今年の24時間テレビはキャッシュレス募金!寄付金は所得から控除できるって知ってた?
みなさんは毎年24時間テレビを見ていますか?
24時間テレビといえばテーマソングの『サライ』を全員で歌う姿や、会場で募金の列に並ぶ様子などが印象的ですよね。
そんな24時間テレビですが、今年、2020年の放送は大きく姿を変えそうです。
新型コロナによりどうしても従来の形式での放送は難しいという判断で、一例を挙げると、今年はメイン会場での募金活動はありません。
新型コロナのこともあり、24時間テレビの放送をするかどうかは社内で話し合いがあったようですが、朝の報道番組で「放送は行うものの、今年の24時間テレビは公道でのマラソン、メイン会場における対面での募金活動は実施しない」ということが発表されたのです。
そして、番組内では「キャッシュレス募金」というワードが使われました。
私自身は放送をしっかりと見たことも、24時間テレビのチャリティーに参加したこともないのですが、そんな私が今回24時間テレビについて取り上げようと思ったのはこの「キャッシュレス募金」がきっかけ。
普段、キャッシュレスに関する記事を多く書く私としては、これはしっかりと押さえておこうと思ったわけです!
色々と調べてみたところ、これまでにない試みというわけではなかったのですが、キャッシュレスで募金できることを知れば、私のように「やってみようかな!」と考える人もいるのではないでしょうか?
キャッシュレス化が進むことで、コンビニやファーストフード店の店頭に置かれている募金箱への寄付は減っているという話もありますしね。
「これまで募金箱にお釣りを入れていた」という方も、「これまで募金したことないな~」という方も、一緒にキャッシュレス募金について勉強していきましょう。
また、街頭募金とは異なり、キャッシュレス募金は所得控除を受けやすいため、実は節税にも効果的なんです。
この記事では今年の24時間テレビの募金方法、キャッシュレス募金や所得控除を申請する方法について説明していきます。
ほぼ現金を使用しないキャッシュレス生活を送るアラサー男子。クレジットカードのポイントを貯めることを第一に考えているため、買い物は値段よりも、還元率を重視するという本末転倒っぷり。
今年の24時間テレビの概要
まずは簡単に今年の24時間テレビの概要について説明していきます。
今年の24時間テレビは、2020年8月22日(土)~23日(日)の放送予定です。
番組のテーマは『動く』とのことで、コロナ禍の中でいかに動くかの、新しいスタイルを模索していくとのことです。
すでに一部の出演者も発表されており、メインパーソナリティーは井ノ原快彦さん(V6)をリーダーに、ジャニーズ事務所に所属するいくつかのグループからメンバーが選出されています。
【発表されている24時間テレビの出演者(敬称略)】
①メインパーソナリティ
・井ノ原快彦(V6)
・増田貴久(NEWS)
・北山宏光(Kis-My-Ft2)
・重岡大毅(ジャニーズWEST)
・岸優太(King & Prince)
②24時間テレビサポーター
・徳光和夫
③総合司会
・羽鳥慎一
・水卜麻美(日本テレビアナウンサー)
日本テレビを代表するようなチャリティー番組ですし、これまでとは違うスタイルでの放送ということもありかなり大変そうですが、頼もしいメンバーなので安心ですね。
メインパーソナリティーのリーダーである井ノ原快彦さんは40代ですが、その他のメンバーは20代、30代となっています。
グループ、世代の垣根を越えて、メンバーが集まっているわけですね。
新型コロナ感染拡大防止のため街頭での募金活動は縮小
24時間テレビの風物詩ともいえる会場での募金ですが、新型コロナの感染拡大を防止するために、今年はキャッシュレスでの募金を強化していくとのことです。
番組のテーマや形式などが発表された当初はキャッシュレス募金についてあまり詳しい情報がなかったのですが、具体的な方法も分かってきたのでまとめていきます。
2020年の24時間テレビではメイン会場での募金活動は中止に
今年の24時間テレビのメイン会場は両国国技館なのですが、そこでの募金活動は完全中止となりました。
どうしても人が集まり、感染拡大のリスクが高まることが懸念されるため、妥当な判断ではないでしょうか?
