アコムをパートが申し込んだ場合の限度額は?限度額が上がりやすい人の特徴も紹介
一般的にカードローンやキャッシングの審査は、パートやアルバイトよりも正社員の方が有利と言われています。
正社員の方が、パートやアルバイトよりも年収が高い傾向で、長く安定した収入が見込める点が有利なポイントです。
また、正社員の方がパート・アルバイトよりも借入限度額も高く設定されることが多いのも事実です。
それでは、パートやアルバイトの方がアコムでの借入を申し込んだ場合、借入限度額はいくらを想定しておけば良いのでしょうか。
限度額によっては、アコム以外の借入先を検討しなければいけないという方もいるでしょう。
今回は、パートやアルバイトの方がアコムを申し込んだ場合の借入限度額を調査しました。
そもそもアコムはパートやアルバイトでも借りられる?
パートやアルバイトでもアコムから借りることができます。アコムでは、貸付対象者を以下のように規程しています。
「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」
上記のどこにも、雇用形態に触れるものは書かれていません。
パートやアルバイトであっても、毎月安定した収入があればアコムの審査に通る可能性は十分あります。
審査に落ちる人の特徴に共通点はある?
貸付け条件が広く取ってあるアコムでも、一定の割合で審査に落ちてしまう人がいるのは事実です。
ちなみに審査が厳しいと言われてる銀行カードローンの審査通過率は10~20%と言われています。
それでは、アコムでの審査に落ちてしまう方に共通の特徴はあるのでしょうか。
以下のいずれかに当てはある方はアコムでの借り入れは難しいと考えてください。
・安定した収入がない
・過去に長期間の延滞や債務整理といった金融事故を起こしたことがある
・ほかの貸金業者からの借入金が年収の3分の1以上ある
アコムの申し込みから審査までの流れについてはこちら
アコムでは最大でも年収の3分の1までしか借りられない
パートやアルバイトの方のアコムでの借入限度額をお伝えする前に、アコムでは「年収の3分の1以上の借り入れはできない」という点はお伝えしておかなければなりません。
これはアコムだけに限った話ではなく、消費者金融ではどこの会社でも同様に最大でも年収の3分の1までしか借りることはできません。
つまり、年収300万円の方が150万円を借りるのに「アコムではダメだからアイフルで申し込む」というわけにはいかないということです。
また、ほかの消費者金融ですでに借り入れがある場合は、「年収の3分の1-ほかの消費者金融からの借り入れ」が最大の借入金額になります。
たとえば、年収300万円の方が他社からすでに50万円の借り入れがある場合、「100万円(年収の3分の1)-50万円(他社からの借り入れ)=50万円」が最大限度額になります。
消費者金融が年収の3分の1を超えての融資をしてはいけないという決まりは、貸金業法の総量規制で定められたものです。
なお銀行は銀行法が適応され貸金業法の範疇外ですが、銀行カードローンの過剰融資などの問題で現在は総量規制に準じた自主規制が行われており、現在では総量規制以上の借入ができるのは複数の借入の一本化、おまとめローンのみとなっています。
総量規制について気になる方はコチラ
アコムでのパートの限度額はどれくらい?
それでは次に、パートやアルバイトの方のアコムでの借入限度額を見ていきましょう。
パートやアルバイトと一口に言っても、職種や収入はバラバラで、アコムが設定する借入限度額もバラバラです。
たとえば月々の収入が10万円ずつで年収が120万円の方は総量規制によって、最大でも40万円しか借りることができません。
反対に、看護師のような専門職の場合、パートでも年収400万円という方もいます。この方の場合は、審査状況によっては100万円以上の限度額も十分期待できます。
そのため一概に「パートの方の限度額はいくら」ということはできませんが、アコムでの体験談や口コミを分析した結果、以下がアコムの借入限度額の中央値であることが分かりました。
・200万円以上の年収=30万円
・200万円未満の年収=10万円
もちろん、審査結果によって限度額は増減しますので、30万円や10万円という限度額はあくまで目安として考えてください。
パート・アルバイトでアコムの審査に通る条件について詳しくはこちら!
