【金無和也の金策修羅場】クレジットカード現金化を使ってみた
キャッシングのし過ぎで限度額がなくなってきていた金無がなんとか現金を作れないかと情報収集をしてたどり着いたのが【クレジットカード現金化】です。
確か2008年~2009年くらいの事だったと思います。
当時、金策の手段として携帯電話専用サイトのアフィリエイトを行っていた金無は友人からこんなアフィリエイトあるよーと紹介されたのがクレジットカード現金化業者の紹介。
その友人も実際に自分で使ってみてちゃんと現金化されたとのことだったので、現金が欲しくてたまらない金無は飛びついてしまったんですね。
紹介する方ではなく、客として使う方に（笑）
そのシステムはこんな感じでした。
その業者のホームページから申込み
↓
自宅に商品が届く
↓
クレジットカードで決済
↓
決済した金額から手数料を引いた現金が振り込まれる
金無は10万円のショッピング枠を全部使い、8万円の現金を手にしました。
クレジットカード現金化業者が儲かる仕組みはこうです。
申込者にガラクタ商品を送って、クレジットカード決済をさせる。
クレジット決済されているのでお金は確実に現金化業者に入る。
申込者には手数料を差っ引いて現金を振り込む。
今回のケースで言えば、自社商品として100円で買ったネックレスを10万円のクレジット払いで売り、購入者の金無へ8万円キャッシュバックしたわけですね。
商品単価が100円ですから、19900円の利益が現金化業者に入るわけです。
これってほんとに貧乏人の心理をうまくついたシステムですよね。
金無のような多重債務者だと現金が欲しくてもなかなか融資が下りない。
でも闇金は取り立てが怖い。
ショッピング枠が残っていて現金化業者なら、とりたてはクレジット会社からくるし、多少の手数料をとられてもその場がしのげればそれでいい。
でも8万円を10万円の後払いで借りたようなものですから、後から自分が苦しむことも承知のうえでやってます。
大体の利用者はリボ払いにすればなんとかなると思ってやるんでしょうね。
金無もそうでした。
こんな心理で利用するのでその場は助かりますし、後の返済で困っても自業自得が分かっているからクレームなども起こりにくいんですね。
ですから、クレジットカード現金化業者がクレジット規約に違反していて貸金業法に違反していることが知れ渡った今でも繁華街や駅前などで看板を持って堂々と宣伝しているのです。
また総量規制（年収の3分の1以上借りれない法律）が施行されてからは現金化業者は急増しているようです。
（⇒総量規制について詳しくはこちら）
それはクレジットカードのショッピング枠は総量規制対象外だからキャッシングなどで借りすぎていてもショッピング枠は減らないし、クレジット会社から優良顧客と判断されれば増枠だって向こうから言ってくるんです。
なのでショッピング枠をなんとか現金に変えたいという多重債務者の需要と現金化業者の供給が合致しまくるわけです。
ただ、悪徳な業者（現金化業者自体が違法な存在なので悪徳なのですが）も中にはいて、カードを使わせて現金化をしないとか、9割バックを約束したのに5割しか振り込まないとかそういったケースも多々あるようです。
金無も当時は違法性に関して無知でしたし、こんなうまい仕組みがあるのかと喜んでいましたが、8万円で10万円を借りたようなもんですし、10万円のリボ返済でさらに金利が乗るので、年利にすると456％になりますね。
貸金業法も利息制限法もあったもんではありません。
現金化業者はお金を貸しているわけではないと言うのですが、実質貸金業務を行ったとして裁判で判決が出ている事例もあるので、やっていることは闇金と一緒なんです。
未だに減らないクレジットカード現金化業者ですが、彼らは違法業者であり、さらにはクレジットカード会社に現金化が知れることとなれば強制解約の債務一括返済になったり、最悪の場合は訴えられることだって考えられるのです。
安易に現金欲しさに利用しないように気をつけましょう。
ただ借金を増やすだけのムダ行為です。
現金化業者を利用しないとやっていけないくらい借金に苦しんでいるのであれば債務整理をして借金を整理してしまうことを考えるべきです。
ちなみに、迷惑メールの増加と家に闇金系のDMが届くようになりましたので、それらにも引っかかってはいけませんよ。
こういった業者を利用すると個人情報は流出し使いまわされることも知っておきましょう。
今回の金策修羅場の結果
内容：クレジットカードの現金化
結果：10万円のショッピング枠で8万円現金ゲット
儲け額：-2万円
その後の展開：迷惑メールが急増した、闇金のDMが届くようになった
勉強したこと：むやみに借金を増やす行為は自分の首がしまる
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