自己破産すると住宅ローンはどうなる?
一般論として、「自己破産をすると以後10年は住宅ローンを組めない」と言われています。結論から言うと、この話は正しいです。
しかし、どのタイプの住宅ローンに申し込むかによって、認可のハードルが変わってくるということは案外知らない人がいるかもしれません。
今回は自己破産後の住宅ローンについて説明します。
自己破産してローンが組めるまでは何年?自己破産の時効期間を解説
自己破産から10年はブラックリスト入りする
まず前提として理解しておきたいのが、「ブラックリスト入り」の仕組みです。
ブラックリストに入るというのは、信用情報機関に事故情報が登録されるという意味です。
信用情報機関によって、登録される期間が異なり、CICとJICCは自己破産から5年間、全銀協は10年間にわたって登録され続けます。
住宅ローンの審査に際しては、大半の金融機関が全銀協の事故情報を照会します。
したがって、基本的には自己破産から10年間は住宅ローンを組めないのです。
10年未満だけど、住宅ローンを組みたい場合には…
そのため、自己破産から10年未満の状況で住宅ローンを組みたいと考えるのであれば、次の方法しかありません。
▼全銀協の情報を確認しない金融機関でローンを組む
▼全銀協の情報だけで可否を判断しない金融機関でローンを組む
上記2つの条件を考えると、まず銀行系のローンは困難なことが分かります。
なぜなら、基本的にすべての銀行は全銀協の情報を確認するからです。
また、銀行系のローンは本審査で保証会社のチェックが入るのですが、保証会社は総じて自己破産歴に厳しい目を向ける傾向にあります。
※ちなみに補足ですが、自己破産において踏み倒してしまった銀行・保証会社では、10年以上経過してもローンを組むのは難しいです。
ノンバンク系だったら住宅ローンを組める?
では、ノンバンク系ではどうでしょうか。
そもそも、ノンバンク系とは、住宅ローンを専門に扱う金融機関のことを指します。
ノンバンク系は全銀協の情報を確認せず、CICやJICCの情報だけで判断することもあるので、CICとJICCの破産履歴が消える5年後からであれば、住宅ローンを組める可能性があります。
ただし、ノンバンク系のデメリットとしては、住宅ローンの金利が高い点が挙げられます。
自己破産の経験を持つ方にはあまりおすすめ出来るものでは無いかもしれません。
また、ノンバンク系でも全銀協の情報を見るところも多いため、事前の確認が必要です。
フラット35の住宅ローン
自己破産などを経験した方におすすめするのが、フラット35の住宅ローンです。
なぜおすすめかというと、フラット35 の住宅金融支援機構は事故情報だけで足切りをせず、その人の属性を見て柔軟に対応してくれる傾向にあるからです。
たとえば、自己破産を経験したものの、その後しっかり働いて安定的な収入を得ていたり、継続的に勤務していたりすると、その点を評価してローンを認めてくれます。
ただしフラット35を申し込むためには、窓口である金融機関の仮審査を通過しなければなりません。
この仮審査を通るためには、銀行系ではなく、ノンバンク系の金融機関でフラット35を申し込むことが必要です。
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