アイフルで名義貸しをするとどうなる?名義貸しに伴うリスクとは
アイフルに限らず、各社カードローンには審査がつきものです。
過去に長期の延滞や債務整理を行ったことがある方や年収が少ない方の中には、「カードローンの審査に通るか不安」という方もいるでしょう。
また、専業主婦で収入が全くない方も審査に通るか不安ですよね。
カードローンの審査に通るか不安という方や審査に落ちてしまった方の中には「他人名義でカードが作れたら」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
特に専業主婦の方は「夫名義だったら間違いなく審査に通るのに」と思ったことがある方も多いでしょう。
主婦の方の中には、こんなことを考えたことがある方もいるのではないでしょうか。
あるいは、「一番の親友がお金に困っているから助けるために名義を貸しても良い。同意があれば良いんでしょ?」
このように思っている方はいませんか?
しかし、他人名義のカードローン契約はいかなる場合、いかなる間柄でも絶対にやってはいけないことです。
今回はカードローンの名義貸しがなぜ絶対NGなのか、名義貸しをした際に起こり得るリスクを中心にお伝えします。
アイフル
・金利:3.0%~18.0%・限度額:800万円
・融資スピード:最短18分
※申込状況や申込時間帯により、希望にそえない場合や翌日以降になる場合あります。
在籍確認の電話連絡は原則なし!
土日祝日も自動契約機なら21時まで契約から借入までが可能
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
そもそも名義貸しってなに?
カードローンにおける名義貸しとは、他人の名義でカードローン契約を結ぶことです。
カードローンやキャッシングは、申込者本人しか利用することができません。
名義貸しは、書類上の申込者と実際に使用する人が違う場合のすべてのケースを指します。
アイフルをはじめとする大手消費者金融や銀行ではインターネットのみでカードローンの申込みから審査、発行までが完結。
そのため、たとえば「自分で使うカードローンを夫名義で申し込む」ということは以前より行いやすくなりました。
特に、夫婦や親族であれば了承が得やすく、カード会社からかかってくる電話対応もお願いできますので、より簡単に他人名義のカードを入手しやすい環境と言えるでしょう。
「夫婦だから良いでしょ?同意も取っているし」
中には、このように考える方もいるかもしれません。
しかし、夫婦間だろうと親子間だろうと、たとえ同意がとれていようと他人名義のカードローンやキャッシングはすべてNGです。
そもそもアイフルでは、申込者以外の利用を禁止しています。
クレジットカードも家族カード以外は本人しか使うことができませんよね。
カードローンやキャッシングも、どのような事情があろうと申込者本人しか使用することができません。
名義貸しは犯罪?
そもそも他人名義のカードローンを申し込むことは、犯罪にあたります。
しかも軽微な犯罪ではなく、名義貸しは「詐欺罪」という立派な重罪なのです。
「夫婦間でも詐欺罪に該当するの?」
もちろん、夫婦間でも詐欺罪は成立します。
しかし、こういった疑問を持つ方は、この犯罪の構図を誤解していると言えるでしょう。
名義貸しの場合、詐欺の被害にあった被害者は、名義を使われた側の人間ではありません。
詐欺の被害者は、カードローン会社なのです。
そして、この場合の夫婦は詐欺の加害者で、共謀してカードローン会社を騙した共犯関係にあたります。
アイフルで名義貸しがバレるとどうなる?
