即日融資が自慢の大手消費者金融!実は甘くも緩くもない審査だった!?本当に審査が緩い消費者金融なんてある?
大手消費者金融などは、HPでその審査時間の短さを大々的に宣伝しています。
3分の迅速融資、20分で融資完了、こんな魅力的な文句、本当に信じていいのでしょうか?
(お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます)
ここでは、短時間で審査結果が分かるイコール緩い審査と勘違いしてしまいがちですが、その審査の短さはいったい何に起因し、そして本当に即日融資は可能なのかに焦点を当ててみたいと思います。
即日融資をするならまず考えたい大手消費者金融
プロミス
※最短3分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
アイフル
※最短18分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。 |
SMBCモビット
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
3分で審査完了!即日融資に強い大手消費者金融だけど……実は審査は緩くない!
3分~25分でサクッと審査が完了する迅速審査(お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます)、しかし審査内容が緩いがゆえに審査時間が短いわけではありません。
ここでは審査が甘いのかな?と勘違いしてしまいがちな、迅速審査の内情をバッサリ切っていきたいと思います。
審査スピードが早い理由とは?詳しく知りたい方はこちら
なぜ大手の迅速融資は厳格なのか?
プロミス、アイフルにアコム、これらの大手消費者金融は、審査スピード、即日融資に無利息キャンペーンやアプリローンなど、利便性に長けた金融商品をズラリ用意しています。
初回30日間無利息について詳しく知りたい方はこちら
HPでも最短〇〇分で審査終了!などと大々的に宣伝しているところも多いわけですが、確かに審査時間に関しては、とってもスピーディー。
通常これらの大手消費者金融と呼ばれるところは、申込者の個人情報(年収、仕事の形態・種類、勤続歴、持ち家があるかないかなど)をベースに、コンピューターが仮審査を行っています。
(スコアリング審査と言います。)
審査には仮審査と本審査がある!詳しく知りたい方はこちら
その後在籍確認電話、信用情報照会、そして必要書類を提出して後に行われる本審査によって、最終的な借入の可否を決定。
つまり大手消費者金融は、コンピューターによるスコアリング審査を実施しているため、数分~5分程度で仮審査の結果が判明し、その後の在籍確認、必要書類提出のタイミングでトータルでかかる審査時間が変わっていくのです。
滞りなく在籍確認電話と必要書類が提出できれば、それこそ20分程度で契約→融資も可能ではありますが、その審査内容はかなり厳格に調査されます。
在籍確認について詳しく知りたい方はこちら
それぞれの審査基準に関しては、各々の消費者金融が厳密な基準を置いてボーダーラインを引いているわけですが、それらはもちろん社外秘です。
つまり大手は個人の属性をコンピュータによる審査で足切りしていますが(仮審査)、この仮審査は人によるマニュアル審査ではないため、一切の恩情や事情を汲んだ審査がされない点が、大手消費者金融の審査を厳格にしている要素と言えます。
審査で足を引っ張るマイナス要素はなに?
大手消費者金融における審査では、会社への在籍確認や信用情報照会をする本審査よりも、なによりコンピューターによるスコアリング審査を重視しています。
つまり個人の属性により、融資ができるか否かが、仮決定されてしまうということです。
たった数分で結果が出てしまう仮審査の結果ではありますが、ここではどんな要素がマイナス評価になってしまうのか?について考えてみましょう。
審査の基準は?気になる方はこちら
在職歴が短い
→最低1年は在職期間がほしいところ。
年収が低い
→150~200万円ラインが、借入可能な最低ラインと言えます。
借入件数が多い
→最高2件程度までは審査通過の可能性がありますが、それ以上の借入がある場合はNGというところが多いようです。
多重債務で返済が大変な方はおまとめローンの検討を!