今年は、メイン会場である両国国技館では、番組放送のみを実施するとのことです。
ただ、一部の企業(日産自動車、住友生命、東洋水産、大王製紙)では街頭での募金も実施予定ですが、詳細は未定となっています。
24時間テレビにおける寄付方法
メイン会場での対面募金は実施しないとのことですが、どうやって今年は募金するのでしょうか?
今年は、キャッシュレス募金を含め、次のような方法で募金できるようです。
【24時間テレビで募金をする方法】
・銀行振込
・スーパー、コンビニなど
・キャッシュレス募金
私はキャッシュレス募金をしてみようと思っているのですが、クレジットカード、もしくは3キャリアの携帯電話が必要になります。
そのため、キャッシュレス募金ができない人も、自分のできる方法でチャリティーに参加すれば、それで良いのではないかと思います。
大切なのは関心を持つこと、そして、行動に移すことですからね。
銀行振込
24時間テレビの放送は8月の2日間ですが、銀行振込による募金は通年で受け付けています。
ゆうちょ銀行の場合は、窓口かATMから募金を行えます。(郵便局の貯金窓口も利用可能です。)
イオン銀行はATMのみですが、ゆうちょ銀行と違いATMからの振り込みに手数料がかかりません。
また、日本テレビ系列の各放送局の定めた銀行でも、寄付金を預かってくれるようです。
そちらについては、住んでいる地域の放送局のホームページで確認してください。
【銀行振込】
金融機関名 | ゆうちょ銀行 | イオン銀行 |
---|---|---|
本・支店名 | (全国共通) | 本店 |
口座番号 | 00160-5-2400 | (普) 0001225 |
口座名 | 24時間テレビ | 24時間テレビ委員会 |
窓口での振込 | 手数料なし | ※1 |
ATMでの振込 | 手数料あり | 手数料なし
(ATMでの振込のみ) |
※ 2020年7月13日時点の情報です。寄付をする際は、公式HPなどで最新の情報を確認してください。また、上記以外の金融機関からの振込に関しては、手数料がかかります。
※1 イオン銀行はATMのみです。また、現金振込は店頭設置のATMのみで行えます。
スーパー、コンビニ
メイン会場での対面募金はないものの、イオングループの各店舗では募金が可能です。
募金できるのは実施期間中のみですが、「銀行振込やキャッシュレス募金ってよく分からない、面倒」という方はこの方法が簡単だと思います。
実施期間中に募金ができる主なイオングループのお店は次の通りです。
【イオングループの各店】
・イオン
・ダイエー
・マックスバリュ
・ミニストップ
キャッシュレス募金
キャッシュレス募金は、24時間テレビのホームページ、もしくは携帯サイトから行え、クレジット決済とキャリア決済に対応しています。
クレジットカードはVISA、JCB、Master、AMEXの4つのブランドに対応しており、一口500円で最大200口まで行えます。
一方、携帯キャリア決済では、募金した金額が携帯電話料金と合算されて後日請求されます。
対応しているキャリアはdocomo(ドコモ ケータイ払い)、Softbank(ソフトバンクまとめて支払い)、au(auかんたん決済)の3つです。
新たにキャリアとなった楽天モバイル、および、いわゆる格安スマホでは行えません。
携帯キャリア決済では寄付金額を100円、500円、1,000円、3,000円、5,000円から選択できます。
(キャッシュレス募金は寄付金の一部がシステム利用料として差し引かれます)
24時間テレビチャリティーグッズの収益金も寄付金に
24時間テレビでは毎年チャリティーグッズの販売もしており、それらの収益金も寄付金となります。
今年のTシャツ(チャリTシャツ)は、銅版画家、芸術家として知られる小松美羽さんのデザインで、他にはハンドタオル、バッグ、モバイルバッテリー、クリアフォルダも販売されています。
個人的にはモバイルバッテリーが衝撃的でした。(時代を感じます…)
普段、モバイルバッテリーを持ち歩く習慣がないからでしょうが、幅広い世代がチャリティーに興味を持つきっかけになると良いですね。
販売開始は7月10日からですが、この記事を書いている14日の時点ですでに売り切れ、在庫わずかのものもあるようです。
チャリTシャツ、チャリティーグッズの購入を考えている人は、早めに購入した方が良さそうですね。
「被災地の支援などにお金を出したいけど、なんかあらたまって募金はしにくい…」という方は、このようなチャリティーグッズの購入で貢献するのはどうでしょうか?
