ってきた過払い金で借金を完済できればブラックリスト情報は削除されます)
- 過払い請求をかけた消費者金融からは二度と借りることができない。
- 完済後10年までしか請求できない。
貸金業者が倒産した場合
過払い金請求する相手方の業者が倒産した場合は、返還の見込みが薄くなります。そのため、過払い金は早めに請求したほうが安全です。
弁護士費用などのコストがかかる
過払い金請求は弁護士にお願いするのが一般的です。もちろん自分ひとりでも請求は可能ですが、法律のプロに依頼する方が安全かつスムーズに交渉が進むという理由から、多くの方が弁護士を頼っています。しかし、弁護士に依頼するためには費用がかかります。主な費用は着手金・成功報酬・過払い報酬の3つですが、取り戻せた過払い金が少額だと、弁護士費用を差し引いて手元に残るお金がわずかになり、満足を得られないことがあるかもしれません。
手続きに時間がかかる
過払い金請求の手続きは意外と時間がかかります。平均的な手続き期間は4~8ヶ月と言われていますが、貸金業者と訴訟になるとより長期戦を覚悟しなければなりません。仮に訴訟の結果過払い金が減ったとすると、「これだけ時間をかけたのに、少額しか取り戻せなかった…」と割に合わないと感じることがあるかもしれません。
過払い金が発生している可能性が高い人
基本的に2010年以前に消費者金融、クレジットカードでお金を借りていた方は可能性があります。
しかし大手の業者に関しては2006年のグレーゾーン金利撤廃の政府発表後(施行は2010年)1年以内に金利を改定している場合が多く、大手からの借り入れの場合は2007年以前の借金が対象になる場合が多いです。
中小や一部大手でも発表後も継続してグレーゾーン運営していたところもありますが、中小の場合、倒産してしまっていたり、吸収合併されていたりするので注意が必要です。
過払い金請求の注意点
グレーゾーン金利の撤廃で加熱した過払い金請求の負担に耐え切れずに倒産してしまった業者も数多くあり、アナタが借りていた業者がちゃんと今も営業しているか確認をしましょう。
また当時と会社名が変わっていたり、吸収合併で分からなくなった業者も多いです。
倒産などで会社がない場合は別として、何らかの形で残っていれば請求は可能になります。
また完済から10年が過払い金の時効になりますので、期限が迫っている方は急がないと間に合わない可能性もあります。
返済中に過払い請求をする場合
返済中の過払い金請求でも、過払い金で借金が無くなるような事案であれば、ブラックリストには登録されません。
しかし、残債が残る場合は、債務整理として登録されてしまうので要注意です。
また、過払い金請求をした業者がクレジットカード会社だった場合、キャッシングは完済したと思って安心していたけれど、ショッピング返済が少額残っていたことで、残債残りと判断されブラックリストに登録されてしまったという事例もありますので注意が必要です。
請求前の必須知識!過払い金が発生する業者としない業者
グレーゾーン金利時代から利息制限法の範囲内で貸付をしていた金融業者はどれだけ過払い金請求をしてもそもそも払いすぎている可能性がありません。
また、主な金融業者で利息制限法に基づく金利に改定した時期を知ることで自分に過払い金がありそうかなさそうかの判断がつくようになります。
過払い金が発生しない業者
モビット・アットローン・DCキャッシュワン・オリックス・クレジットこの辺の消費者金融・信販会社は過払い金の可能性はありません。
また、銀行カードローン、信用金庫、労金、JAなどはもともとが低金利であるため過払い金の可能性はゼロとなります。
グレーゾーン運営の主な金融業者の金利改定時期
業者名 | 改定前金利 | 改定時期 |
---|---|---|
ライフカード | 27.74% | 2006年11月~ |
オリコキャッシング | 27.6% | 2007年3月~ |
セゾンカード | 27% | 2007年6月~ |
アコム | 27.375% | 2007年6月18日~ |
アイフル | 29.2% | 2007年8月~ |
プロミス | 25.55% | 2007年12月19日~ |
大手のクレジット系業者に消費者金融は2007年までには金利改定をし、それ以降は過払い金が発生することはありません。
ですから、それ以前に借金をしていた方が過払い金請求をできる可能性があるのです。
ただ当時は今以上に金融業者の数が多く、中小零細の貸金業者は潰れていたり、合併されたりしていて情報がありません。
個人で過払い金額を調べることは不可能に近いと言わざるを得ません。
過払い金もやっぱり専門家に相談するべき
過払い金の請求も過渡期を過ぎ、業者も支払いを渋るようになってきているそうです。
借りていた業者が倒産していたり、吸収合併で分からなくなっていたりと、時間がたつにつれて個人では過払い金の請求も難しくなってきています。
過払い金がいくら位あるか知るためには・・・
過払い金がどれくらい発生しているか知るためには、弁護士に無料相談してみるのが一番手っ取り早い方法です。
自分でやろうとすると、かなりの知識と労力が、過払い金額の計算だけでも必要になります。
ある程度の目安を知るには金無和也特製の過払い金計算シミュレーターをご利用下さい。
過払い金の発生金額を教えてもらうための問い合わせテンプレート
※枠内の文章をコピペし必要事項を足してお使い下さい。
※メール問い合わせの相談内容や質問を入力する欄に張り付けてご使用下さい。
お世話になります。
今回は、過払い金がどれくらい発生しているかを知りたくて問い合わせさせていただきました。
借り入れ件数:〇件
借金総額:〇万円
借入先詳細:
①〇〇:〇万円(平成〇年頃~平成〇年完済)
②××:〇万円(平成〇年頃~返済中)
③
④
⑤
⑥
⑦
他に必要な情報があればお教え下さい。
携帯電話対応可能時間
00:00~00:00
以上、よろしくお願いいたします。
〇×の部分をご自分の情報に置き換えてご利用下さい。
注)イタズラメールが多くなっていますので問い合わせメール送信後に問い合わせ先より本人確認の電話連絡が必ず入ります。コレに出ないと対応がしてもらえませんので必ず電話にでるようにしましょう。
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