アコムの利用明細の見方とは?難しい専門用語の意味も含め徹底解説!
アコムをはじめとするカードローンでは、ATMなどで借入・返済を行った際に明細書が発行されます。また、月々の利用明細も自宅に郵送されますね。
利用明細には、取り引きに関する重要な事項が記載されていますが、毎回きちんと確認していますか。
中には、確認していないという方もいるのではないでしょうか。
また、「確認はしているけど、専門用語が難しくて意味が分からない」という方もいるでしょう。
明細書の意味が分からなかったり、確認すること自体を怠っていると、不利益を被る可能性があります。
そこで今回は、アコムの明細書の見方を詳しくお伝えします。
一見難しく見える専門用語も分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までチェックして明細を見る際の参考にしてくださいね。
アコムの明細書に記載されている内容は?
まずはアコムの利用明細にはどのような事項が記載されているかを見ていきましょう。
アコムの利用明細に記載されている内容は、借入時・返済時、さらにアコムATMを利用したか提携ATMを利用したかによって若干異なります。
ここでは、利用する方が多いセブン銀行のATMでの借入時と返済時に記載されている内容を紹介します。
借入時 | 返済時 |
---|---|
取引内容 | 取引内容 |
お取引金額 | お取引金額 |
ATM利用手数料 | ご返済取引 |
手数料累計額 | 元金充当額 |
お取引後残高 | 利息充当額 |
貸付利率(年率) | 遅延損害金充当額 |
ご利用可能額 | その他充当額 |
次回返済期日 | ATM利用手数料 |
次回返済金額 | お取引後残高 |
返済方式 | 次回返済期日 |
最終返済予定日 | 次回返済金額 |
返済回数 | 基本契約日 |
遅延損害金 | 最終変更契約日 |
各回の返済期日 | 最終貸付日 |
最終回返済金額 | 最終貸付直後残高 |
総返済予定額 |
アコムATMでの利用明細は、ATMの仕様により若干用語が異なりますが、記載されている内容に大きな違いはありません。
なお、用語の意味については後ほど詳しく解説しますので、あわせてチェックしてください。
アコムの明細書に記載されている用語の意味を知ろう
次に、利用明細の中で特に重要な事項を紹介します。
前述の通り、アコムの明細書には数多くの項目が記載されていますが、必ず確認したい項目があります。
また、明細書に記載されている用語の解説も行っているので、明細書を確認する際の参考にしてください。
元金充当額・利息充当額・遅延損害金充当額・その他充当額
元金充当額、利息充当額、遅延損害金充当額、その他充当額の4項目は最重要項目です。
利用明細が発行されたら必ずチェックしましょう。
この項目は、返済した金額が何にあてられているかを示したものです。
元金充当額
借入の元金にあてられた金額です。
元金を減らしていかないと借入を完済することはできませんし、月々の利息を減らすことはできません。
利息充当額
返済額の中から利息にあてられた金額を指します。
遅延損害金充当額
返済日に遅れると発生する金額への充当金額です。
アコムでは遅延損害金を年率20.0%に設定しています。
たとえば、10万円の借入残高がある場合、返済期日から10日遅れてしまうと、
10万円(借入残高)×20%(遅延損害金年率)÷365日×10(返済が遅れた日数)=約548円
上記のように548円が遅延損害金として発生します。
10,000円を返済したとしても、548円は遅延損害金にあてられますので、その分、元金の返済分が少なくなってしまうというわけです。
結果的に完済までの返済回数が多くなり、アコムへの支払総額も増えてしまいます。
遅延損害金は、通常の利息より高い利率が設定されていますので、返済遅れにはくれぐれもご注意ください。
その他充当額
返済金額のうち、ATM手数料や無利息残高の支払いにあてられた金額です。
無利息残高とは、文字通り無利息の借入残高で、アコムでは1,000円未満の借入残高の場合、無利息になります。
アコムATM、提携ATMは硬貨の入金ができませんので、ATMでは支払うことができません。
返済方法は、インターネット返済、店頭窓口、銀行振込のいずれかになります。
お取引金額
お取引金額に記載されているのは、出金(借入)、入金(返済)の金額です。
借入時にも返済時にも必ずお取引金額をチェックするようにしましょう。
実際にいくら借りたか、いくら返済したかを把握しておかないと収支のバランスがとれない借りすぎの状態に陥ってしまう危険性があります。
利用明細に記載されている用語の意味
アコムの明細書は、専門用語や普段聞き慣れない言葉が使われているため、特に慣れない方にとっては意味が分かりづらいですね。