⇒24時間テレビチャリティーグッズ(公式)
24時間テレビでキャッシュレス募金をする手順
「キャッシュレス募金って面倒そう…」と思った人もいるかもしれませんが、クレジットカードやキャリア決済でネット通販をするのと大きくは変わりません。
24時間テレビのキャッシュレス募金は以下のような流れで行います。
【キャッシュレス募金の手順】
①専用サイトで「寄付する」をクリック
②空メールを送信
③折り返しメールの申込用URLをクリック
④申込情報を入力
⑤募金完了
①専用サイトで「寄付する」をクリック
24時間テレビにはインターネット募金用の特設サイトがあるので、パソコン、もしくはスマホからアクセスし、「寄付する」ボタンを押します。(フィーチャーフォンからの募金も可能ですが、パソコン・スマホ用サイトをおすすめします。)
⇒24時間テレビインターネット募金(公式)
②空メールを送信
するとメールソフトが起動して、空メールが作成されます。
特に何かを入力する必要はないので、そのまま空メールを送信してください。
そうすることで、キャッシュレス募金の案内メールが折り返し届きます。
また、「寄付する」ボタンでいつも使っているメールソフトが起動しない場合は、直接、メールアドレスを入力することも可能です。
例えば、スマホからだと、そのスマホのアドレスからメールが送信されることになりますが、普段、パソコンのフリーメールを使っているならそちらで寄付の申し込みをする方がスムーズかもしれません。
③折り返しメールの申込用URLをクリック
折り返しで届いたメールにキャッシュレス募金用のリンクが貼ってあるので、そこからクレジット決済、もしくはキャリア決済をしていきましょう。(PC・スマホ用、フィーチャーフォン用でリンクが異なります。該当するリンクをクリックしてください。)
④申込情報を入力
同意事項を確認し、問題なければ「上記に同意する」と書かれたボックスにチェックを入れてください。
そして、①居住地(都道府県)、②生年月日、③性別を入力していきます。
次に、クレジット決済を希望する場合は、以下の項目を入力します。
・カード番号
・有効期限
・セキュリティコード
・カード名義人
・寄付口数
キャリア決済を希望する方は、寄付金額を選択するだけで大丈夫です。
⑤募金完了
一通り入力したら、画面下の「確認画面」へ押します。
入力した内容に間違いがないことを見直し、申し込みを確定させると募金完了です。
特に面倒な入力項目はないと思うので、寄付金額さえ決まっていれば数分でできるのではないでしょうか?
キャッシュレス募金のメリット・デメリット
前述の通り、24時間テレビではいくつかの募金方法が用意されていますが、キャッシュレス募金にはメリットも、デメリットもあると思いました。
ここからは、あくまでも私個人の意見ですが、キャッシュレス募金のメリット・デメリットについてお話ししていきます。
【キャッシュレス募金のメリット・デメリット】
メリット |
①募金活動の実施場所まで行く必要なし |
---|---|
デメリット |
①システム手数料が差し引かれるため全額が寄付されない |
人によって何をメリット(デメリット)に感じるかは違うと思いますので、参考程度に見てください。
メリット①募金活動の実施場所まで行く必要なし
キャッシュレス募金であれば、これまでのように特定の場所まで行って募金するという手間がなくなります。
クレジットカードや、スマホなどが必要なので誰でも利用できる方法ではないものの、自宅や職場、移動中でも募金を行えるのです。
各地の募金会場や実施店舗に行くのが面倒だった方は、キャッシュレス募金をすると良いでしょう。
メリット②税制上の優遇対象になる
「寄付は節税にもなる」なんて話を聞いたことがあると思いますが、実は、24時間テレビでの募金も税制上の優遇対象になります。
はじめて知ったのですが、24時間テレビに関しては、街頭での募金は対象外で税制上の優遇を受けるためにはキャッシュレス募金、もしくは銀行振込をしなければいけないとのことです。
「寄付で節税」と聞くと、なんとなく富裕層のための税金対策というイメージだったのですが、どうせなら優遇を受けた方が得だと思います。
メリット③クレジットカードのポイントも貯められる
クレジットカード会社によっても違うかもしれませんが、寄付金の請求でもクレジットカードのポイントが貯まります。
もちろん、寄付した金額に比べると還元されるポイントは微々たるものです。
それでも寄付をしつつ、自身にもポイントが返ってくると思うと、街頭での募金よりもお得感はありますね。
