総量規制対象外のローンでは即日融資できない!そのために注意すべきこと!
即日融資でお金を手に入れたいなら消費者金融のローン一択・その訳は?
個人向けのフリーローンは今では多くの銀行や消費者金融などが販売しており、その膨大なラインナップの中からどれを選んだら良いのか考えるのはなかなか大変なことです。
ただ、すぐにお金を手に入れたい事情があり即日融資対応のものを希望するのなら、その選択肢はぐっと狭まり、消費者金融業者が販売する商品から選ぶことになります。
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なぜ銀行の商品が省かれるかというと、それは先般、金融庁から銀行へ業務改善の指導が入ったためです。
銀行は近年カードローン事業に本格的に参入し、販売実績を鰻登りにあげてきました。
ですが、貸金業法が改正されて以来一端減少した多重債務者の数や債務整理の件数が増加に転じ、その原因の一端が銀行のローンの販売方法にあるとマスコミで報道されました。
その問題点としてあげられたのは、支払い能力を精査せずにローンの契約をしているなど安易に「実績=利益」を稼ごうとしている姿勢が見られたことでした。
金融庁からの業務改善命令で銀行カードローンは即日融資が実質不可に
このような銀行本来の立ち位置から離れた営業の実態を見かねて、ついには金融庁が業務改善のお咎めを出すに至ったのです。
この金融庁の介入により銀行各行はローンの販売体制を改めざるを得なくなり、審査を厳しく、慎重に行うように改めていきました。
そのため、即日融資も行えなくなったのです。
銀行カードローンのこれまでの経緯について知りたい方はこちら
といっても、消費者金融のローンなら問題なく当日中に即日融資ができるかというと、それも簡単な話ではありません。
契約にあたっての申込み条件や、即日対応が可能な時間など、事前に確認しておくべきことはいくつもあるからです。
その中でひとつまず取り上げておきたいのが、ローンの申込み条件に明記されているわけではないもののきちんと把握しておかなければいけない、「総量規制」についてです。
総量規制に要注意!他社借入額は申込み前に事前確認を!
総量規制とは、貸金業法で定める「年収3分の1以上の借入は行えない」という規則です。
たとえば年収300万円の人が100万円以上借りることは、貸金業法のもとで営業している消費者金融業者ではできません。
ここでいう「借入額」とは、個人の抱えるすべての借入をあわせた金額で、銀行や消費者金融、信販業者などすべての業者からの借金を含みます。
即日融資を希望する場合には消費者金融のローンから選択するほかありません。
けれども、この総量規制が存在しているために、既に他社からの借入額が年収の3分の1に達していた場合には新たにローンの契約を行うことができないのです。
もっと知りたい!総量規制についてはこちら
そのため、申込み前に自分がどれだけ借入を残しているかをあらかじめきちんと>確認しておくことが重要になります。
法律の定めには一切抜け道もありませんから、もし年収の3分の1以上の借入を抱えていたとわかったなら、ローンを利用せずにお金を調達する方法を考えなければいけません。
その場合には、質屋を利用する、支払いの猶予を依頼してみるなど、親しい人や相談窓口などに意見を聞いて事態を乗り切るやり方を探っていきましょう。
確実に即日融資で当日中にお金を手に入れるために・この注意事項をチェックしておこう
すぐにお金が必要なために急いで申し込みたくなる即日融資対応のローンですが、申し込んだあとにミスがあったり審査落ちしてしまっては、ただ時間を無駄にするだけです。
当日中にお金を得たいからこそ先にチェックしておきたい、即日融資にあたっての確認点を今一度確認し、ひっかかる点はないか、あらかじめ確認しておきましょう。
1.総量規制にひっかかっていないか?
先の項目であげたとおり、自分の抱えている借入額が年収の3分の1に達していないかは必ず確認しておくべきポイントです。
どんな事情があろうと、この境界を越えていれば契約は不可能ですので、まず最初に計算しておきましょう。
総量規制について気になる方はこちらをチェック!
2.有職者であるか?
年収額で借入金額の制限を行うということはつまり、そもそも年収が存在しない職を持たない人たちは借入できないことを意味します。
ただし正社員でなくともアルバイトやパート、派遣社員といった雇用形態でも半年~一年以上の勤務実績があれば「安定した収入を得ている」とみなされて契約できる可能性は高くなります。
パート・アルバイト・派遣社員の方もOK!
3.個人信用情報に問題ないか?
金融業者はローンの申込みにあたって、必ず個人信用情報期間へ個人情報を照会して支払い能力や信用性に問題がないかを確認します。
直近5年間に債務整理を行った、延滞を繰り返していたといった情報が記載されていれば、まず審査に通ることはありません。
思い当たる履歴があるのなら、申込みをしても時間の無駄になるだけです。
信用情報を確認するにはどうすればいい?詳しくはこちら
4.同時に複数の申込みを行っていないか
お金を早く手に入れたいという焦りであちこちに短期間に申込みを繰り返すと、「余裕がなさすぎる」「返済能力に不安を感じる」として、信用を得られずに審査落ちする可能性が高くなります。
申込みしたという事実は個人信用情報機関に一定期間残り、業者間で共有されるので、隠すことはできないからです。
多重申し込みで審査に通らない!詳しくはこちら
そのため、サイト上のシミュレーションを行うか、あるいは電話で直接確認するなどして、審査に通る確実性が高いと判断できた一箇所だけに申込むようにしましょう。
当日中にお金を融資してもらえるサービスと聞けば、簡単にお金を貸してもらえるのではないかというイメージがつきますが、「最短30分」と謳われているローンの審査でも、支払い能力や信頼性を判断するためのチェックは厳密に行われています。
審査の基準はどこ?気になる方はこちら
当日に融資ができるのは審査が甘いからではなく、審査のシステムを迅速化した消費者金融の長年の営業努力の賜物なのです。
ですから、即日融資のローンを利用するにあたっても、総量規制に引っかからないかなど、審査落ちしかねない要素を自分で事前に確認することが申込む前の最初の一歩としてとても重要になるのです。
即日融資におすすめの消費者金融はこちら
プロミス
※最短3分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
アイフル
※最短18分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
SMBCモビット
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
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プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、在籍確認なし(原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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