債務整理 デメリット

##弁護士:司法書士##

弁護士報酬、司法書士報酬はそれぞれが決めるのが原則ですが、任意整理や過払い金請求に関してはガイドラインを策定しています。

このガイドラインは2011年度より運用が開始されており、報酬についても上限が定められています。

弁護士も司法書士も、以下に提示した報酬以外の報酬を請求したり受領することは禁じられています。

これらの内容から「減額報酬」「過払い金報酬」は弁護士も司法書士も報酬上限が同じで、多くの弁護士事務所、司法書士事務所はこの上限で報酬設定しています。

過払い金請求の費用はどこも同じくらい？

過払い金請求の費用は弁護士事務所によって多少の違いはあるものの、大きな差はありません。なぜなら、日本弁護士連合会が費用の上限を規定するようになったからです。
規定が無かった頃は、顧客に法外な費用を請求する事務所が現れるなどの問題が生じていましたが、現在ではそういったトラブルは減ってきています。

弁護士より司法書士に頼む方が安く済む？

過払い金請求は弁護士だけでなく司法書士に依頼することも出来ます。
確かに費用に関しては司法書士の方が若干安くすむこともあるのですが、その代わり司法書士は扱える過払い金額に制限があり、裁判における制約もあります。スムーズに過払い金請求を進めたいのであれば、やはり弁護士に依頼する方が確実です。

過払い金請求をひとりで進めるときの費用は？

過払い金請求は弁護士に依頼せず自分だけで進めることも出来ます。
この場合に必要なのは、貸金業者とのやり取りにかかる費用だけで、ぜいぜい数千円で済むでしょう。
仮に訴訟になっても、２～３万円で収まることがほとんどです。
このように、費用の面でいえば明らかにひとりでやった方がお得なのですが、その代わり、貸金業者との複雑な交渉を単独で進めなければならず、法律の知識が十分でないとかえって不利益を被るおそれもあります。
総合的に考えると、多少費用がかかったとしても弁護士にお願いする方が確実です。

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⇒債務整理における弁護士と司法書士の違い

弁護士の無料相談って本当？着手金はいつ払うの？

以前までは弁護士に相談をしたり依頼すると高い費用がかかるというイメージが強かったかもしれませんが、最近では無料相談を実施している法律事務所が増えてきています。

この「無料相談」は、弁護士が初回の30分もしくは1時間に限り無料で相談にのってくれるというものですが、全ての相談を無料としているところは少ない状態です。

仮に全ての相談を無料にしてしまうと、その事務所に相談者が殺到してしまいますし、弁護士にも得意分野や苦手分野がありますので、全ての疑問に確実に答えるのは難しくなってしまいます。

このことから「債務整理だけ」「交通事故だけ」というように分野を限定しているところが多くなっています。

相談後、実際に依頼して弁護士が受任する時に受け取る費用に「着手金」があり、このお金は結果が成功、不成功に関わらず返金されるものではなく受任時に支払うものになっていますが、事務所によっては受任後の分割払いも可能なところがありますので、相談時に確認する必要があるでしょう。

この着手金は債務整理の場合、1社につき22000円（税込）が相場となっており、中には着手金が不要という事務所もありますが、その内容であれば成功報酬が高いことがありますので注意しなければなりません。

本格的に依頼をする前に本当に無料相談を受け付けているのか、そして費用面に関してもあらかじめ確認することが大切です。

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