借り換えても大丈夫?アコムのおまとめローンのすべてをしっかり解説します!
複数の借入を一本化して、効率的な返済をしやすくしてくれるおまとめローン。
多くの消費者金融で用意されており、アコムもその例外ではありません。
では、アコムのおまとめローンは、どのような特徴を持つ商品なのでしょうか。利用条件や申込方法から、具体的に見ていきましょう。
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おまとめローンを利用する際の条件、申し込み方法とは?
利用条件
申込可能なのは、20歳以上の安定収入を持つ人です。
正社員または派遣社員、パートといった雇用形態にかかわらず、継続した収入源がしっかりとあるかどうかが契約できるかの要のひとつになっています。
借入限度額は300万円までです。
自身のまとめたい金額がこれ以上であれば、一部しかまとめられないことになりますので、あらかじめ注意が必要です。
おまとめローンの金利は7.7%から18.0%と設定されています。
この金利は、融資希望額と収入等の諸条件によって変動します。
金利についてはシミュレーションである程度申込前に把握できるので、想定される金利が現状の借入の金利を上回るようであれば、返済期間を短縮して返済総額が現状よりも上回らないよう計画するか、別の金融業者の利用を検討したほうが良いでしょう。
このおまとめローンは「利用者側に一定の利益をもたらす」商品として、総量規制の例外規定にあたります。
そのため年収の3分の1以上の借入が可能ですが、利用目的は借り換えに限定されます。
申込方法
おまとめローンを申し込む場合は、電話からの受付のみになります。
指定の電話番号にかけるとオペレーターが応答し、必要書類や手続きについて案内されます。
その後、通常は自動契約機(むじんくん)や店舗窓口で申込手続きを行います。
手続きの際には、運転免許証などの本人確認書類と収入証明書が必要です。
本人確認書類については顔写真のついている運転免許証や個人番号カードなどが用意できなければ、健康保険証と、納税証明書や住民票などを組み合わせて2つの書類を用意しなくてはいけません。
収入証明書は、借入額が50万円を超える場合に必要になり、
・源泉徴収票
・所得証明書
・確定申告書
などのいずれか(直近分)を提出します。
また、おまとめローンの返済は原則的に口座振替のみとなっています。
このため、引き落とし口座の情報と届け出印もあらかじめ準備が必要です。申込後、その場で最短20分で審査の回答が行われ、審査に通過すればそのまま契約となります。
通常のカードローンであれば契約後カードが発行され融資可能額内で任意にお金を引き出しますが、おまとめローンの融資はアコム側が利用者の申告した借入先に借入残額を支払うという形で行われるため、利用者が直接にお金を受け取るというプロセスはありません。
利用者が契約後に果たす義務は、契約に基づいた所定の返済額を完済まで返済していくことのみです。
返済方法は原則的に口座振替となっていますが、どうしてもそれが不都合であればアコムヘ相談してみると一考してもらえる可能性はあります。
契約に関しての注意点としては、自動契約機(むじんくん)や店舗窓口に直接行くことが難しければ郵送での手続きも行えますが時間がかかりますので、あらかじめそのことを見越して時間的余裕を持っておくということです。
自動契約機(むじんくん)について詳しく知りたい!
審査に通るかどうかの基準は自分でも判断できる?
どのようなローンに申し込むときにも審査に通るかどうかは気になるところですが、特におまとめローンの場合には融資希望額が高額になりがちなこともあり審査は厳しい傾向が一般的にみられます。
もっともおまとめローンに限らずとも、融資希望額が高くなればそれだけ返済能力に重きをおいた審査になるのは、返済してもらわないと不利益を被ってしまう金融業者からみれば当然のことです。
自分で審査に通るかどうかその基準を見定めることはできるのかというと、審査基準というものが数値や文言で公開されていない以上、「絶対大丈夫」というラインを第三者が掲げることはできません。
ただ一般的に審査に通るのがきわめて難しいとされる基準として、以下のような点があげられます。
・クレジットヒストリーに延滞や債務整理の履歴が残っている
→最低でも5年は経過していないと個人信用情報として記載されているため、まず審査に通りません。
・月に一度の安定した収入を得ているとみなされにくい
→月収が変動しがちな自営業などの個人事業主であると、審査が厳しくなってしまいます。
また、勤務先の勤続年数が短いのも不利な要素になります。
・借入先の件数や借入総額が多すぎる
→借入件数は5件以上、借入総額は年収の3分の1、おおよそこの数値を超えると返済能力を不安視され、契約は難しくなります。
こういったケースに当てはまる場合には、一度申込前にアコムへ相談を行い、契約の可能性がどのくらいあるのかを確認してから行動を起こした方が良いでしょう。
気になる審査基準!必須知識はコチラをご参考に
※上記のリンク先はフリーローンのページとなります。申し込み後本人確認電話にておまとめ希望と伝えましょう!
普通のカードローンとおまとめローンの違うところも確認しておこう!
