即日融資で教育ローンは借入可能?審査時間を短縮してお金を用意する方法
消費者金融のカードローンと異なり、その融資内容がゆえに、融資まで時間がかかりがちなのが教育ローン。
低金利で学費をまかないたい親御さん、または当事者目線から見れば、その審査スピードはとても大切な要素!
はたして教育ローンは即日融資が可能なのか?そして審査を早めるコツはあるのか?そんな気になる疑問を徹底検証していきましょう!
残念無念!教育ローンを即日融資で借入するのは不可能だった
まず教育ローンのような低金利でまとまった金額を借入する融資制度は、消費者金融カードローンのように即日で審査から借入を行うのは不可能です。
ここでは本題の融資スピードの解説に入る前に、教育ローンの趣旨、種類をキチンと理解しながら、融資までにかかる時間を考察してみたいと思います。
教育ローンとは?そもそも何で即日融資ができないの?
まずはここで基本となる教育ローンに関して、簡単に説明していきたいと思います。
ローンには使用用途を問わないカードローンのようなフリーローンや、住宅、車、ウェディングなどに特化した目的別ローンの2種類に分かれますが、教育ローンは教育にかかる費用のみに利用できる目的別ローンのことです。
因みに入学金や授業料だけでなく、留学費用、教科書代に、進学に必要な引っ越し代等にも利用できるので、新入学生にはありがたい制度と言えますね!
一般的に教育ローンは、国と民間の2通りに分かれます。
前者の国の教育ローンは、
- 日本政策金融公庫
民間の教育ローンは、
- 都銀
- 信用金庫
- 地銀
- 労金
- 信販会社
から借入可能な教育ローンのことです。
教育ローンは通常、学生当事者ではなく保護者が申請するローンであり、比較的低金利でお金を借入できますが、借入する機関によって金利も大きく異なります。
審査の難易度に関しては、金利が高くなればなるほど
(日本政策金融公庫>銀行>信販会社の順で金利が高くなります)
、難易度は低くなります。
適応金利が1.38~1.78%程度の日本政策金融公庫による教育ローンは特に人気がありますが、年収や就学目的、居住・勤続歴の長さなど様々な条件があり、審査通過の壁は高め……。
逆に銀行や信販会社による教育ローンは比較的審査申込の条件が緩いこともあり、国の教育ローンより借入しやすいメリットがあります。
このように教育ローンはカードローンと異なり、融資額が大きくなり、なおかつ金利も低いことから、申込者(保護者)の収入や返済能力、お子さんが通う高等教育機関の学費の幅などを徹底的に審査するため、消費者金融のような即日融資は原則不可能なのです。
具体的な融資までの期間は個々人で異なりますが、一般的に国の教育ローンは2週間~3週間程度、民間の銀行や信販会社などは数日~2週間程度、融資まで時間がかかります。
カードローンの即日融資に慣れてしまうと、教育ローンの審査スピードの遅さにいら立つ方もいることでしょう。
しかし実際は即日融資ができなくとも、かなりのスピード融資でお金を借入できる民間の教育ローンもあるので、それらを優先的に申込むことで、時間を短縮してまとまったお金を借入することは可能になるのです。
教育ローンと奨学金の違い
それではさっそく、スピード重視の教育ローンをご紹介といきたいのですが、その前に教育ローンと奨学金がしばしゴチャ混ぜになっている方のために、それらの違いについても触れておきたいと思います。
前述でも述べたように教育ローンは保護者が申請するタイプのもので、一括でお金を借入できますが、借入した翌月から利子をプラスした返済が課されます。
逆に奨学金の場合は、保護者ではなく学生当事者が申請するもので、一括ではなく毎月定額を受け取れるタイプのもの。
奨学金にも給付タイプの返済の必要がないものと、貸付タイプのものがありますが、特に前者は受給するにも相当高いハードルを越えないといけません。
