個人再生 弁護士面談

W
『はじめまして金無さん、個人再生するんだって？なんでそんなに借金しちゃったの？』

金無
『さっきOに全部話したのに･･･』

というわけで、借金まみれになった詳細を再度説明しました。

W
『そっかそっか、キャバクラっちゅうもんはそんなにええとこかね？』

『わしも昔はスナックとか行ったけど何が違うの？』

W
『そうかそうか、もうクレジットカードもないんだから浪費する遊びは控えないとアカンな』

『個人再生しても自分から言わないかぎりバレることはない、知られたくないなら墓場まで持っていけばいい。』

『ただね、この債務整理は恥じゃないんだ。人生を立て直すために必要なこと』

『病人が入院して病気を治すのと一緒なんだよ。』

『だからこれからは反省して真面目な生活をするんだ。いいね？』

不覚にも金無はこの話を聞いて涙が出ました。

金無
『はい。よろしくお願いしますm(_ _)m』

W
『うんうん』

O
『それでは正式に依頼をお受けしますので、各債権者に受任通知を出します。』

『これをもって、債権者は金無さんに返済の督促をすることは法的に禁止されますので安心して下さい。』

『万が一、入れ違いで督促があっても支払わなくても大丈夫です。W法律事務所に債務整理のお願いをしました。といって電話を切って下さい。』

『それから、こちらは家計簿になります。個人再生には毎月の家計簿が必要なので正直に書いて毎月郵送して下さい。』

『それから弁護士費用の話なんですが･･･』

一番気になる弁護士費用がきました！

『金無さん月にいくら払えます？』

金無
『えっ？いくらだろう･･･』

O
『月に15万円払っていたんですから10万円はいけますよね？』

金無
『えっ？10万円！？ちょ、ちょっと待って！！』

O
『まあ、払えない場合は連絡して下さい。柔軟に対応しますから。』

金無
『あ、はい･･･』

『ところでトータルいくら掛かるんですか？』

O
『いや、その辺は状況に応じて変化しますのでとりあえず月に10万円払って下さい。』

金無
『え、あ、はい･･･』

O
『それでは、今日はこれで終わりですが必要ことはこちらから連絡させていただきます。』

『電話は携帯にさせていただきますが、郵送物はどうしますか？会社に個人名でも郵便局留めでも対応しますよ。』

金無
『じゃあ、郵便局留めで･･･』

O
『かしこまりました。それでは当事務所が個人再生の手続に入らせていただきます。今日はお疲れ様でした。』

金無
『お疲れ様でした。』