おまとめローンで即日融資は難しい・その理由とは?
複数の借入先からの借入を一本化するおまとめローン。
契約できれば返済日や金利をひとつに統一できるので、スムーズな返済に役立ちます。
このおまとめローンは銀行や消費者金融など、各金融業者が販売してますので、多くの商品の中から自分の事情に応じて選ぶことができます。
ただ、できるだけ早く現在の借入先に返済する必要があるなどの事情から即日融資を希望する場合には、銀行で販売されているおまとめローンでは不可能になりました。
先般、金融庁から銀行へカードローンの販売業務について改善指導が入りました。
支払能力以上の過剰な貸付や、いい加減な審査の実態などが問題となったためで、銀行はカードローンの販売について業務形態を大きく転換させざるを得なくなりました。
その結果のひとつとしてより厳密に審査が行われるようになり、フリーのカードローンでも即日融資が不可能となりました。
厳しく審査が行われるおまとめローンに至っては、即日融資は同様に不可能になったというのが現状です。
そのため、「即日融資可能」を絶対の条件にするのなら、消費者金融業者が販売しているおまとめローンから選択するしかないのです。
消費者金融業者は貸金業法の規定により年収の3分の1以上の融資はできませんが、「利用者に一方的に利益を生じる商品」ならば、この総量規制の例外対象となり、販売が可能です。
おまとめローンはその例外対象なので、消費者金融業者でも販売されているのです。
おまとめローンについて、詳しくはこちら!
消費者金融でおまとめするなら!
※上記のリンク先はフリーローンのページとなります。申し込み後本人確認電話にておまとめ希望と伝えること!
即日融資可能な消費者金融のおまとめローンをリストアップ!申込み方法も要チェック!
では具体的に、即日融資が可能なおまとめローンについて紹介していきます。
ここでは、大手消費者金融三社の販売している商品について商品内容と申込み方法も含めて説明していきましょう。
アコム
申込み方法:
電話で申込みか無人契約機で契約手続きを行う
この他、日数はかかりますが郵送の手続きも可能です。
利用条件:
20歳以上で安定収入を得ていること
本人確認書類と収入証明書は必須です。
商品概要:
借入限度額:300万円、年利:7.7~18.0%、支払期間:最長13年7か月
即日融資のための条件:
おまとめローンでも割合早めの審査回答がされている傾向があり、午前中など早めに無人契約機で契約手続きを行うとより確実性があがります。
アコムでも融資は借入先への代行返済という形で行われます。
アコムと直接取引がないなどの理由で利用者自身の返済となった場合には、他社清算書類を提出する必要があります。
(審査時間や融資時間に関しては、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます)
特徴:
金利は若干高めに設定されているため、借換え前との返済総額の差の確認を行い、まとめた後のほうが金額が高くなってはいないかの確認は怠らないようにします。
審査時間が他社に比べて短いという評判が多いため、より即日融資の確実性を求めるなら検討の価値があります。
(審査時間や融資時間に関しては、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます)
アコムのおまとめローンについて詳しくはこちら!
プロミス
申込み方法:
無人契約機
インターネットでは受け付けていません。
電話では相談のみで申込み手続きは行えませんので、出向く必要があります。
利用条件:
20~65歳で、安定した収入を得ていること
申込み時に本人確認書類(運転免許証、なければ保険証かパスポートのいずれかと住民票)のほかに収入証明書(源泉徴収票、確定申告書など)が必要です。
現在の借入状況も誤りのないように申告しなくてはいけませんので、書面等できちんと確認をとっておきます。
商品概要:
借入限度額:300万円、年利:6.3~17.8%、支払期間:最長10年間
即日融資のための条件:
フリーローンに比べて審査に時間を要するため最短○○分といった数字は掲げていませんが、無人契約機へ出向いたらその場で返答がされるのが通常です。
遅めの時間に申込みに行ったとか、繁忙期であった場合には翌日に返答が持ち越されることもあります。
審査に通れば、現在の借入先へプロミスが返済する、という形で融資が行われます。
申込者自身がお金を得ることはありません。
特徴:
コンビニのATMや自社の無人契約機、三井住友銀行の契約機など多くの提携ATMで手数料無料なことから、お金に余裕ができたときの繰上げ返済がしやすく便利です。
プロミスのおまとめローンについて詳しくはこちら!
※リンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングの申込ページです。
アイフル
申込み方法:
インターネットか電話で申込み、審査結果通知後、郵送または店舗窓口で契約手続きを行う
利用条件:
20歳以上で安定収入を得ていること
本人確認書類と収入証明書は必須です。
商品概要:
借入限度額:800万円、年利:3.0~17.5%、支払期間:最長10年
アイフルの販売するおまとめローンは、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の二種類があります。
違いは、おまとめMAXがこれまでアイフルを利用したことがある人向け、かりかえMAXが初めての利用の人向け、となっています。
以前はかりかえMAXのほうに高く金利を設定していましたが、今は同率となり違いはありません。
即日融資のための条件
電話で申込み、審査結果が出たら、できるだけ早く店舗窓口で契約を済ませる必要があります。
また、アイフルでは既存の借入先への返済は利用者本人が行うため、融資されたらすぐに借入先へ返済していかなくてはいけません。
アイフルが返済を代行することも相談により可能ではあるため事前に電話で聞いてみても良いですが、元の借入先へ即日返済は難しいでしょう。
特徴
三社の中では一番下限金利が低く設定されていますが、この下限金利に近い数字が適用されるのは、上限金額に近い借換え額を希望し、返済能力を充分に満たしているとみなされる場合のみです。
下限金利が低いからといって必ずしもアイフルの金利が一番安いわけではないので、実際に適用される金利については他社の商品も含めてシミュレーションを行って計算するのが確実な方法です。
また、店舗窓口で契約を行わなければいけませんので、店舗窓口の場所を事前に確認しておくことは重要です。
アイフルのおまとめローンについて詳しくはこちら!
