保証会社としてのアコムの保証業務を徹底解説!
大手消費者金融として知らない人はいないほど有名なアコム。
実は、保証会社としても有名で、数多くの金融機関を保証しています。
そこで気になるのが、
- アコムの保証会社はどこなのか?
- 保証会社としてのアコムの保証業務の内容や提携先は?
- アコムの会員はアコム保証の銀行カードローン審査に優遇される?
順番にチェックしていきましょう!
アコムに保証会社はあるの?
カードローンを利用する際に、まずは利用条件などをチェックするかと思います。
条件のひとつに、「保証会社の保証が受けられる方」と記載されているのを見かけたことはありませんか?
これはつまり、保証会社の審査に通過し、保証を受けることができない場合はお金を借りることができないことを意味しています。
保証会社によって審査の難易度が異なると考えられるので、カードローン申し込みの際は、どこの保証会社を利用しているのかも調べておきたいポイントです。
まずは、カードローンに対する保証会社の役割や、アコムはどこの保証会社を利用しているのかについて詳しく解説していきましょう。
カードローンの保証会社とは?
カードローンは、個人でも担保や保証人なしでお金を借りられるので利用者にとってはとても魅力的なサービスです。
しかし、金融業者側からしてみれば、利用者本人が返済不能な状況になってしまった時、担保や保証人がないために未回収金が発生し、貸し倒れしてしまう恐れがあります。
当然、貸したお金が返ってこずに、マイナスになってしまうと経営は苦しくなります。
そこで、そんなリスクを避けながら安心して運営するために利用しているのが、保証会社です。
保証会社の主な役割は以下の通りです。
- カードローンの申し込みがあった際に審査を行う
- 利用者が返済を長期間滞納した場合、利用者に代わって金融業者にお金を支払う
このことから、カードローンを利用する場合は、保証会社の審査にも通過する必要があり、保証会社が保証人の代わりとなります。
アコムは保証会社を利用していない
カードローンには、銀行が運営しているものと消費者金融が運営しているものがありますが、保証会社を利用しているのは銀行のみです。
消費者金融は自社で保証業務を行なっているのに対し、銀行は、保証業務を消費者金融や信販会社など外部に任せているケースが多くなっています。
そのため、消費者金融のアコムも保証会社を利用していません。
申し込みの際はアコムが独自の審査をし、利用者が長期滞納した場合はアコムが損失を受けます。
利用者からすると、アコムは申し込む際に保証会社について気にすることがなく、もちろん担保や保証人を用意する必要もないので銀行カードローンよりも利用しやすいと言えるでしょう。
保証会社について詳しく知りたい方はこちら
アコムが行う保証業務とは?
アコムは保証会社を利用せず、自社でローン商品の保証業務を行うとともに、連結子会社である「エム・ユー信用保証会社」と信用保証事業を展開しています。
信用保証事業とは、提携金融機関ローン利用者の保証業務を行うことです。
アコムは保証業務を始めた2001年以降、これまでの消費者金融業で培ってきたノウハウを活かし拡大を続けています。
銀行カードローンの保証業務を積極的に行なっており、現在はアコムで30社、エム・ユー信用保証会社で25社の金融機関と提携しています。
提携金融機関の多さで分かる通り、大手消費者金融として知名度の高いアコムは、カードローンだけではなく保証業務も年々成長を遂げています。
アコムを利用する場合は保証会社としても大きな存在であることを頭に入れておきましょう。
なぜ銀行は保証会社を利用している?
アコムと三菱UFJ銀行のように、消費者金融を保証会社に利用する銀行は多く、その連携はどんどん進んでいます。
その背景には、賃金業法改正により「総量規制」が定められたことが関係しています。
総量規制とは、原則、消費者金融などでの借り入れ総額が年収の3分の1まで制限されるルールです。
これにより経営困難に陥った消費者金融は銀行に助けを求め、保証業務を担当し業務提携することで銀行から手数料(保証料)を受け取り新たな収入源を作り出したのです。
一方で銀行側も個人向け融資のノウハウを持ち合わせていませんでしたが、個人向け融資のノウハウを持ち合わせた消費者金融と業務提携することで新規顧客獲得に繋がり、さらに貸し倒れのリスクも防げるというメリットがあります。
三菱UFJ銀行とアコムなどをはじめ、銀行の保証会社に消費者金融が多いのはこのような理由があるのです。
つまり、銀行と消費者金融は、業務提携することで「win-win」の関係性にあるということですね。
アコムが保証する銀行カードローンは?