借入額が多い
→年収の1/3に近い金額を借りていればいるほど、借入が難しくなります。
貸金業者は通常総量規制(年収の1/3以上の借入が不可能になる。)に則った融資しかできません。
総量規制について詳しく知りたい方はこちら
過去の返済に延滞、滞納したことがある。
→信用情報機関に事故情報が記載されている場合は、問答無用で借入は不可能です。
信用情報について詳しく知りたい方はこちら
同時期に並行して何社も申込んでしまった。
→申込または多重ブラックと呼びますが、同時期に申し込むのは最高で2社程度までにしておきましょう。
申込みブラックについて詳しく知りたい方はこちら
などが特に審査で大きなマイナスポイントになってくる要素です。
無担保、無保証人で借入できる消費者金融なので、これらの信用力を測る要素が揺らげば審査に悪影響があることは明白ですが、意外と自分のスペックを客観視することは難しいはず。
そのため大手消費者金融でキャッシングをしたいと思う方は、そのスピード審査、即日融資という言葉に惑わされずに、まずは自分自身の属性をできるだけ底上げし、これらのマイナス要素を排除して申込むことも重要になってくるのです。
因みに各社のHPで行われているお試し審査での結果は、必ずしも仮審査の結果と同様になるとは限らないので、その点には留意しておきましょう。
本当の意味で審査が緩い消費者金融とは?大手にはない魅力の中小規模のカードローン業者まとめ
大手消費者金融の審査通過率は、40~45%程度で推移しています。
この数字だけ見ると、約4割が審査に通過し、融資をしてもらっているイコール、審査も緩いのかな?と勘違いしてしまいがちです。
しかし実際は前章でもお話をしたように、信用力に借入状況・件数をかなり重視した、決して容易とは言えない審査になっています。
大手消費者金融は即日融資の可能性も高く、様々な顧客サービスが充実していますが、その分借入できる層を絞っているため、どうしても属性がよくなかったり、借入状況が良好でない場合は、審査に通過できない場合が多くなってくるのです。
ここでは、そんな大手消費者金融とは対照的に、審査が比較的緩く、融資可能者の門戸を広げている中小規模の消費者金融についてお話していきたいと思います。
中小規模の消費者金融は審査が緩い?即日融資の可能性はある?
大手消費者金融と中小規模の消費者金融の大きな違いは、その規模、知名度だけではありません。
両者の大きな相違点の一つとして、その審査システムが挙げられます。
大手消費者金融の場合は、先ほど述べたように、コンピューターによるスコアリング審査→本審査というステップで信用力ベースの審査をしますが、中小規模の消費者金融の場合、コンピューターによる仮審査は通常行われません。
これらを独自審査と呼び、与えられた個人情報(入力または聞かれる個人情報は、大手消費者金融での質問事項とあまり変わりはありません)を元に、人の手によるマニュアル審査が実施されます。
つまりコンピューターによる足切りのような審査が必要ではなく、個人の属性を吟味したうえで、
- どうしてお金が、いくらくらい必要なのか?
- 返済計画はきちんと立てられるのか?
- 債務者と債権者としての良好な信頼関係を築くことに値する人物なのか?
を中心に、可能な限り前向きに融資を実施しようとするのが、中小規模の消費者金融の特徴です。
この独自審査をズバリ審査が緩いと断言することはできませんが、大手と比べてもいわゆる金融事故を起こしたことがある方や、借入状況が良好ではない方の融資にも積極的なので、比較的柔軟な審査形態といえるでしょう。
なお即日融資が可能かというと、通常独自審査の消費者金融は時間の限り、融資可能な範囲内での貸付を熟考する傾向が強いので、即日融資は大手と比べて難しくなります。
即日融資も可能……かも!大手より緩い独自審査で借入できる消費者金融まとめ
独自審査による審査が比較的緩い中小規模の消費者金融は、大手落ちしてしまった方が主な融資対象者になるため、審査通過の可能性自体はまだまだ残されています。
ここではそんな審査緩めの消費者金融の中で、特にメジャーで安心度が高い業者をいくつかご紹介してみたいと思います!
ハトさんマークが、シンボルになっているフタバ。
東京都千代田区に本拠地を置く、首都発祥の中堅消費者金融の雄として知られています。
闇金業者がフタバの屋号を真似て融資を募るくらい、その知名度、人気は高く、現在は無利息キャンペーンも利用OK!
特に関東圏に根付いた融資を積極的に行っており、融資金額自体はかなり低い10~50万円ですが、金利幅14.959%~17.950%という抑えた上限金利で借入可能な点はうれしいですね!
