キャッシュレス・ポイント還元事業は延長なしで終了!まとまった買い物は6月中がお得?
2019年はPayPayをはじめとするスマホ決済、消費税率の引き上げなど私たちにとっても身近なお金に関係するニュースがたくさんありました。
2020年になってからもうすぐで半年が経過しますが、上半期は新型コロナウイルスに関連するニュースばかりといった印象ですよね。
そのため、6月末でキャッシュレス・ポイント還元事業が終了することを忘れている人も多いのではないでしょうか?
この記事を書いている時点では終了まであと10日ほどです。
消費税率が10%へ引き上げられるのにあわせて開始されたポイント還元事業ですが、7月以降はより強く増税の影響を感じるかもしれません。
そこで今回は、ポイント還元事業が終了する前にまとめ買いしておくべきなのか、今後予定されているキャッシュレス関連のキャンペーンにはどのようなものがあるのかなどについてお話ししていきます。
ほぼ現金を使用しないキャッシュレス生活を送るアラサー男子。クレジットカードのポイントを貯めることを第一に考えているため、買い物は値段よりも、還元率を重視するという本末転倒っぷり。
キャッシュレス・ポイント還元事業の内容を簡単におさらい
まず「キャッシュレス・ポイント還元事業って何だっけ?」という人のために、その内容を簡単に復習します。
【キャッシュレス・ポイント還元事業】
対象となる中小・小規模事業者で指定のキャッシュレス決済をすると5%のポイント還元を受けられるという経済産業省の進める事業です。(コンビニなどフランチャイズチェーン店は2%還元)
2019年10月1日から始まり、主に「消費税率の引き上げによる景気の落ち込みへの対策」と「キャッシュレス決済の促進」という2つの目的があります。
対象となる決済方法はクレジットカード、デビットカード、電子マネー、プリペイドカード、スマホ決済などで、その決済方法や加盟店によってポイント還元の方法は異なります。
例えば、私の場合は楽天カード(クレジットカード)をよく利用するのですが、コンビニでは決済時に還元分が即時値引きされ、それ以外では翌々月25日頃に通常のポイント付与とは別にポイントが進呈されています。
一部手続きしないと対象にならないケースもありますが、基本的には自動的に2%、もしくは5%のポイント還元が実施されているので、キャッシュレス決済をしている方は各キャッシュレス決済事業者のホームページなどを確認してみてください。
キャッシュレス決済による最大5%還元は6月30日で終了!
キャッシュレス・ポイント還元事業の対象店舗でクレジットカードなどを使い、決済するだけで最大5%ものポイント還元を厳しい条件なく受けられるのはかなりお得だと思います。
消費税率が8%から10%に引き上げられたものの、ポイント還元のおかけで増税の影響をあまり感じなかったという人も多いのではないでしょうか?
しかし、このキャッシュレス・ポイント還元事業は6月30日までで終了です。
もともと2019年10月から2020年6月末までの9ヶ月間が事業期間だったため、当初の予定通りの終了となります。
ポイント還元事業の期間については、新型コロナウイルスの感染拡大による経済へのダメージを考慮して延長されるのではないかという話もありましたが、経済産業省は予定通り6月末で終了するとの案内を出しました。
(参照:キャッシュレス・ポイント還元事業、6月30日で終了、最終的に約115万店が参加)
決済事業者から加盟店への対応としては、手数料の割引、入金サイクルの調整などコロナに関する特別措置はあったものの、ポイント還元事業の期間自体には変更がないということです。
キャッシュレス・ポイント還元事業の終了まであまり期間はありませんが、「今後買う予定なら、6月中に買った方が良いの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?
次章では、ポイント還元事業の終了目前での駆け込みで購入を検討しても良いもの、注意すべき点について説明していきます。
5%還元対象の買い物は6月中がお得?
