アコムの返済が残っている状態で病気になり返済不能になってしまったら…？

病気になってしまい休職や退職をせざるを得ない場合、支払いを今まで通り続けていくことは難しくなるでしょう。

収入がなく支払えないという場合でも、アコムからの請求を放置しておいてはいけません。

返済スケジュールを組みなおす際の相談窓口など、返済が困難になった時に必要な知識を頭にいれておきましょう。

なお複数社から借金をし、多重債務によって返済が苦しい方は、複数の借金を一つにまとめることで金利を下げる、おまとめローンで解決するケースもあります。

またそれでも返済できない方は、債務整理などを検討するのも一つの手です。
弁護士や司法書士に的確なアドバイスをもらえますので、是非一度相談してみましょう。

病気で働けなくなるリスクは誰にでもある！

「病気になって働くことが困難になり、収入がなくなってしまう」という状況に自分が陥ってしまうなんてことを考えながら生きている人は少ないでしょう。

多くの人が、自分は大丈夫だと思っているはずです。実際にそのような状態になってしまった人も、以前はそう思っていたでしょう。

しかし、急に大きな病気を発症してしまうリスクは誰にでも起こり得ることです。

病気の症状の度合いにもよりますが、仕事を続けていくことが難しいということも十分考えられます。

一時的に休職し治療に専念することで回復することもあるでしょうが、完治の見込みが立たず退職を余儀なくされることも多いに考えられるでしょう。

アコムで借入れを行う時は、「毎月このくらいの収入があるから、○○円なら継続的に返済することができるだろう」と考えて借り入れを行います。

その収入が急に途絶えてしまったら、その後の返済はどうすればよいのでしょうか？

病気になってしまう可能性は誰にでもあります。その時に困らないよう、対処法を知っておきましょう。

支払えないとどうなるの？理由は関係ない？

アコムを通常通り利用しているうちは、利用日数に応じてそれぞれの決められたパーセンテージの利息というものが発生していました。

ところが期日を過ぎても支払いが行われない場合には、通常の利息にプラスして“遅延損害金”というペナルティーが科せられます。

アコムをはじめとした多くの金融機関では、遅延損害金を20.0％に設定しており、返済日を1日でも過ぎるとこの遅延損害金が発生してきます。

病気で働けなくなったことが原因で、収入がなくなったとしてもアコムからの請求を無しにできるわけではありません。

支払えないからといって放置していると、遅延損害金はどんどん膨らんでいってしまうでしょう。

アコムの利用規約では、

• 定められた返済日に返済を行うこと
• 支払を遅滞する等期限の利益を喪失したときは、所定の遅延損害金を支払うこと

についてしっかりと定められています。

返済ができなくなった理由は、アコムにとって問題ではありません。
利用規約に同意してお金を借り入れた以上、自分の利用した分については請求された通りにしっかり返済を行うことが義務となるのです。

万が一の時のために正しい対処法を覚えておこう

病気や事故で働けなくなった時に焦らないように、支払いが困難になった場合の正しい対処法を頭に入れておきましょう。

返済できないと思ったら、すぐにアコムに相談！

支払いができなくなった時、一番やってはいけないのは『その事実を黙ったままにしてアコムからの連絡を無視すること』です。

期日に支払いが行われなければ、アコムから必ずなんらかの方法でコンタクトがあるでしょう。返済依頼の連絡を、払えないからといって無視するのは絶対NGです。

期日を過ぎアコムから連絡が来る前に、「支払えないかもしれない」と思った時点ですぐアコムに連絡をしてください。

コンタクトの取り方としては以下の3つの方法があります。

休業手当や失業手当・医療保険など、働けなくても収入の見込みがあり「○日まで待ってくれれば確実に返済できる！」と返済の約束をすることができる場合には、インターネットや自動音声ダイヤルで支払いの延期を申請することができます。

しかし収入の見込みがなく返済日の約束ができないという場合にはこれらの方法は使えませんので、オペレーターの出るコールセンターに連絡をして相談する必要があります。

長すぎる借入プランを組むのはちょっと危険

病気になって働けなくなることで一番困るのは“収入がなくなる”という点です。

そんな時のために、給与サポートや通院費用を保障する保険というものがあるのです。万が一、働けなくなってしまった時が来ても生活を送っていくことができるような保険に加入しておくこともおすすめです。

アコムをはじめとして現在の消費者金融のローンには、消費者信用団体生命保険はほとんどありません。そのため、なにかあっても返済義務は無効にはならないのです。

つまり借入から完済までの期間が長すぎるのは、何かあった時のことを考えるとリスクが高いと言えるでしょう。

毎月の生活に支障が出ない程度の少ない金額で返済していくこともできますが、この先なにがあるかわからないということを考えると、返済できる時にどんどん返済を進めて完済してしまう方が安心です。

毎月の生活とのバランスを図りながら、無理のない範囲で返済を進めていくよう心がけましょう。

病気で働けなくなってしまった場合には、アコムに誠意をもって謝罪をしてその旨を伝える必要があります。

イレギュラーなことなので一概にそうだとは言いきれませんが、一時的な返済額の減額や請求ストップの措置を講じてくれることも可能性としてはあります。

しかし先ほども解説したように、遅延損害金は1日1日発生してきますので、早期完済に向けて動いていくことが求められてくるでしょう。

返済ができそうにない時は、すぐにアコムのコールセンターに連絡して相談しよう！

払えないものはどうしようもない、と開き直ってアコムからの返済依頼を無視してはいけません。

病気で収入がなくなってしまったからといって借金が帳消しになることはありませんので、自分が借りて利用したお金はしっかりと返済する義務があります。

アコムでは、返済の継続が困難になったと正直に申告があればリスケジュールの相談に乗ってくれるでしょう。

返済ができそうにないと判明した時点で、すぐにアコムのコールセンターに連絡をして正直に事情を話すようにしてください。

その後の資金繰りについては、自分の貯蓄や家族と相談して決めるようにしましょう。

多重債務で返済が苦しい…そんな時はおまとめローンなどの検討も！

なお多重債務（複数社からお金を借りている）によって返済が苦しい方は、毎月の返済負担を軽減するために、その複数の借金を一つにまとめることで金利を下げる、おまとめローンで解決するケースもあります。

下記のおまとめローンシミュレーションも、ぜひ参考にしてください。

おまとめローンシミュレーション

また先述したように、それでも返済できない場合は、債務整理などを検討するのも一つの手です。
弁護士や司法書士に的確なアドバイスをもらえますので、是非一度相談してみましょう。

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