融資こそ銀行振込のみですが、最短30分の迅速審査、属性や信用力が良好でない場合も10万円程度の小口融資ならば借入の可能性大なので、大手落ちしてしまって、緊急度の高い融資を希望する方にはオススメの消費者金融と言えるでしょう。
昨今東京や横浜などの関東圏に進出し、大規模な新規会員獲得を目指しているのが、愛媛県に本社を置くセントラルです。
中規模消費者金融の中でも、特に知名度がある消費者金融で、即日融資もOK、ローンカードによるセブンATMでの融資にも対応、無利息キャンペーンも用意している、大手同等のサービスを提供しています。
気になる金利は4.8~18%、最高融資金額300万円となっており、1万円以上の融資の場合は、1000円単位で借入が可能な使いやすさが自慢です。
基本的に安定した収入があり、現時点で年収の1/3以上の借入をしていない、そして現在進行形で返済の滞納、延滞をしていなければ借入の可能性はあります。
ただし大手に近いサービスを提供しているので、そこまで金融ブラックや多重債務に易しい印象はなく、大手落ち→セントラル→その他の中堅貸金業者という順番で、審査に臨んでいる方が多いようです。
中小規模の消費者金融の中でも、特にスピーディーな審査が特徴なのがアローです。
貸金業者のアローといえば、大手に準じる知名度を誇っており、即日融資の可能性が高いことから人気をはくしています。
最短45分審査、金利15.0%~19.94%、そして最高融資金額は200万円となっており、大手消費者金融よりは若干金利が高いのが難点です。
健康保険に加入していること、年収の1/3以上の借入をしていないことが申込条件になっていますが、口コミを見ても金融ブラックの方でも少額の借入ができた!という嬉しい報告が多く見られるので、トライしてみるのもいいかもしれませんね!
今回は3社の消費者金融を紹介してきましたが、どこに申込んでいいのかわからない、そんな方はぜひこれらの消費者金融のドアをノックしてみてはいかがでしょうか?
因みに一つの傾向ではありますが、中小規模の消費者金融はWEB申込による全国対応が基本ですが、地元に密着した融資に積極的な印象があるので、知名度・人気度以外に、居住する都道府県内の貸金業者に狙いを定めるのもGOOD IDEAかもしれません。
審査が緩いカードローン会社を利用する上でのメリットとデメリットを考察してみた
今まで消費者金融の30分審査における融資の秘密、そして本当の意味で審査に柔軟性がある消費者金融のお話をしてきましたが、最後に即日融資もOK、審査緩めの中堅消費者金融を利用する上でのメリット・デメリットについてお話してみたいと思います。
本当に審査は緩いの?中小規模の消費者金融利用のデメリット
ここではまず、デメリットから審査緩めの消費者金融の特徴について、お話していきたいと思います。
審査は比較的柔軟、信用力だけによらない貸金業者の短所を、よく理解してから申込しましょうね!
- 知名度が低く、闇金と間違う方が少なくない。
- スコアリング審査がない分、個人の事情や借入理由、借入状況などを細かくヒアリングされる。
- ローンカードによる融資、無利息キャンペーンなど利用できるサービスが少ない。
- 金利が18~20%程度と大手消費者金融と比べて金利が高めである。
- 審査に時間がかかる傾向がある、属性や信用情報次第では即日融資が難しい。
- 増額融資に限らず、限度額内の追加融資を受ける際にも再審査が必要になる。
などが挙げられます。
特に②のヒアリングに関しては対面または、電話で行われますが、かなり詳細のプライベート事項からお金に関する価値観までを、詳細に聞かれることが多く、その時点で苛立ちを覚える方も少なくありません。
しかしこれは融資の可能性を広げるための1つの手段なので、いかにお金が今必要で、いかに返済計画を上手に立てられるかをうまく説明できさえすれば、審査通過の可能性はグンと高まることを忘れないでくださいね。
こんな人にオススメ!中小をオススメできるメリット
逆に審査が緩めな貸金業者を利用するメリットは何なのか?
ここでは、思わず申込をしたくなる、そんな長所を考察していきたいと思います。
- 収入が低い、借入状況が悪い、または過去に金融事故を起こしていても、少額ならば借入の可能性がある。
- 専業主婦でも借入可能な、配偶者貸付が利用できるところも少なくない。
- 地方の貸金業者でもWEBでの申込が可能。
- 借入→返済を繰り返し実績を積めば、大型融資も可能になる。
などが挙げられます。
メリットよりもデメリットの方が多い点は否めませんが、全国規模で申込ができる点、そして大手と比べて門戸を広げた独自審査にこそ、中小規模の消費者金融を利用する価値があると言えるのです。
即日で借入OKの大手消費者金融、その審査は決して緩くなかった!審査通過に自信がない方は中小業者の門を叩こう!
審査の時間が短かければ短いほど、消費者心理は浮ついてしまいがち。
しかし審査の短さ=審査が緩い、というわけではないことを分かって頂けたことでしょう。
大手消費者金融は、いわゆる宣伝効果を狙って融資の短かさを強調しがちですが、そこにはスコアリングによる仮審査→信用情報、在籍確認電話による本審査による、決して平坦とは言えない審査が待っています。
それぞれの申込者の属性、信用力は異なりますが、自身のスペックを客観視し、果たして本当に大手消費者金融に通過できる可能性があるのかを熟考しながら、審査の短さに惑わされない貸金業者選びをすることが融資成功のカギになっているのです。
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プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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