次にアイフルで名義貸しがバレてしまった場合、どのような対応が取られるかを見ていきましょう。
- カードの利用停止
- 借入額の一括返済
- 信用情報への記載
- 刑事告訴
アイフルでは名義貸しが発覚した場合、上記の措置が取られます。
ひとつずつ以下から詳しく見ていきましょう。
カードの利用停止
まず、名義貸しがばれてしまった場合、すぐにカードの利用が停止されます。
これはアイフル側からすれば当然の措置ですよね。
そもそもアイフルは、カードの譲渡や貸与を禁止しています。
借入額の一括返済
さらに、借入額の一括返済を求められます。
たとえ名義貸しの被害者であったとしても一括返済が求められます。
なぜなら、アイフルとしては被害者であることを確認する手立てがないからです。
そのため、名義貸しの被害にあった場合でも、アイフルの一括返済は名義人に対して行われます。
アイフルは通常の借入であれば、返済を猶予してくれたり返済計画を提案してくれたりと、利用者にとても親切な会社です。
しかし、名義貸しの場合はそもそもが契約違反ですので、分割返済は認められないと考えておいたほうが良いでしょう。
刑事告訴
一括返済ができない場合のアイフルが取る最終手段は、刑事告訴です。
もちろん、きちんとアイフルに連絡をして事情を話せば、刑事告訴までされるケースは稀でしょう。
しかし、「自分は被害者だ」という態度でアイフルからの督促を無視し続けた場合、アイフルとしては告訴という手段を取らざるを得なくなります。
刑事告訴された場合は、詐欺罪として捜査されます。
詐欺罪は重罪ですので、重大な悪質性が認められた場合には、10年以下の懲役が課される可能性があります。
信用情報への記載
さらに、名義貸しをした事実が信用情報に記載されてしまいます。
金融業者は、日本信用情報機構(JICC)や割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関(CIC)といった信用情報機関の信用情報を通して、貸付け審査を行います。
信用情報に名義貸しの情報が記載されてしまうと、新たな借入は絶望的です。
なぜなら、金融業者は申込者の信用に対してお金を貸し付けているわけで、たとえ名義貸しの被害者であったとしても嘘をついてカード会社と契約したことに変わりはありません。
嘘をついてお金を借りるような人には、ほかの金融業者もお金を貸さないでしょう。
また、カードローンやキャッシングだけではなく、住宅ローンや車のローン、教育ローンなどの各種ローンも信用情報機関の信用情報を元に貸付け審査が行われています。
名義貸しがバレてしまった方は、こういったローンの審査に通るのも難しくなるでしょう。
「夫の名義で妻が借入をする」ということを安易に考えていると、今後の生活設計が崩壊してしまう危険性があるわけです。
自分の名義が使われてしまった時の対処法
それでは、もし自分の名義が意図せずに使われてしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
同意がある名義貸しの場合と違い、不正に個人情報が搾取されてしまった場合や脅されて名義貸しをしてしまった場合は、救済される可能性も残されています。
まずはカードローン会社に相談を
意図せぬ名義貸しがされてしまった場合、一刻も早くカード会社に相談しましょう。
カード会社側が先に名義貸しの事実を発見してしまうと救済される可能性は、ほとんどなくなってしまいます。
なぜなら、名義貸しは非常に証明するのが難しいため、発覚後にいくら「同意はない」と主張したところで、その主張を信じるための証拠が乏しいからです。
証拠は乏しいですが、カードローン会社が把握する前に相談すれば、心証は良くなるでしょう。
カードローン会社の心証が良くなれば、たとえ返済の義務が生じてしまった場合でも、一括返済ではなく分割返済が認められる可能性も出てきます。
電話やメールより詳細な説明がしやすい、店頭窓口で相談することをおすすめします。
警察に被害届を提出
カードローン会社に相談したら次に、警察に被害届を提出しましょう。
名義貸しは犯罪ですので、警察への被害届は必須と考えてください。
もし脅されて名義貸しをされた証拠があれば、証拠も持って相談に行くことが重要です。
意図せぬ名義貸しが証明された場合、名義人に支払い義務はなくなります。
アイフルで発覚した名義貸し詐欺とは
アイフルは過去に、「カード会社の覆面調査」を名目にカード契約をさせて、そのカードを使って第三者が借入をするという名義貸し詐欺の被害を受けました。
これは「アルバイト詐欺」とも呼ばれる詐欺です。
この詐欺の一連の流れは、以下の通りです。
- カード会社の覆面調査員を名乗り「モニタリング調査の一環としてカードローンを申し込んでほしい」と被害者に近づく。
- 無人契約機などで、ローンカードを発行させる。
- 「社内で処理するため、カードを預かる」などど言い、被害者からカードを奪う。
- 奪ったカードで借入をする
こういった場合、詐欺の立証は極めて困難で、ほとんどのケースで申し込んだ人に返済義務が生じます。
このケースでも詐欺の被害者に対して借入金の請求がなされました。
アイフルでは次のようなケースも名義貸し詐欺の可能性が考えられると注意を呼びかけています。
- ゲームアプリのモニターを募集しているという誘いがある
- 覆面調査のモニタリングを申し込んだ人に対して、当日になって急遽「カード会社の覆面調査」「カード会社の税金対策」のモニタリングに変更となったと持ちかける
- カード会社から「アルバイト詐欺ではないか?」と聞かれた場合、「違う」と言うように指示を受ける
- 発行されたカードの名義を書き換えるからと、カードを持参するよう指示される
名義貸し詐欺以外の詐欺にも要注意!