限度額を増額する方法
アコムでは、初回に設定された借入限度額を増額することも可能です。
利用実績に応じて自動で限度額が増額されることも多いクレジットカードと違い、アコムで増額をするには自ら申請をしなければなりません。
また、増額には再度の審査が行われます。増額の審査に通れば限度額が増額されるわけですが、審査に通りやすくなるポイントがいくつかありますのでご紹介します。
良好な利用実績
増額審査に通るには、これまでの利用実績が良好なことは必須です。
これまでの返済に一度でも遅れがあると、増額審査に通ることはできません。
また、増額審査では、アコムだけではなく他社への返済履歴、クレジットカードの利用履歴・返済履歴、割賦販売された携帯電話の支払い履歴なども照会されます。
他社であっても返済遅れや支払い遅れがあった場合には、審査に非常に不利になってしまいます。
良好な利用実績を積み上げて借入限度額を上げていきたいという方は、返済遅れや支払い遅れには十分注意してください。
他社からの借入額が減っている
初回の審査の際に他社借入額があった場合、他社借入額が減っていると大きなプラスポイントです。
反対に初回審査より増えている場合は、審査に通ることが難しくなります。
また、もともとなかった他社借入額ができてしまった場合も、審査に通らないものと思ってください。
アコムの担当者から見れば、他社借入が多くなればそれだけ貸し倒れのリスクが増します。
初回申込時より他社からの借入額が増えてしまった方は、安易な増額申請はおすすめできません。
限度額の増額どころか減額が十分に考えられますし、最悪の場合利用停止になってしまう危険性もあります。
属性が良くなった
パートやアルバイトから正社員になったなどの属性が良くなった場合は、増額審査に通る可能性が高くなります。
年収が上がった、勤続年数が長くなった、アパートから持ち家に引っ越したなども高ポイントです。
扶養家族が減った場合も、アコムから高評価される可能性が高いでしょう。
反対に、転職したばかり、年収が下がってしまったというケースは増額審査が通らないばかりか限度額の減額も考えられます。
転職した方は、最低でも転職から1年間は増額申請をしない方が無難でしょう。
アコムの限度額を増額する方法とは?
パートでも限度額が上がりやすい人の条件
同じパートやアルバイトでも限度額が上がりやすい人と上がりにくい人がいます。
それでは、両者ではどこに差があるのでしょうか。限度額が上がりやすい方の条件をまとめました。
年齢が若い
「同じ職種で年収も同じ、勤続年数もほぼ同じ、年齢は10歳の差がある」。
こういった場合、年齢が若い方が限度額は上がりやすくなります。
理由は、「パートやアルバイトから正社員になる可能性が高いこと」、「失業した場合でも次の仕事が見つけやすいこと」の2点です。
一概には言えませんが、年齢が若い方がパートやアルバイトからの正社員登用に有利なのは事実です。
転職するにしても、年齢が若ければ若いほど正社員の募集数は多くなります。
また、万が一失業した場合でも年齢が若い方が仕事の募集の絶対数が多いので、次の仕事を見つけやすいですね。
年齢が高くなれば高くなるほどどうしても新しい仕事が見つかりにくくなりますので、アコムとしても増額するのはリスクが高くなってしまうわけです。
収入形態が固定給
収入形態によっても、限度額の上がりやすさが異なります。
最も有利な収入形態は月々の収入が一定の固定給です。
「月々20万円の固定給で年収240万円という方」と「年収は260万円だけど月々の収入が一定しない歩合給という方」。
年収だけ見れば、後者の方が有利に思えますが、アコムでは圧倒的に前者が有利です。
アコムが重視しているのは、安定性です。歩合給の場合は、良い時は収入が上がるものの、悪い時には下がってしまい、安定性に欠けます。
また、仕事を休むと月収が下がる日給月給制、時給制は歩合給よりもさらに不利です。
アコムの増額審査において、収入形態は下記の順番で有利になります。
1.固定給
2.歩合給
3.日給月給
4.時給
勤続年数が5年以上
勤続年数が長ければ長いほど、増額審査の際に高ポイントになります。
具体的には、5年以上の勤続年数だと特に有利です。
反対に1年以下の勤続年数は、マイナス評価が下されてしまいます。
転職したばかりの増額希望の方は、審査の結果、減額されることもありますので、最低でも1年以上働いてから増額申請をすることをおすすめします。
なお、学校を卒業したての方は勤続年数が1年以下であっても審査が不利になることはありません。
家賃負担がない
月々の固定費の中で最も高額なのが家賃という方がほとんどではないでしょうか。
家賃負担がないということはそれだけ、可処分所得が増えるわけですから、審査に有利にはたらきます。
家族名義の一戸建てに住んでいる、家賃負担は配偶者という方は増額審査に通りやすいと言えるでしょう。
扶養家族がいない
アコムの増額審査の際に最も有利になる家族構成は、独身もしくは扶養家族のいない夫婦共働き家庭です。
扶養家族が多くなれば多くなるほど、増額審査には不利になります。
子どもが生まれて初回の審査の時より扶養家族が増えたという方は、審査の内容によっては、減額されるケースもありますのでご注意ください。
アコムではパートも借入可能!ただし、正社員と比べると限度額は抑えられる傾向に
今回はパートやアルバイトの方がアコムを申し込んだ際の借入限度額をお伝えしました。
パートやアルバイトといっても、さまざまな収入形態があり、中には正社員より収入がある方もいます。
そのため、パートやアルバイトの方のアコムでの借入限度額を、ひとまとめにすることはできません。
しかし、調査の結果、おおむね「年収200万円以上は30万円」、「年収200万円未満は10万円」ということが分かりました。
正社員の中には初回でも100万円を超える限度額が設定されることも珍しくありませんので、正社員と比べると、どうしても初回の限度額が抑えられる傾向です。ただ、借入限度額は増額もできます。
今回ご紹介したポイントを踏まえてアコムを利用すれば、パートやアルバイトの方でも借入限度額の増額は十分期待できます。
アコムの申込み・審査・返済までの流れはこちら!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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