専業主婦でも即日融資でお金を借りることができるの?収入ゼロでも借入するには?
家事や育児で忙しく、収入が0円の専業主婦の方の場合、基本的には配偶者の収入や今までの貯蓄から出費を賄っていると思います。
しかし、時にはどうしても購入したいものがあったり、急な冠婚葬祭でお金が足りなくなる時もあるのではないでしょうか。
このような時、専業主婦は即日融資でお金を借りることができるのでしょうか?
今回は専業主婦が即日融資を受けたい時に役立つ業者選びのポイントをお伝えします。
専業主婦は消費者金融で借入ができない!その理由は?
即日融資ができるローンといえば、アコムやプロミスなどの消費者金融が有名です。
最短3分のスピーディーな審査をウリにしており、今日中にお金が必要という時に頼りになる存在です。
(お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます)
また、消費者金融のカードローンは正社員に限らずパートやアルバイトでも申し込むことができ、申込み対象者の間口が広いという特長もあります。
しかし、専業主婦の場合は、消費者金融のローンの申込み条件に必ず挙げられている「安定した収入のある方」という項目を満たすことができないため、申込みをすることができません。
なぜ、このような条件が挙げられているかというと、それは貸金業法上の決まりである総量規制という制限が関係しています。
貸金業者である消費者金融は、貸金業法に基づいて業務を行うことが義務付けられており、その規則の一つである「年収の3分の1以上の融資はできない」という総量規制も遵守しなければなりません。
そのため、年収が0円の専業主婦には1円も貸すことはできないと決められているのです。
「銀行よりも審査に通りやすいと言われている消費者金融なら専業主婦でも利用できるかも…」というイメージを持っている方も多いですが、収入を0円と申告した時点で審査基準を満たすことはできませんので注意しましょう。
銀行カードローンなら専業主婦でも借入可能!ただし即日融資はできない!
消費者金融や信販会社などの貸金業者は貸金業法に則って営業を行わなければなりませんが、銀行法に基づいて営業を行う銀行では貸金業法は関係ありません。
つまり、銀行のカードローンは貸金業法上の決まりである総量規制の対象外となっているので、専業主婦でも借入することが出来るということです。
本人の収入がない場合は、配偶者に安定した収入があることが条件となり、限度額も30~50万円と少額であることがほとんどですが、一時的な出費を賄うには十分という方には銀行カードローンがオススメです。
しかし、銀行カードローンは専業主婦にとっては非常にありがたい存在である一方で、審査の仕組み上、即日融資ができないというデメリットもあります。
以前は即日融資ができる銀行も多数存在しましたが、2018年より審査の方法に一部改正があり、申込者が反社会的勢力の関係者に該当しないかを警察庁のデータベースに照会するという流れが追加されました。
照会の回答が来るのは最短でも翌日なので、現在は全国どの銀行でも当日中の融資はできなくなっています。
どうしても今日中にお金を用意しなければならないという事情がある方は、銀行カードローンに申し込むと融資が間に合わなくなってしまうということは念頭に置いておきましょう。
総量規制の例外措置、配偶者貸付!来店不要で即日融資可能な業者も!
収入がない専業主婦は、総量規制の制限を受けるため、基本的には消費者金融での借入はできませんが、例外措置として配偶者貸付という制度があります。
配偶者貸付では、夫婦の収入を合算することができ、専業主婦でも合算した収入の3分の1までお金を借りることができるのです。
しかし、配偶者貸付は一部の中小消費者金融でしか受け付けておらず、アイフルやプロミス、アコムなどの全国的に知名度がある大手消費者金融では申し込むことはできません。
配偶者貸付の取り扱いがある消費者金融は多くはありませんが、アスカやキャネット、レディースフタバなどは配偶者貸付ができる業者として挙げられます。
これらの業者の配偶者貸付は来店不要で即日融資ができるので、「今日中にお金を借りたい」「誰にも借入する姿を見られたくない」という要望にも応えることができるでしょう。
ただし、配偶者貸付を行うためには、以下のような書類が必要です。
- 配偶者の同意書
- 配偶者との婚姻関係証明書類(例:住民票、戸籍妙本、婚姻届受理証明書)
- ※配偶者の収入証明書が必要な場合もあり
配偶者貸付を利用する場合は、本人確認書類などの一般的なローンで求められる必要書類だけでなく、婚姻関係の証明書類や配偶者の収入証明書など、急に用意するのが難しい書類もあります。
書類が全て揃わなければ審査は完了せず、申込みの時間帯によっては即日融資が難しくなるケースもありますので注意しましょう。
また、夫婦で収入合算をして借入をするため配偶者の同意も必要になりますので、夫に内緒で借入をしたいという主婦の方には不向きです。
よく話し合って配偶者の理解を得た上で利用するようにしましょう。
専業主婦が借入するなら銀行か配偶者貸付!両者のメリット、デメリットをよく考えて利用しよう!
消費者金融には即日融資ができるローンが多数ありますが、総量規制の制限があるため、専業主婦は利用することができません。
ただし、銀行カードローンは即日融資ができない、配偶者貸付は取り扱っている業者が少なく、配偶者の同意も必要というように、両者にはそれぞれデメリットもあります。
メリット、デメリットをしっかりと理解し、自分の置かれている状況に応じて、どの業者を選択するべきかを決定しましょう。
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プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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