また、貯めたポイントで寄付できるということもあるので、決済方法によっては請求金額+αを寄付に回すこともできるのです。
デメリット①システム手数料が差し引かれるため全額が寄付されない
ここからはデメリットについて説明していきます。
まず、キャッシュレス募金をした場合、選択した寄付金額からシステム手数料が差し引かれることになります。
そのため、寄付金の全額が寄付に回されるわけではありません。
全額を寄付するためには、別の方法で募金する方が良いでしょう。
デメリット②1円からの寄付ができない
キャッシュレス募金はクレジットだと一口500円から、携帯キャリア決済だと100円からなので、1円からの寄付はできません。
銀行や街頭募金を実施する店舗だと1円から寄付できるため、細かな金額指定ができない点はデメリットになるでしょう。
例えば、「毎年24時間テレビの街頭募金のためにお釣りを貯めている」なんて場合は、キャッシュレスよりも、他の方法で募金した方が簡単そうです。
「貯めたお金を数えて、その金額をキャッシュレス募金」というのは、なんか違う感じがしますよね。
やはり、「24時間テレビの募金は会場で行いたい!」という人もいるでしょう。
今年に関してはキャッシュレス募金を強化するとのことですが、今の状態が落ち着いたなら、また以前のような街頭募金がキャッシュレスと併用される形になると良いですね。
24時間テレビでの募金は税制上の優遇措置を受けられる!
最後に24時間テレビの募金による税制上の優遇措置についても簡単に説明していきます。
(個人と法人とは控除される金額などが異なるので注意してください。)
寄付で税制上の優遇を受ける条件
寄付で税制上の優遇を受けるためには、次の条件があります。
【寄付で税制上の優遇を受けられる条件】
①以下のいずれかへの寄付金であること
・公益社団法人
・公益財団法人
・私立学校法第3条に規定する学校法人
・私立学校法第64条第4項の規定により設立された法人
・社会福祉法人
・更生保護法人
②年額2,000円を超える寄付であること
「24時間テレビチャリティー委員会」は公益社団法人なので、24時間テレビでの寄付も税制上の優遇対象になるわけです。
また、所得から控除されるのは、寄付金額から2,000円を差し引いた金額です。
つまり、年間2,000円を超える寄付をしていないと、税制上の優遇はありません。
所得からの控除も期待して寄付をするのであれば、その点をしっかりと確認しておきましょう。
寄付金を所得から控除するには確定申告が必要
寄付によって税制上の優遇を受けるためには、確定申告の際に「寄付金領収書」をその他の書類とあわせて提出します。
24時間テレビの公式ホームページから「寄付金領収書発行依頼書」をダウンロードし、必要事項を記入した上で、振り込みを証明する書類のコピーと一緒に郵送してください。
提出した書類の確認後、寄付金領収書が発行されます。
【まとめ】コロナ禍では募金もキャッシュレスに!条件を満たせば税金対策にもなる
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中で行われる今年の24時間テレビ。
キャッシュレスによる募金を強化するというのは、ウィズコロナ、ポストコロナの時代にあった提案なのではないかと思います。
この記事では、キャッシュレス募金をはじめとする今年の24時間テレビにおける募金方法について説明してきました。
今年はメイン会場での対面形式での募金はないとのことですが、街頭以外でも、色々な方法でチャリティーへ参加できるのです。
チャリティーグッズなどの収益も寄付金となるようなので、自分のできる形で参加してみましょう。
また、一定の条件を満たした寄付は税制上の優遇対象となるため、節税の効果も期待できます。
ただし、キャッシュレスでの寄付自体は難しくないものの、その後の申請手続きはちょっと面倒というのが私の印象です。
特に寄付金額が少額だと、申請にかかる郵送料などを考慮すると、大きな節税効果は見込めないかもしれません。
その辺りについては、また別の記事でお話しできたらと思います。
きっかけは人によって違うでしょうが、この記事を読んで「募金してみようかな。」と思った人が1人でもいるなら本当に嬉しいです。
ほぼ現金を使用しないキャッシュレス生活を送るアラサー男子。クレジットカードのポイントを貯めることを第一に考えているため、買い物は値段よりも、還元率を重視するという本末転倒っぷり。
なおキャッシング大全では、さまざまなお金を借りる方法を紹介しています。
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