以上、三社の条件等を見ればわかるとおり、ネット完結の手続きはできないため、最終的には店舗窓口か無人契約機を訪れなければ即日融資は不可能です。
ですので、即日融資を念頭に置いた選択の場合には、まず自分の利用しやすい場所にそれらが設置されているかどうかの確認が必要不可欠となるのです。
おまとめローンの審査は甘くない・即日融資が必要なら申し込み前の準備は必須!
おまとめローンを契約するためには相応の条件を満たす必要がありますので、審査落ちして個人信用情報にキズを残すよりも、通る可能性が充分にあるかどうかをまず確認してから申込みしたほうが無難です。
そのためにチェックしておきたいポイントは、以下のとおりです。
現状の借入金額や借入先の件数の確認
おまとめローンでは特に返済能力を重点的にチェックされます。
既に抱えている借入については、年収に対する返済年額の割合(返済負担利率)が40%前後になると正常な返済が厳しいとみられ、審査通過が難しくなります。
たとえば年収300万円で、年に120万円の返済となっていれば、この返済負担利率は約40%という計算になります。
この数字になると審査に通るのが厳しくなると考えられるため、まずこの返済負担利率を自分で産出してみましょう。
また、借入先の件数が3件以上になると条件は厳しくなり、5件以上になるとまず審査には通らないと見て間違いありませんので、融資はあきらめて債務整理などの別の解決方法を探った方が時間的にも無駄がありません。
債務整理について詳しくはこちら!
返済総額の事前シミュレーションは必須
おまとめローンの年利は融資される金額や商品により異なりますが、それまでの金利より安かったり、あるいは月々の返済額を今までよりも少なくすることもできるため、一見「負担が軽くなった」ような錯覚を覚えがちです。
もちろん当然のことながら、返済するお金が減ったわけではありません。
金利が安くなろうとも、返済計画の立て方によっては完済までの返済総額がまとめる前の総額よりも上回る可能性すらあります。
鍵を握るのは、完済までに掛かる返済期間です。
低金利で契約しなおせても、支払期間が延びればそれだけ利息を支払う回数も多くなり、支払総額も増えていくことになります。
その結果、元の契約時の支払総額よりも上回る、ということすら起こりうるのです。
こういったもったいない事態を発生させないためには、やはりシミュレーションをきちんと行い、損をしないような返済計画を立てることが一番です。
無理にならない程度の月々の返済額を設定し、完済までに掛かる総支払金額を算出して、現状よりも支払総額が上回っていないことを確認しておきましょう。
契約後に月々の支払額の増減などの契約内容の変更を行うことはできますが、事前にきちんと確認しておいたほうが損も少ないですし、手間も掛かりません。
必要書類をきちんと揃えて、借入の現況がわかる資料も用意しておこう
おまとめローンの申込みにあたっては、本人確認書類と収入証明書の提出は必須です。
本人確認書類はできれば運転免許証が望ましいですが、なければ健康保険証やパスポートと住民票のセット、など業者の指定する書類を準備しておきます。
収入証明書は源泉徴収票、所得証明書、直近3ヶ月の給与明細票などが相当します。
細かな提出条件はそれぞれ業者によって異なるところもありますので、念入りに確認しておきます。
それらに加えて、一本化させたいローン契約の契約内容が分かる資料も用意しておきましょう。
おまとめローンの申込み時に間違いなく申告するために必要ですし、業者によっては書類そのものの提出を依頼されることもあります。
即日融資を希望するなら、こういった前準備は必須です。
おまとめローンについて、全体を把握してから申し込んでみよう
おまとめローンは通常のフリーローンと違う点、気を付けるべきポイントがいくつもある商品です。
審査も甘くありませんので、自分が契約できる資格を満たしているかもちゃんと見極めておかねばなりません。
即日融資を望むのならばこそ、事前の準備や注意点をひとつひとつしっかり確認しておき、万全の体制で申込みに臨むようにしましょう。
プロミス
・金利:4.5%~17.8%・限度額:1万円~500万円
・融資スピード:最短3分※
原則電話による在籍確認なし!(※2)
※2 原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施
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※最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アイフル
・金利:4.5%~18.0%・限度額:1,000円~500万円
・融資スピード:最短18分
※最短18分でカード発行
(※)最短18分融資も可能ですが、申込状況により希望にそえない場合があります。
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プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、在籍確認なし(原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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