アコムの通常のカードローンとおまとめローンではいくつかの違いがあります。
昔利用したカードローンのときと勝手が違う、とあわてないためにも、あらかじめどういったところが違うのか、確認しておきましょう。
既に複数の借入を抱えている人を対象としているおまとめローンという商品の特性上、申込希望者が完済できるかどうかの判断をアコム側は慎重に行う必要があります。
そのため、より正確に審査を行う意味でも、ネット申込は不可とし、電話や自動契約機などを通じての方法に限定しているのです。
おまとめローンの目的は「既存の借入をひとつにまとめる」ことにあるため、通常のカードローンでは可能な場合もある「追加借入」については一切不可能です。
そもそも融資はアコムから既存の借入先への融資(返済)というかたちで行われるため、おまとめローンの契約において、利用者自らがお金を手に入れることはないのです。
改正貸金業法により定められている総量規制は、貸金業者と個人間での年収の3分の1以上の融資を禁じるものですが、おまとめローンに関しては例外規定が認められるため、年収額を理由に申込を却下されるということはありません。
とはいっても限度額の300万円までだれでも契約できるというわけではなく、契約の成否は返済能力等の諸条件により決定されます。
現実的には、年収の3分の1を超えるレベルの融資希望額の場合には、その金額に見合った返済能力をよほどしっかり示さないと、契約することは難しいというのが実情です。
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低金利が魅力!銀行カードローンという選択肢も
アコムのおまとめローンはメリット・デメリットをしっかり確認して借換えの判断を!
複数の借入先への返済を同時に行っていくのはなにかと手間が掛かり計画も立てにくく、返済の遅れを引き起こしやすくしてしまいます。
その状況を改善するのにアコムのおまとめローンは大変役立ってくれますが、必ずしもすべてのケースにおいてこのローンへ借り換えれば良い、というわけではありません。
そこで、アコムのおまとめローンのメリットとデメリットについて改めてあげていきますので、自分が借り換えるべきかどうかの判断基準のひとつとして、参考にしてみてください。
【メリット】
1.自動契約機や店頭窓口で契約を行うとスムーズに手続きができる
借換えを考えているということは現在の借入状況に差し迫ったものがあるということでしょうから、最短で即日融資が可能なアコムのおまとめローンなら迅速な手続きが可能なので、役に立てることでしょう。
2.返済総額を軽減できる可能性がある
おまとめローンの金利は融資額によって変動しますが、他のローンと同様に融資額が高いほど低い金利が適用されます。
たとえば一本化する借入が100万円以上の場合には、金利は15%までが設定されるため、それまでの借入がこれ以上の金利であれば返済総額を軽減させられます。
そうなれば月々の返済額も減らせて家計負担を軽くできるので、毎月のやりくりもしやすくなり、スムーズな返済計画の立て直しに役立ちます。
3.借入先への返済はアコムに一任できる
契約が成立すれば、それまで借りていた借入先へはアコムが代わりに返済してくれますので、利用者側がかかる手間はまったくありません。
※上記のリンク先はフリーローンのページとなります。申し込み後本人確認電話にておまとめ希望と伝えましょう!
【デメリット】
1.ネットでの手続きができず自身の都合に合わせづらい
ネットでの契約はできず、自動契約機か窓口、それも難しければ郵送での手続きが必要となりますので、時間の融通をつけにくく行きにくい、郵送物で家族にばれる危険を冒したくない・時間をかけたくないという人にはあまり向いてません。
2.総額100万円以下の場合は返済総額が逆に増えることも
メリットであげた逆パターンとして、月々の返済額を軽減しても金利があまり変わらない状況となると、返済期間が長くなり、返済総額がまとめる前よりも大きくなってしまいます。
返済総額は返済期間にも大きく左右されるため、月々の返済額の違いで返済期間と返済総額がどう変わるのかを事前にシミュレーションしてみるようにしたほうが良いでしょう。
そのうえで、どうしても今の自分の返済計画では返済総額が現状よりも高くなるというのなら、債務整理等の別の方法を考えた方が良いでしょう。
3.審査がシビア
どんなローンでも審査はそれぞれの審査基準に基づいて行われ、世間で噂されるような「甘い審査」というのは実際存在はしません。
なかでもおまとめローンに関しては、融資額が多額になりがちなこと、返済に行き詰まりかけている人が申し込むことからよりしっかりと審査が行われ、小さなキズひとつでも審査落ちする可能性があります。
今抱えている借入ですでに延滞させたことがある、数年内に携帯電話の利用料金の支払いを遅らせたことがある、といったことでも審査に悪影響を与えます。
申し込む際にはこういった自分自身の履歴を思い出して、気に掛かる出来事があれば申し込む前に電話で相談するか、債務整理など別の方法を考えてみるのも良いでしょう。
4.貸金業者からの借入のみ一本化可能
アコムのおまとめローンでは、貸金業者からの借入債務のみ一本化の対象としています。
銀行のカードローンや、クレジットカードのリボ払いでの債務は対象外なので注意が必要です。
銀行のカードローンや、クレジットカードのリボ払いでの債務をおまとめしたいとお考えの場合、アイフルのおまとめローンである「おまとめMAX」、「借り換えMAX」を検討しましょう。
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おわりに
このように、おまとめローンが複数の借入を抱える状況を打破する確実な方法だというわけではありません。
自分の抱えている状況をよく理解し、おまとめローンへ借り換えた方がよければそう決断すれば良いですし、現状のまま返済をつづけていくのもひとつの決断です。
重要なのは、どうすれば自分がローンの完済へたどりつくことができるのか、その道筋を探ることです。
アコムに相談しても良いですし、役所に設けられている住民向けの相談窓口なども助けになってくれます。
それらのアドバイスを受けながら、十分に考え自分にとってベストな選択肢を取れるように努力してみましょう。
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アコムの申込み・審査・返済までの流れはこちら!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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