また、アイフルでは名義貸し詐欺のほかにも、以下の詐欺にも注意を呼びかけています。
・保証人詐欺
「融資を受けるために必要な保証人を紹介する」と被害者に近づき保証金だけを請求して、保証人を紹介しない詐欺です。
そもそもアイフルは、無担保保証人なしで利用可能なカード会社です。
・偽のダイレクトメールを使った詐欺
アイフルの社名やロゴを無断で使用した偽のダイレクトメールを送りつけ、融資の勧誘や債権譲渡、返済請求を行う詐欺です。
アイフルはショートメールによるダイレクトメールを送っていますが、その際の発信番号は「0120-109-437」になります。
上記番号以外からのアイフルを騙るダイレクトメールは、すべて詐欺と考えてください。
・保証金融資詐欺
極端に低い金利で融資すると誘い、申込みをすると「信用調査のための融資実績が必要。提携の消費者金融を紹介する」などとして他社での借入を持ちかけ、融資されたお金をだまし取るという詐欺です。
最終的に低金利での融資はされず、被害者には他社での借入のみが残ります。
・金融会社を装った詐欺
「アイフルから債権譲渡された」などと言って、被害者に近づき、返済金をだまし取る詐欺です。
アイフルは債権の譲渡や売却を行っていませんので、ご注意ください。
・フィッシング詐欺
アイフルを装ったメールを送信し、カード番号、暗証番号、銀行口座などを入力させる詐欺です。
アイフルではカードなしでもカード番号と暗証番号で借入ができるだけに、注意が必要です。
なお、アイフルでは、メールでカード番号、暗証番号、銀行口座を聞くことは一切ありません。
・スキミング詐欺
スキミング機器(カード読み取り装置)でカード情報を不正に取得する詐欺です。
「スキミング機器をATMのカード挿入口に取り付け、カード情報を盗み取る」、「小型カメラをATM周辺に取り付けATM操作の様子から暗証番号を割り出す」といった手口が横行しています。
ATM周辺で不審なものを見つけたら店舗スタッフに知らせるか、ATMに備え付けのガイドフォンから通報してください。
名義貸しは犯罪!発覚した場合には重大なペナルティが課せられる
今回は、カードローンの名義貸しのリスクについてお伝えしました。
軽い気持ちで行う人も多いカードローンの名義貸しですが、詐欺罪という重罪です。
詐欺罪は最悪の場合、懲役10年以下に処されてしまいまうので、絶対に名義貸しは行わないようにしましょう。
また、万が一意図せぬ名義貸しの被害にあってしまった場合、すぐにアイフルに相談のうえ、警察に被害届を提出してください。
必要な手続きを取らないばかりに、詐欺の被害者であるにも関わらず莫大な一括請求を受けたりするのは、ばかばかしい話です。
詳しく知りたい方はこちら!
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