これまではポイント還元事業のおかけで増税の影響を感じにくかったですが、7月から最大5%のポイント還元はなくなってしまいます。
そのため、同じ買い物なのであれば、最大5%のポイント還元がある6月中に済ませておくのが確実にお得です。
ただ、ポイント還元を意識しすぎるあまりに、無駄な買い物をしてしまっては意味がありませんよね。
6月中に駆け込みで購入するとなるとじっくり考えられる時間も残っていませんが、そのような状況だからこそ、慎重に検討をした方が良いでしょう。
ここからはその検討の参考になりそうな情報を紹介していきます。
ネットの声も参考にしながら、駆け込みでの購入を考えて良さそうなものやそのときの注意点についてまとめました。
6月中に駆け込みでの購入を検討しても良いもの
先ほども説明しましたが、ポイント還元のあるうちに買い物をした方がお得であることは確かです。
ただ、何でもかんでも6月中に購入すべきというわけではありません。
個人的に検討しても良いと思うのは、次の2つのようなタイプの買い物です。
【6月中に駆け込みでの購入を検討しても良いもの】
・家具や家電などの比較的高額になりやすいもの
・日用品などの今後購入が確実に必要になるもの
家具や家電などの比較的高額になりやすいもの
せっかく5%のポイント還元を受けるのであれば、1,000円の買い物よりも100,000円の買い物の方が重要になるでしょう。
1,000円だと50円相当のポイントですが、100,000円なら5,000円相当になります。(付与されるポイントには上限があります)
そのため、家電など比較的高額で検討しているようなものがあるなら、6月中の購入を考えても良いと思います。
これからどんどん暑くなることを考えれば、エアコン、サーキュレーターなどは良い候補になるでしょう。
また、在宅ワークの需要も増えているため、コンピューターやモニター、オフィスチェアなどが必要なら6月中の購入がおすすめです。
他にもベッドといった寝具、電動自転車なども高額になりやすいので、大きなポイント還元が期待できます。
日用品などの今後購入が確実に必要になるもの
1つの商品が高額ではなくても、今後確実に必要になる日用品であれば時期を前倒しして購入するのもありです。
洗剤や化粧品など使用期限が決められていないもの・長いものは、前倒しで購入しても損はないでしょう。
その一方で、食料品に関しては、消費期限、賞味期限があるので注意が必要です。
購入する前に無駄なまとめ買いになっていないかをしっかりと考えるようにしてください。
また、日用品ではないものの、今後確実に必要なものとしては「ランドセルを購入した。」という声もありました。
ポイント還元事業の駆け込み購入で注意すべきこと
キャッシュレス・ポイント還元事業がもうすぐ終わってしまうからといって、無駄な買い物をしてしまうのは損です。
他にも駆け込み購入を検討している方は、次のような点に注意してください。
【ポイント還元事業の駆け込み購入で注意すべきこと】
・家電などは時期によって値段の変動が大きい
・ポイント還元事業の対象外店舗もある
・期限ギリギリでの購入は要注意
家電などは時期によって値段の変動が大きい
家電などは1年を通して値段の変動が大きく、5%のポイント還元を狙うよりも、少し購入を待った方が安く購入できるケースもあります。
家電を購入するときは最新モデルが気になると思いますが、どうしても今すぐに必要でないなら型落ちを狙った方が値下げ幅は大きいでしょう。
「せっかく6月中に買ったのに、今見たら値下げされていた…」ということはありえるので、その点に注意してください。
家電は新モデルが発売されるタイミングで1つ前のモデルが安くなる傾向にあります。
最新モデルが出るタイミングは家電ごとにだいたい決まっていますし、インターネットなどで検索すれば1年を通しての価格変動も調べられるでしょう。
それらの情報を参考にしながら、今が買い時なのかを見極めることも重要です。
ポイント還元事業の対象外店舗もある
キャッシュレス・ポイント還元事業は、キャッシュレス決済をすればどのお店でも良いわけではありません。
