カードローン審査で重視される属性とは?どんな属性が通りやすい?
「属性とは、何のことを指しているの?」
カードローン審査を申し込む上で重視されるのは信用情報ですが、実は次に大事なのが属性と言われるものです。
そもそも、属性って何のこと?と思う方もいると思います。
簡単に説明しますね。
属性とは、年齢、職業、年収、勤続年数、他社借入などの申込情報に基づき申込者をグルーピングすること
具体的には、カードローンの審査では申込情報に基づき申込者の返済能力をチェックする際に、年齢、職業、年収、勤続年数、他社借入などが重要ポイントとして挙げられます。
その各項目である程度の基準があり、その基準に申込者をグルーピングして返済能力の判断材料とするのです。
例えば職業の属性が無職なら無条件で審査不可。
アルバイト、会社員、公務員とそれぞれ申込者がどこに属しているかである程度の返済能力を判断するために用います。
そのため、審査における大事な判断材料となるので、重視されるのです。
審査には基準がある!詳細記事はこちら
属性別に有利不利がある!審査に通りやすい属性はこれ!
よく、審査に通りやすい属性のことを、属性が高い、属性が良いといったりします。
これは審査を行う上で、属性にも有利になる、不利になるといったものがあるからです。
では有利になる属性とは一体どのようなものか、説明していきます。
まず、審査を行う上で属性としてみられるのは以下の項目です。
- 年齢
- 職業、雇用形態、勤務先
- 勤続年数
- 年収
- 収入形態
- 居住年数
- 居住形態
- 住宅ローンか家賃の負担額
- 家族構成
- 電話の種類
- 健康保険の種類
それではそれぞれの項目を踏まえて属性の有利不利を説明していきます。
年齢
年齢で有利になる属性ですが、20代後半~50代前半が有利となる年齢です。
20代後半~50代前半は働き盛りとみられるため審査で有利になります。
不利となるのは、~20代前半と50代後半~です。
20代前半は収入が少なく、仕事を辞める人も多い傾向にあり、50代後半は定年退職目前のため評価が低くなります。
職業、雇用形態、勤務先
評価が高い属性として、公務員、医師、弁護士、一流企業の正社員などが挙げられます。
安定収入があり、勤続年数が長くなる傾向にあるため、返済能力が高いと判断されるからです。
逆に、アルバイト、パート、派遣社員、契約社員の場合、いつ辞めるかわからないため評価が低くなります。
また自営業や個人事業主の場合、借入金を事業に使う可能性が高いと判断されるため、高収入でも評価は低くなります。
キャッシングやカードローンで借りたお金を事業資金に使うのは契約違反になるためです。
勤続年数
勤続年数は3年以上あれば評価が高くなります。
勤続年数1年未満の場合、正社員でも評価が低くみられやすいです。
基本的に勤続年数が短いと、すぐに仕事を辞める可能性もあり、試用期間や研修中だと収入が少ないと見られ、評価が低くなります。
借りれない理由は勤続年数だけじゃない?
年収
基本的には、年収は高い方が有利です。
基準として、年代別の平均年収を上回っている場合、評価が高くなります。
また、年収〇〇〇万円以上でないと審査に通らないという下限の基準はないので安心してください。
収入形態
収入形態は固定給が有利です。
固定給だと、安定した収入があるとみられるため、評価が高くなります。
ただし、一部歩合や完全歩合でも安定した収入が見込めれば問題ないです。
日雇いだって借りれる!
居住形態
賃貸より持ち家の方が有利とみられる場合があります。
持ち家の場合、返済を免れて逃げるといった可能性が低いと考えられ、また返済を滞納したとしても自宅を差し押さえることができるためです。
ただし、差し押さえには手間と費用が掛かるため、金融会社によっては重視していないところもあります。
居住年数
持ち家の場合は、1年未満でも問題はないです。
ですが、賃貸の場合,一年未満だと不利になることがあります。
何故かというと、人によっては、借金から逃れるために短期間で転居を繰り返すといったことがあるからです。
住宅ローンか家賃の負担額
住宅ローンもしくは家賃の負担額の有無は審査の上で重要です。
住宅ローンや家賃の支払いがなければ、返済にあてられるお金が多いため、審査に有利に働きます。
住宅ローンや家賃の負担がある場合、支払額が収入の何パーセントにあたるかが重要です。
特に、支払い額が40%を超えると審査に不利となるので気を付けてください。
住宅ローンはカードローン審査に影響するのか…
家族構成
基本的に、一人暮らしは不利です。
返済が厳しくなっても頼る相手がいないと判断されるため、評価が低くなります。
逆に既婚で配偶者も働いている、もしくは働いている両親と同居しているといった場合、有利になることが多いです。
また、金融会社によって判断が異なるのが、既婚で子供がいる場合でしょう。
子供がいると生活費が高くなるため不利とみる一方で、子供がいると、責任感が強くきちんと返済する人が多いとみて、不利にならないところもあります。
シングルマザー、シングルファーザーの場合、収入、子供の人数、親と同居などを確認して総合的に判断されるため必ず不利になるとは限りません。
電話の種類
携帯電話か固定電話があれば問題はないです。
ただし、金融会社によっては携帯電話がないと審査を受け付けないところもあります。
健康保険の種類
国民健康保険だからといって、審査の有利不利に影響がでることはありません。
健康保険をみられるのは、勤務先を確認するための判断材料として扱われることがほとんどです。
以上のことが、項目ごとにおける属性での有利不利となります。
ではそれぞれの有利となる点をまとめると、
- 年齢は、20代後半~50代前半
- 職業や雇用形態などは、医師、弁護士といった社会的地位が高いと判断されるものや、公務員、一流企業の正社員といった安定収入が見込めるもの
- 勤続年数が、3年以上
- 年収は高いほど有利となり、基準としては、同年代の平均年収を超えている
- 給与形態は、固定給
- 居住形態は、持ち家だと評価が高くなる場合がある
- 住宅ローンや家賃の負担がない
- 既婚で共働きか、働いている親との同居
といった点が審査に通りやすい属性ということになります。
ただし、属性は複数の項目を総合してみられるので、審査に有利な属性が多いからといって必ず審査に通るわけではないので注意してください。
属性も審査に通る上では大事なこと。自分の属性が審査に影響するのか把握しておこう
自分の属性のことはわかったでしょうか。
有利となる属性、不利となる属性は人によりそれぞれあると思いますが、
簡単に言ってしまえば、有利不利となる属性とは、
- 安定した収入があるか
- 毎月継続して返済できるか
といった点を細かく判断したものです。
そのために、有利となる属性と不利となる属性の違いを理解し、自分がしっかりと返済できる能力があるかを理解することが、審査に申し込む上で大切となります。
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プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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