アコムが保証業務を始めたのは2001年、地方銀行の北海道銀行でした。
その後拡大を広げ、現在は同じ三菱フィナンシャルグループの三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」をメインに数多くの銀行カードローンの保証業務を担当しています。
以下で、アコムが保証する銀行カードローンの一部を紹介します。
・セブン銀行「ローンサービス」
・ソニー銀行「MONEYKit」
・北海道銀行「ラピッド」
・広島銀行「マイライフプラス」
・青森銀行「Aキャッシング」
・西日本シティ銀行「NCBキャッシュA」
・長崎銀行「プレミアA」
・南都銀行「キャッシュクイック」
・群馬銀行「ナイスサポートカード」
他にも、山形銀行、宮崎銀行など数多くの地方銀行カードローンの保証業務を行なっています。
調べてみると「メインバンクにしている銀行の保証会社がアコムだった」ということも少なくありません。
銀行カードローンについて詳しく知りたい方はこちら
アコムの会員はアコムが保証する銀行の審査に通りやすい?
銀行カードローンの審査は保証会社が行うため、アコムの利用者でれば保証会社がアコムになっている銀行カードローンの審査に通りやすいのでは?と考える方も多いでしょう。
結論から申し上げると、基本的にはアコムの会員であるからと言ってアコム保証の銀行カードローンの審査に通りやすいということはありません。
というのも、アコムのカードローンでお金を借りることと、アコムで保証の承認を得ることでは審査基準に違いがあります。
金融機関により審査基準に違いがあるのはもちろんですが、一般的に消費者金融カードローンに比べ銀行カードローンは審査が厳しいと言われています。
アコムで審査落ちした場合は、アコム保証の銀行カードローンも審査に落ちてしまう可能性が高くなるでしょう。
さらに万が一利用者が長期延滞を起こした場合、アコム自体の借り入れと銀行での借り入れをアコムが二重で背負うことになってしまうので、審査はより慎重に行われる可能性もあります。
このことから、アコム会員であることとアコムが保証する銀行カードローンの審査は別物であると考えておきましょう。
アコムの利用歴が影響する可能性はある
アコム会員であるからと言って、アコムが保証を務める銀行カードローンの審査に通りやすいわけではありませんが、少なからずアコムの利用歴は影響する可能性があります。
というのも、アコムは保証提携している銀行のカードローンの審査の際に、信用情報とともにアコム社内にあるデータも参照します。
過去に返済を滞納することなく毎月きちんと支払っている、またはアコムでの債務を既に完済している優良会員であれば、それだけアコムからの信頼は高まり保証審査でプラスの要素になるかもしれません。
逆にアコムで過去にトラブルを起こしていた場合、アコム保証の銀行カードローン審査に通過するのは難しいと考えておきましょう。
アコムは多くの金融機関の保証会社に!
現在、アコムは多くの金融機関の保証業務を務めており、保証会社としても無視できない存在になっています。
アコムの会員であるからと言って、アコムが保証連携する銀行カードローンの審査に優遇されるとは限りませんが、 何かしらの影響がある可能性は否定できません。
利用者数が多く業績も高いアコムは、所持しているデータ数の多さや、これまで営んできた消費者金融業の歴史、高い審査能力などから、数多くの銀行の信頼を得ています。
今後も、保証会社をアコムに選ぶ銀行はさらに増加すると推測できるでしょう。
カードローンに申し込む際は、保証会社にも着目してみてくださいね。
アコムの申込み・審査・返済までの流れはこちら!
プロミス
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※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
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