対象となるのは中小・小規模事業者なので、いわゆる大手に分類されるような企業は対象外です。
キャッシュレス・ポイント還元事業の公式ホームページや公式スマホアプリで対象店舗を検索できる他、対象店舗の店頭にはキャッシュレスマークが表示されています。
また、楽天やAmazonなどのインターネットモールに出店している店舗の中にも対象となる中小・小規模事業者は多いので、実店舗へ行く時間がない人はネットから購入すると良いでしょう。
期限ギリギリでの購入は要注意
キャッシュレス・ポイント還元事業は6月30日までですが、基本的には6月30日中の買い物はポイント還元の対象になります。
【期限ギリギリでの買い物には要注意!】
ネットなどで購入から商品の発送までに時間がかかるケース、期限ギリギリで利用情報が決済事業者に届くタイミングが翌月にずれ込んだケースなどは、対象外になることもあります。
今年の6月30日は平日火曜日です。
仕事終わりに買い物をしようと考えていると、思っているよりもバタバタするかもしれません。
東京都内は営業自粛・外出自粛が徐々に緩和されているような段階ではありますが、期限前の週末である6月27日(土)、6月28日(日)が余裕を持って買い物できるラストチャンスになるでしょう。
今後予定されているキャッシュレス関連のキャンペーンなど
キャッシュレス・ポイント還元事業は6月30日で終了してしまいますが、今後もキャッシュレス決済を普及するためのキャンペーンは予定されています。
例えば、キャッシュレス決済とあわせてマイナンバーカードの普及を目的に、マイナポイントという事業が始まります。
マイナポイントはマイナンバーカードを取得し、マイナポイントの予約、申し込みをした上で買い物をすると、最大5,000円相当がポイント還元されるというものです。
持っていない場合はマイナンバーカードの発行も必要になり、キャッシュレス・ポイント還元事業に比べてハードルは高いですが、ポイント還元率は25%なのでかなりお得でしょう。
また、キャッシュレス・ポイント還元事業の終了後から、スマホ決済の各社が独自のキャンペーンを打ち出す可能性もあります。
ちょうどボーナスの時期とも重なるため、迷っている買い物があるなら無理に6月中に済ませなくても良いと思います。
十分な検討をせずに焦って買い物をしてしまうと、5%のポイント還元があっても実は損をしているかもしれません。
購入を見送った買い物があるなら、各社のキャンペーン内容をチェックしながら次のチャンスを狙ってください。
マイナポイントの詳細はこちらの記事が参考になります
【まとめ】キャッシュレス・ポイント還元事業は6月末まで!次はマイナポイントで最大5,000円還元
最大5%ポイント還元のキャッシュレス・ポイント還元事業は6月末で終了です。
もし決まっている買い物があるなら、6月中に前倒しすることで通常よりもお得になるでしょう。
ただ、焦って無駄な買い物をしないように、本当に必要なものかをよく考えるようにしてください。
次に行われる国の大きなキャッシュレス関連事業はマイナポイントになります。
マイナポイントでは最大5,000円相当のポイント還元を受けられますが、そのためにはマイナンバーカードの取得が必須です。
また、マイナポイントの予約、申し込みなどの登録手続きも必要になります。
現時点ではマイナポイントの予約まで行える状態で、7月以降からポイント付与の対象となるキャッシュレス決済を選択できるようになります。
選択した方法での決済がポイント付与の対象になるのは、2020年9月〜2021年3月末までですが、早めに手続きを済ませておく方がスムーズでしょう。
キャッシュレス・ポイント還元事業は終わってしまいますが、今後も様々なキャッシュレス関連のキャンペーンは開催されるはずなので、それらを活用してお得に買い物をしてください。
ほぼ現金を使用しないキャッシュレス生活を送るアラサー男子。クレジットカードのポイントを貯めることを第一に考えているため、買い物は値段よりも、還元率を重視するという本末転倒っぷり。
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