主婦でもおまとめローンの申し込みはできる?上手に借り換えて完済をめざそう。
一般的なフリーローンやカードローンと比べておまとめローンは、その低い金利が魅力です。
複数社から借り入れをしており、月々の返済の資金繰りに困っていませんか?
おまとめローンを上手に使うことで、借金を確実に減らすことができるでしょう。
今回は「おまとめローンを主婦が使うことができるのか」という点にポイントを絞って解説していきます。
申し込み基準やおまとめの対象ローン、主婦がおまとめローンを使う際に気を付けるべきことなどをわかりやすく解説していきます。
おまとめローンの申し込みに、雇用形態の制限はある?
雇用体系の制限があるローンですと、パートタイム勤務や契約社員としての短時間労働がメインの主婦の方は利用が難しくなるでしょう。
おまとめローンの概要から、申し込みの条件について分析していきましょう。
複数社からの借入を一本化するためのローン。
返済先がひとつになることで、「返済金額や返済プランが把握しやすくなる」「月々の返済負担を軽減する」などのメリットがある。
消費者を返済苦から守るために使われるローンのため、総量規制の範囲外となり借入限度に法的な制限はない。
金利のパーセンテージも低めに設定されていることが多い。
基本的な情報を見てわかるように、多重債務者を返済苦から救うために使われるのがおまとめローンなのです。
つまり、複数社に膨れ上がった借金を一本化するということは、必然的に“高額な限度額が必要”ということになってきます。
また、貸金業法では借入額に応じて上限金利を制限しており、100万円以上の借入を行った場合の上限金利は15.0%となっています。
つまり、100万円以下の借り入れ先があれば、まとめることで総額100万円以上となるため金利を低くすることができるのです。
「高額な限度額」「低い金利」となれば、審査は決して易しいものではないことは想像するにたやすいでしょう。
実際、おまとめローンの申し込みに対して年収による制限を設けている金融機関もいくつか見受けられます。
しかし多くのおまとめローン商品は、申し込みに対して高いハードルを設けてはおらず、安定した収入があれば申し込みOKとなっているのです。
つまり「主婦だから」「正社員じゃないから」「扶養の範囲内で勤務しているから」といったことが原因で、おまとめローンの申し込みをすることができないというケースはほぼありません。
主婦の方でも、申し込みができるおまとめローンはたくさんありますので、自分の希望にあったローン商品を選んで行きましょう。
おまとめローンの対象を知っておこう。レディースローンは対象となる?
おまとめできるローンに関しては、「貸金業法施行規則」にて定められている通りです。
規則 | 対象債務 | おまとめするメリット |
---|---|---|
規則第10条の23第1項第1号 |
銀行のカードローン |
月々の返済金額及び、総返済額が軽減 |
規則第10条の23第1項第1号の2 | 貸金業法(みなし貸金業者を含む)への借入れ債務(銀行、クレジットカードのショッピングなどは対象外) | 月々の返済金額及び、金利の負担が軽減(月々の返済金額及び、金利の負担は軽減されますが、返済期間が長くなり総返済金額は増加する場合あり) |
※みなし貸金業者…貸金業を廃業して債権回収のみを行っている会社
自分のおまとめしたいローンが該当するのはどちらかをしっかりと見極めて、ローン商品を選ぶ必要があります。
レディースローンも、消費者金融で借りたものであればどちらの規則に従ったローンでもおまとめすることができます。
しかし、銀行が提供しているレディースローンを借り入れている場合は、規則第10条の23第1項第1号に則ったローンでないと借入対象外となってしまいます。
どちらをおまとめローンと言い、どちらを借り換えローンというのかについては明確な決まりはありません。
ローンの概要をしっかりと見極める必要があります。
主婦におすすめのおまとめローン
アイフル:おまとめMAX
消費者金融大手のアイフルが提供するおまとめや借り換えの専用ローンです。
アイフルのカードローンとは異なり、返済専用のローンのため、確実に借金を減らすことができるでしょう。
申込条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方アイフルの基準を満たす方 |
---|---|
契約枠 | 1万円~800万円 |
融資利率 | 3.0%~17.5% |
おまとめ対象 |
銀行や貸金業者からの借入債務 |
中央リテール:おまとめローン
東京に事務所を構える、おまとめローン専門の貸金業者です。
融資までに1日というスピード対応が人気を集めています。
申込条件 |
他社借入5社以上かつ200万円以上ある方 |
---|---|
契約枠 | ~500万円 |
融資利率 | 10.5%~13.0% |
おまとめ対象 | 貸金業者(みなし貸金業者を含む)からの借入債務 |
ダイレクトワン:お借り換えローン
スルガ銀行グループのダイレクトワンが提供する借り換えやおまとめに使えるローンです。
郵送による手続きが可能なため、店舗が近くになくても利用できます。
申込条件 |
25歳以上の安定した収入とご返済能力を有する方 |
---|---|
契約枠 | 1万円~300万円 |
融資利率 | 4.9%~要審査 |
おまとめ対象 |
貸金業者からのキャッシング(カードローン)残高 |
主婦がおまとめローンを使う際のポイント3つ
おまとめローンを使って確実に借金を完済させるためには、以下の3つのポイントを頭に入れておくようにしましょう。
上述したように、年収に厳しい条件を設けているおまとめローンは多く存在します。
オリックス銀行のオリックスVIPフリーローンでは年収400万円以上であることが条件となっています。
東京スター銀行のスターワン乗り換えローンでも、年収200万円以上が申し込みの最低条件となっています。
年収200万円ということは単純計算で、月に16万円ほど稼いでいないといけないということになります。
このような年収の条件を満たせるのであれば良いのですが、家事や育児と仕事を両立させている方で、この年収をクリアできる人というのは限られてくるでしょう。
また、この年収条件というのはあくまでも“最低条件”なので、上には上がいます。
ギリギリ越えられるハードルの高い所に申し込むよりは、年収にこのような厳しい条件がないローンを選ぶ方が、審査も有利に進めることができると考えられます。
インターネットで「おまとめローン」と検索すると、多くの金融機関のローン商品がヒットします。
そこで注目していただきたいのは、『おまとめ専用ローン』なのか『おまとめローンとしても使えるローン』なのかという点です。
前者であれば、最高金利が比較的低く設定されていることが多いでしょう。
しかし後者では、単純なフリーローンや借り換えローンの可能性が高く、最高金利も18.0%前後に設定されているものもあるのです。
金利は前者ほど低くはないものの、クレジットカードのショッピング等もまとめることができるという特徴があります。
ローンの商品内容をしっかりと確認し、自分に合った商品に申し込むようにしましょう。
主婦ということは、家計を担っているという方も多いでしょう。家族の為に貯めたお金や家計のお金を自分が使いこんだ借金の返済に充てるのはトラブルの元です。
返済を急ぐがあまり、家族のお金に手を付けてしまうと、なし崩しにどんどん使いこんでしまうというケースも少なくありません。
自分の収入から、無理のない範囲で継続的に返済できるプランを考え、計画的な返済を行うようにしましょう。
主婦でもおまとめローンを利用することは可能。上手に借り換えを行って負担を減らそう。
おまとめローンの申し込み条件として、「正社員であること」や「扶養に入っていないこと」といったものは設けられていないことが一般的です。
そのため主婦であっても、パートタイムなどで勤務をしており安定した収入があれば、おまとめローンを契約することは可能です。
複数社から借り入れをしており毎月返済の資金繰りに困っているという方は、おまとめローンを上手に利用してみましょう。
毎月の返済負担や利息負担を減らし、確実に完済へと進んでいくことが大切です。
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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