アコムのビジネスローンを詳しく解説

アコムは消費者金融の中でも大手で有名ですが、様々な商品があることを知っていますか？

CMでよく見かけるのは通常のカードローンや、クレジットカードとカードローンが一緒になったACマスターカードです。

実はアコムの商品はこれだけではなく、他にも総量規制の対象外となる「借り換え専用ローン」、個人事業主におすすめの「ビジネスサポートカードローン」があります。

個人事業主の方がアコムでお金を借りたいと思ったときに検討すべきなのは通常のカードローン、もしくはビジネスサポートカードローンです。

個人事業主だからビジネスサポートカードローンしか申し込めないということはなく、アコムのカードローンも申し込みが可能なのですが、2枚のローンカードには様々な違いがあります。

この記事では、アコムのカードローンとビジネスサポートカードローンの違い、ビジネスサポートカードローンの特徴と申し込み方法について説明していきます。

アコムのビジネスローンと通常のカードローンとの違いは何？

アコムのビジネスローンと通常のカードローンの大きな違いは3つあります。

この3つが大きな違いといえますが、即日融資も可能であること、限度額の範囲内で繰り返し借入、返済ができる点は一緒です。

アコムのビジネスローンに申し込む方法

アコムのビジネスローン「ビジネスサポートカードローン」に申し込む方法は4つです。

インターネット、店頭窓口・自動契約機、電話、郵送手続きのいずれかで申し込みができますが、場合によってはアコムへの連絡が必要なケースがあります。

そのケースとは、すでに通常のアコムのカードローンを契約している場合、総量規制を超えるような融資を希望する場合の2つです。

どちらかに該当する場合には、まずアコムへ電話連絡をして申し込みに必要な書類や契約方法について確認をしましょう。

店頭窓口や自動契約機へ来店して申し込みをした場合には、その場で簡易審査結果を教えてくれ、インターネットなどの他の方法で申し込みをした場合には電話、メールで連絡があります。

無事にビジネスローンの審査に通過すれば、ローンカードの受け取りができます。

カードを受け取る方法は、来店かもしくは郵送になります。

来店する場合は店頭窓口・自動契約機契約へ行き、契約とカード発行の手続きを行いましょう。

郵送手続きを希望する場合は、必要書類が自宅へ届くので、必要事項を記入をして返送します。

後日、自宅にローンカードなどが郵送されてくるので、カードの受け取りをすれば借入が可能です。

ローンカードなどの郵送物がある場合の差出人名は「ACサービスセンター」なので、家族に封筒を見られても借金の書類だとバレる可能性は低いので安心してください。

アコムの「ビジネスサポートカードローン」の申し込み条件と審査基準

アコムのビジネスサポートカードローンの申し込み条件は、通常のカードローンとは異なります。

アコムのビジネスローンは、事業を開始してから1年以上が経過している個人事業主の方で、なおかつ、アコムの審査基準をクリアしないと契約ができません。
たとえ従業員がいない場合でも法人化されている企業の代表者の方だと申し込みの対象外となります。

また、審査基準が非公開である点は通常のカードローンと変わりません。

ただし、アコムのビジネスローンは、銀行が行う事業融資とは異なり、細かな事業内容や、今後の事業計画書を提出するわけではありません。

そのため、現在の収入を判断基準にしていると考えることができます。

アコムのビジネスローンの申し込みに必要な書類は何？

アコムのビジネスローンでも、通常のカードローンでも準備すべきものに大きな違いはありません。

本人確認書類は、運転免許証があれば問題ありませんが、持っていない場合にはマイナンバーカードなどの顔写真がついている書類の写し、それもない場合は健康保険証と住民票などのその他の書類一部を準備しましょう。

また、本人確認書類に記載されている住所が現住所ではない場合には、住民票、公共料金の領収書などの書類（発行日、領収日から6ヶ月以内のもの）も必要になります。

そして、注意が必要なのが収入証明書類です。

通常のカードローンでは本人確認書類だけでお金を借りることもできましたが、ビジネスローンでは直近1期分の「確定申告書B（第一表）」の写しが必要です。

加えて、100万円を超える融資を希望する場合には確定申告の方法によって以下の書類も提出しなくてはいけません。

これらの書類を提出する際に注意したいのが、税務署受付印の押印、もしくは税理士名の記載が必要ということです。

確定申告をするときに、手元にコピーをとっている方も多いと思いますが、しっかりとコピーにも押印をもらうようにしてください。

受付印をもらわず、すでに最新年度分の確定申告を終えてしまったときは、確定申告書の余白部分に税務署に提出した日付、提出した税務署名の2つを記載しなくてはいけません。

ただし、受付印、税理士名がない書類では申し込みができないケースもあるので覚えておきましょう。

アコムの「ビジネスサポートカードローン」は個人事業主のためのビジネスローン！総量規制対象外で年収の1/3以上の借入も可能

アコムの「ビジネスサポートカードローン」は、個人事業主の方だけが申し込める事業性資金のためのカードローンです。

通常のカードローンではビジネス用途の資金を借りることはできないので、資金繰りに困っている個人事業主の方には頼もしいですね。

申し込みには1年以上の業歴が必要という基準はありますが、収入が安定しない個人事業主の方にとっては頼みの綱ともいえるローン商品です。

また、個人事業主の方の年収は確定申告でマイナス計上するなどかなり低い場合がありますよね。

そのような方は、通常のカードローンだと総量規制に引っかかるので、予想以上に限度額を小さく設定されたり、まったく借りることができなかったりします。
その点、総量規制対象外のビジネスサポートカードローンであれば、総量規制を超えての借入も可能です。

銀行から融資を受けようと思うと様々な書類を準備しなくてはいけませんが、アコムのビジネスローンは、本人確認書類と確定申告書の写しの2種類だけでも申し込みができます。

すでにアコムのカードローンを契約している方はビジネスサポートカードローンへの切り替えになるので、その場合にはアコムへ電話連絡をして必要な手続きや契約方法に関する案内を受けましょう。

ビジネスサポートカードローンは、アコムのカードローンと同じように即日融資も可能で、インターネット、店頭窓口・無人契約機などから申し込みができます。
ただし、ビジネスサポートカードローンには30日間の無利息期間はありません。

そのため、アコムとの契約が初めてで、ビジネス目的以外でお金を借りたい個人事業主の方は、ビジネスサポートローンではなく通常のカードローンを選んだ方がお得です。

事業性資金としてのお金が必要であればビジネスサポートカードローン、その他の生活費やレジャー目的などであれば通常のカードローンを選ぶと良いでしょう。

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