アコムは他社借入があると審査に通りづらくなる!
アコムに申し込んで落ちやすい人の特徴として「他社借入」が多い人があげられます。
他社借入とは、アコム以外の金融機関から既に借りている借金のことです。
この記事ではアコムの審査に他社借入が及ぼす影響について解説します。
- なぜ他社借入が多いとアコムの審査に落ちやすいのか
- いくらぐらいの他社借入ならアコムの審査に通るのか
- 他社借入をごまかして少なめに申告すればアコムにはバレない?
以上のことが気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
他社借入額が多いとアコムの審査にはマイナスになる
カードローンについて知識がある人なら常識ですが、他社借入はアコムなどの消費者金融の審査に大きな悪影響を及ぼします。
「他社借入額」や「他社借入件数」が多いと、審査でマイナスの評価を受けてしまうのです。
アコムが審査で重視する内容とは
アコムは数十項目もの情報を使って審査しますが、その中でもかなり重視していると考えられているものは以下です。
- 他社借入(他社借入額、他社借入件数)
- 年収
- 勤務先、勤続歴
- 他社への返済状況や過去の金融事故歴(クレジットヒストリー/信用情報)
他社借入は年収や勤務先と同じぐらい、審査で重視されているのです。
他社借入が重視される理由その1:返済能力に直結するから
アコムが他社借入を重視するのは、返済能力に直結するからです。
他社借入が多い人は金利によって返済利息が膨らんでしまい、アコムへの返済が滞る可能性が高くなります。
また他社借入件数が多いと、アコム以外にも返済していかなければいけません。
その分だけ返済が滞る可能性は上がるでしょう。
このような理由から、他社借入が多ければ多いほど返済能力が低いと見なされて、アコムの審査には落ちやすくなってしまいます。
審査落ちまでしなくても限度額が少なめに設定されるなどの悪影響が出るでしょう。
他社借入が重視される理由その2:総量規制
もう1つ重要な理由として「総量規制」があげられます。
総量規制とは貸金業法という法律で定められたルールのことです。
消費者金融は、年収の3分の1以上を貸してはいけないと総量規制で決められています。
年収300万円の人に対しては、その3分の1の100万円までしか貸すことができません。
例えば年収300万円の人がアコムに申し込んだ時点で、すでに100万円の他社借入があるとしましょう。
総量規制では最大100万円しか借りられないので、アコムはもう1円も貸せません。
他社借入が多すぎるとアコムで審査落ちしやすくなるのは、この総量規制も大きな原因といえます。
アコムの審査について詳しくはこちら
他社借入はいくらまでならOK?
それでは他社借入はいくらぐらいまでなら大丈夫なのでしょうか?
明確な基準をアコムは公開していませんし、勤務先や勤続歴など他の情報との兼ね合いもあり、いくらまでならOKという明確なラインはありません。
金額よりも年収とのバランス(割合)が大事
他社借入で大事なのは年収とのバランス(割合)です。
同じ50万円の他社借入があるAさんとBさんを例に考えてみましょう。
他社借入 | 年収 | 年収に占める他社借入の割合 | |
---|---|---|---|
Aさん | 50万円 | 500万円 | 10% |
Bさん | 50万円 | 200万円 | 25% |
同じ他社借入でも、年収が500万円のAさんはアコムでも審査に通りやすいでしょう。
なぜなら年収に占める他社借入の割合が10%と少ないからです。
逆にBさんの他社借入は、年収の25%に達しています。
アコムの審査に落ちるかは申し込んでみないとわかりませんが、Aさんよりは落ちやすくなるはずです。
他社借入は単純な金額だけで多い少ないを判断するのではなく、必ず年収との割合で考えるようにしましょう。
総量規制について詳しくはこちら
他社借入はごまかせない!アコムは信用情報機関でチェックする
他社借入が多いと審査にマイナスになるのなら、ちょっと少なめにアコムに申告しようと考える人もいるかもしれません。
しかし他社借入は正直に申告してください。
なぜならアコムは信用情報機関を通して、必ず申込者の他社借入額をチェックするからです。
他社借入をごまかしても、必ずアコムにはバレてしまいます。