そのため一般的な貸付タイプの奨学金がメインになりますが、こちらは在学期間中に返済をする必要こそありませんが、社会に出てから毎月の返済に追われることになるので、その特色をしっかり理解してから申込む必要があります。
また一部の自治体や大学で、教育ローンの利子を負担する補助制度が用意しているところもあるので、実際教育ローンを申込む場合は、居住地と進学する大学で、これらの補助が導入されているかもチェックしてみましょうね。
スピード重視!融資を急ぐ方にオススメしたい銀行の教育ローンまとめ
残念ながら国、民間に限らず教育ローンを即日で借入はできない、ということがわかりました。
しかしある銀行では、条件こそあるものの、かなり迅速な審査で即日融資に準ずるスピード融資を受けることが可能です。
ここでは銀行の教育ローンに視野をあてながらその特徴、申込方法や注意点を交えながら、スピード自慢の銀行教育ローンをご紹介していきたいと思います。
銀行の教育ローンの申込手順と審査ポイント
銀行の教育ローンはみずほ銀行や三井住友銀行のような大手だけでなはく、地方に点在する地銀や労金などの銀行でも教育ローンを利用可能です。
実際、銀行で教育ローンを利用するためには、
- 申込者に安定した収入があるのか?
- 借り入れする保護者の年齢制限内か?(※銀行によって異なりますが、約20~65歳程度)
- 保証会社の審査が受けられるか?
が最低必要条件となります。
ただし明確な年収の数字が求められているところもあれば、連帯保証人が必要なところもあるので、各銀行で詳細の条件は異なります。
必要書類に関しては本人確認書類、収入証明、そして納付金額が分かる書類や合格証のコピーなどが必要になります。
簡単に審査までの流れをロールプレイしてみると
- パソコン、スマホなどで申込
- 仮審査
- 仮審査の結果が通知
- 必要書類提出
- 保証会社による本審査開始(在籍確認、信用情報照会)
- 本審査の結果が通知
- 融資
(カードローン型のものから、教育機関に直接振り込まれる教育ローンまで様々)
という流れが基本の手順です。
また審査基準については、年収が極端に低い、借入件数が3件以上、年収の30%以上が返済費用、または信用情報機関に事故情報が記載されている場合は、審査通過が難しくなる点は否めません。
銀行の教育ローンは審査に時間がかからず、難易度もそこまで高くないため、人気がある金融商品です。
そのため審査通過率を高めるためにも、希望借入額を若干少なめに、そして他社からの借入がある場合は、おまとめローンを利用するなどして借入件数を少なくするなどの工夫も必要です。
またよく聞かれる最低年収は200万円以上、勤続歴の長さは最低でも1年は必要になり、非正規雇用のアルバイトやパートでの借入は、通常のカードローンと比べて審査通過が難しくなる点は留意しておきましょう。
審査早めの教育ローン!オススメの銀行は楽天銀行!
「最短1~2週間で融資!」とうたう銀行教育ローンが多い印象を受けます……。
それを早いとみるか、遅いと判断するかは人それぞれですが、カードローンの即日融資が当たり前に感じてしまうと、やっぱり遅い。
ここで教育ローンなのに迅速融資を実施している銀行を他にもご紹介したいですが、やはり少ない!
数日で借入ができる銀行は、実質楽天銀行の1択と言っていいでしょう。
楽天銀行の教育ローンのスペックをまとめてみると、
借入可能額 | 金利 |
---|---|
10万円~1000万円
(1000万円の借入は医学・歯学・薬学系大学のみ) |
3.9%(固定金利)または3.124%(変動金利) |
で借入可能です。
ただし楽天銀行の場合は、大学のみに適応した教育ローンなので、専門学校や各種学校(予備校含む)に通学している方は利用できません!
楽天銀行の教育ローンは大学と連携している連携型教育ローンを用意しており、進学先が連携先である場合は、非連携型の金利に比べてお得な年率が制定されている点も見逃せませんね!