そこで、明細書の用語について、以下に簡単にまとめました。
【借入時】
取引内容 | 今回の取引の内容(借入時は、ご出金と記載) |
---|---|
お取引金額 | 今回借入した金額 |
ATM利用手数料 | 提携ATMを利用した際に発生した手数料 |
手数料累計額 | これまで利用した提携ATMの手数料の合計金額 |
お取引後残高 | 利息を含まない現在の借入残高 |
貸付利率(年率) | 現在の利息 |
ご利用可能額 | 借入可能な金額 |
次回返済期日 | 次回の返済日 |
次回返済金額 | 次回の返済の最低返済額 |
返済方式 | 契約上の返済方式(アコムの返済方式は定率リボルビング方式) |
最終返済予定日 | 現在の借入の全額返済予定の期日(毎回、最低返済金額を返済した場合) |
返済回数 | 現在の借入の全額返済までの回数(毎回、最低返済金額を返済した場合) |
遅延損害金 | 遅延損害金が発生した場合の利率(アコムは20.0%) |
各回の返済期日 | 契約上の各回の返済期日(アコムでは35日ごと払いと毎月1回払いから選択可能) |
最終回返済金額 | 現在の借入の全額返済までの支払総額(毎回、最低返済金額を返済した場合) |
【返済時】
取引内容 | 今回の取引の内容(借入時は、ご入金と記載) |
---|---|
お取引金額 | 今回返済した金額 |
ご返済取引 | 返済内容(カードローンもしくはショッピング) |
元金充当額 | 返済金額のうち元金に充当した金額 |
利息充当額 | 返済金額のうち利息に充当した金額 |
遅延損害金充当額 | 返済金額のうち遅延損害金に充当した金額 |
その他充当額 | 返済金額のうち、無利息残高やATM手数料に充当した金額 |
ATM利用手数料 | 提携ATMを利用した際に発生した手数料 |
お取引後残高 | 利息を含まない現在の借入残高 |
次回返済期日 | 次回の返済日 |
次回返済金額 | 次回の返済の最低返済額 |
基本契約日 | アコムと契約を締結した日付 |
最終変更契約日 | 契約内容に変更があった場合の契約締結日 |
最終貸付日 | 直近の借入を行った日時 |
最終貸付直後残高 | 直近の借入後の借入残高 |
明細書を郵送されたくない方はWeb明細がおすすめ
アコムでは、ATMでの利用ごとに発行される明細書のほかに、毎月末に自宅に利用明細書が郵送されます。
アコムからは、貸付証明書、入金明細書、カード利用明細書の3つの郵送されますので、アコムの利用を家族にバレたくないという方は特に注意が必要ですね。
実は、アコムの利用明細書は自宅郵送を避けることができます。
契約時に明細書の「電磁交付」を選択すれば、自宅に明細書が届くことはありません。
電磁交付とは、契約書、借入や返済の明細書をWebで確認できるサービスです。
契約時に明細書の電磁交付の選択を忘れてしまったという方も、後からでも電磁交付に変更することが可能です。
「会員ページ」にログインして、「書面の受け取り方法」メニューから手続きすることができます。
自宅への郵送を回避しバレるのを防ごう!
アコム会員ページからの利用明細の確認方法
最後に、アコムの会員ページから明細書を確認する方法を見ていきましょう。
確認方法はとてもシンプルで、
「会員ページ」でログイン→「明細の確認」を選択
上記の2ステップで利用明細を確認することができます。
こまめに利用明細を確認して、使いすぎを防止しましょう。
また、万が一、カードを不正利用されてしまった場合でも、こまめにチェックしておけば早めに犯罪にも気づくことができます。
なお、Webの利用明細書は、直近取引の利用履歴が反映するまで時間が必要なケースもありますので、この点には注意してください。
アコムの会員ページについての記事はこちら
アコムの明細書には重要な情報が記載されている!きちんと保管しておこう
今回はアコムの明細書に焦点をあてて、どのような情報が記載されているのかを中心にお伝えしました。
これまで明細書はあまり見たことがなく、何となく借入金額や返済金額を把握していたという方もいるのではないでしょうか。
しかし、アコムの利用明細書には、借入額や返済額、返済金額のうちの元金充当金額などの重要な情報が記載されています。
利用明細書を細かくチェックすることが、使いすぎ防止や早期の完済につながります。
利用した後には、必ず明細書を確認することをおすすめします。
アコムの問い合わせについて詳しく知りたい方はこちら!
アコムの申込み・審査・返済までの流れはこちら!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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