信用情報機関にはすべての他社借入が記録されている
日本にはCIC、JICC、KSCなど3つの「信用情報機関」があります。
消費者金融や銀行からお金を借りたりクレジットカードを利用したりすると、借り入れ残高が信用情報機関に記録されることになっています。
そしてここが重要なところですが、アコムなどの金融機関は信用情報機関の情報をチェックして他社借入額を1円単位で把握できます。
つまりアコムへの申し込み時に他社借入額をごまかしても、信用情報機関の情報で嘘がバレてしまうのです。
実際の他社借入額よりも大幅に少なく申告すると、審査にマイナスになる可能性もあります。
他社借入額と他社借入件数は、ごまかさないで正直に申告しましょう。
信用情報について詳しくはこちら
無理してアコムで新規借り入れせず、おまとめローンを活用しよう
他社借入が多い人は高い返済利息に苦しめられ、さらに他社借入が膨らむ悪循環に陥る傾向にあります。
次回の返済額が用意できないので、新しく消費者金融から借り入れをして乗り切ろうとするからです。
しかし他社借入が多い人がアコムでお金を借りようとすると、なかなか審査に通りづらいことはもうおわかりいただけたでしょう。
他社借入が膨らみすぎて返済が辛くなってきた人は、アコムで新規借り入れするのではなく「おまとめローン」を利用してみましょう。
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、いくつかある借金を1つの金融機関にまとめてしまうローンのことです。
例えばA社30万円、B社30万円、C社30万円と3社合計90万円の借り入れがあるとします。
新しくD社から90万円を借りて、A・B・Cの3社にすべて返済してしまいます。
そうすると借金で残ったのはD社の90万円だけになります。
A・B・C社からそれぞれ30万円の合計90万円 → D社90万円のみ
借りている金額は90万円のまま変わりませんが、借入件数は3件から1件に減っています。 これがおまとめローンです。
おまとめローンのメリットは金利が下がること
おまとめローンはただ単に借金の件数が減るだけではなく、借入金利が下がる点にメリットがあります。
金利が下がれば返済利息も下がり、毎月の返済は少しだけ楽になります。
おまとめローンを利用することで他社借入が多い人も、新規に借り入れをせずに返済が楽になるかもしれません。
なぜおまとめローンを利用すると金利が下がるのでしょうか?
①100万円以上の借り入れは法律により15%が上限金利となるため
借金を一本化して1社からの借り入れが100万円以上になると、利息制限法という法律により金利は15.0%以下になります。
・10万円~100万円未満の借り入れ → 上限金利18.0%
・100万円以上の借り入れ → 上限金利15.0%
A社から50万円(18.0%)、B社から50万円(18.0%)を借りているとしましょう。
この2件の他社借入をおまとめローンで一本化すると、合計100万円の借り入れになるので上限金利は15.0%以下に必ず下がります。
②総量規制の「例外貸付け」に該当するため
おまとめローンは総量規制の「例外貸付け」に該当し、年収の3分の1以上でも借りられます。
ただし「借り入れ前より、おまとめ後の金利が下がる」というような、借り手に有利な条件を満たさなければいけません。
他社借入はアコムの審査で年収と同じぐらい重要!なるべく減らして申し込もう
他社借入が多すぎるとアコムの審査に通りづらいという点について解説してきました。 最後に重要点をまとめておきましょう。
- 他社借入が多いとアコムの審査には通りづらく、限度額も控えめになる
- アコムは他社借入額を信用情報機関でチェックするのでごまかせない
- 他社借入額が年収の3分の1を超えると総量規制により審査は自動的に落ちる
他社借入はアコムに限らず、消費者金融や銀行カードローンで非常に重要視される審査項目です。
できるだけ他社借入は減らした状態で新規申し込むようにしましょう!
アコムの申込み・審査・返済までの流れはこちら!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。

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