融資希望日の3か月前から受付ができ、なおかつ最短で翌日融資で借入できる利便性、そしてカードローン同様にWEBからサクッと申込できる気軽さで、大変人気のあるスピード重視の教育ローンになっています。
(※ただし500万円以上の融資の場合は1週間程度時間がかかるので、特に医歯薬系の大学に進学する方は注意してくださいね!)
また楽天銀行の教育ローンは返済方法も充実しており、ボーナス支払いだけでなく、在学中は金利のみの返済、または在学中は保護者が返済を担当し、卒業後は学生本人が保護者に代わり返済をバトンタッチするリレー方式のユニークな返済方式も用意されています。
楽天銀行の教育ローンは大学の費用にしか利用できない点はデメリットと言えますが、そのスペック、利便性の高さにスピード融資は他銀行の追随を許しません。
大変な人気を誇る銀行教育ローンですが、特に実際受験シーズンの真っ只中の1、2月は申込、審査も混み合うのでその点だけは頭の片隅に入れておいてくださいね!
どうしても今すぐお金が必要!そんな場合は金利よりスピード命のカードローンを申込もう
1~2週間の時間的猶予があるのなら、迷わずに銀行の教育ローンを利用することをオススメいたします。
しかしとにかく入学金納付が今日、明日に迫っている、そんな緊迫した状況の場合、国や銀行の教育ローンではなく、スピード命の消費者金融の門を叩くのが確実です!
ここでは最後の手段としてのカードローンの有用性について、触れてみたいと思います。
消費者金融なら30分で審査終了!1時間で融資完了!?
いつ訪れるかわからない、そんなお金のピンチを救うのが消費者金融のカードローン。
通常消費者金融のカードローンは、事業用資金以外ならば、使用用途が問われないため、入学金や学費、意外と馬鹿にならない教材費用へ重点もOK。
WEBでサクッと申込完了、その後に仮審査、本審査を経て、その日のうちに振込融資(銀行の営業時間に注意しましょう)またはローンカードにより即日融資が可能です。
ただし消費者金融のカードローンは、国または民間の銀行による教育ローンと比べて、大変高額な利子(15~18%程度)なので、毎月の返済計画を綿密に練る必要があります。
あくまで最後の手段としての利用をオススメいたしますが、
- 第一志望の学校に繰り上がり合格した場合
- 教育ローンまたは奨学金の融資が、入学金・学費の納付日に間に合わない
- 想像以上に授業料・学費以外の費用がかさんでしまった
このような場合は、ジタバタしてもしょうがないので、消費者金融のドアを叩きましょう。
教育ローンとしての第一選択とは言えない消費者金融カードローンですが、即日融資こそが最大の強みになっているので、いざという時は消費者金融という選択肢も捨てずにとっておきましょう。
特に急いでいる場合はWEBでの申込の後、急いでいる旨をフリーダイヤルで伝え、その後の必要種類提出と契約を自動契約機で行い、ローンカードを発行してもらうのが最短距離の融資方法になるので覚えておいてくださいね。
一方、銀行のカードローンは警視庁による個人データベースへの照会が必須になり、審査基準も厳格になってしまったので、以前は可能であった即日融資は残念ながらできなくなってしまいました。
即日融資で教育ローンは借入不可!金利とスピード重視なら銀行の教育ローンを申込もう
残念ながら即日融資が可能な教育ローンはありませんでした。
しかし楽天銀行の教育ローンの場合は、最短翌日融資という、ほぼ即日融資に近いスピード融資が期待できるので、大学進学の費用に悩んでいる方には、特にオススメの教育ローンと言えますね。
しかしどうしても即日融資を希望したい、または国、民間の教育ローン審査に落ちてしまった方は、最後の砦として、あえて消費者金融から借入するのも一つの選択肢になってくることでしょう。
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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