アイフルはサラ金？本当に安心して利用できるのかを解説！

そもそもサラ金ってなに？

サラ金というのは、貸金業者である「消費者金融」や「街金」などのことをいいます。

なぜサラ金に悪いイメージが定着してしまっているのかというと、現代のように貸金業法がしっかりと整備されていなかった昭和の時代に、実際にサラ金のひどい取り立てが横行していたからなのです。

今のように規制が厳しくなかったため、サラ金と呼ばれた一部の貸金業者は、ドラマや映画に出てくるような悪質な取り立てを繰り返していました。

一時期、少し変わったテレビCMで有名となった「武富士」などが、そういった取り立てを行っていたそうです。

貸金業法が制定、改正されていく中で、サラ金と呼ばれていた貸金業者は「消費者金融」と呼ばれるようになり、安心して利用できるシステムへと変わっていきました。

アイフルはサラ金？闇金？

テレビCMでもおなじみの消費者金融アイフル。

有名な女優や俳優さんがCMに出演されているわりに、インターネットでアイフルについて検索しようとすると、「アイフル　やばい」というワードが候補に上がってきます。
このようにアイフルについて悪いイメージをもっている人もいるようですが、冒頭でもふれたようにアイフルは決して悪質な貸金業者ではありません。

サラ金なのか、それとも闇金なのかと聞かれると、アイフルはサラ金の仲間に入ります。
闇金というのは、貸金業法などを無視して悪質な取り立てを行ったり、違法な利子を上乗せしたりする業者のことをいいます。

アイフルにそのような事実は一切なく、法律に則りお金を貸す合法な会社なんですよ。
そのため、アイフルの利用を検討している人や今まさに契約中の方は、安心して利用してくださいね。

実質年率3.0％～18.0％！

闇金のような高金利が適用されることはなく、最高でも18.0％となっています。

大手消費者金融の最大手であるアコムなどでも、最高金利を18.0％としていますよ。
これには、「利息制限法」というキャッシングの金利上限を定められた法律が関係しています。

通常、アイフルを初めて利用する人でなおかつ借入額が100万円以下の場合は、18.0％が適用される可能性が高くなります。
アイフルでは、闇金のように尋常ではないほどの金利を上乗せされることは絶対にありません。

総量規制を守って限度額が決定される！

お金を借り過ぎたり、借金の返済に充てるためにさらに借金をする、などといった多重債務者を減らすため、「その人の年収の3分の1までしかお金を貸してはいけない」という総量規制が定められました。

※アイフルはこの総量規制を必ず守るので、年収の3分の1を超える額の貸し付けは絶対に行いません。
総量規制に基づき、その人の利用限度額が決定されます。

闇金であれば、総量規制を守らずにお金を貸してくることもあります。
アイフルでは、そのようなことはありません。

（※銀行カードローンやクレジットカードのショッピング、自動車ローンの利用などは総量規制対象外です。）

自宅や職場へ取り立てに来ることはない！

借金の返済に滞りが出たとき、アイフルは督促を開始します。
しかし、闇金のような怖い取り立ては一切ありません。

アイフルの場合、一日でも返済に遅れるとはじめに電話をかけます。

電話での督促というだけで怖がる人もいるかもしれませんが、怒鳴られたり大声で責め立ててくるような内容ではありません。
返済が遅れていることの確認を行い、いつなら支払えるのか？という相談を電話で行います。

電話を無視し続けた場合は、郵送物での督促へ…というように、督促の方法は変わっていきます。

しかし、アイフル公式ホームページにも「督促を目的として自宅や職場に行くことはない」としっかり明記されていますよ。
ヤクザのような人が家や仕事場に怒鳴りこんでくる、ということは絶対にありません。

事故情報がある人は、アイフルの審査に通過できない！

アイフルなどの消費者金融を利用するためには、まず審査を受けなければいけません。

審査では、その人の属性（勤務情報など）や信用情報などを見られます。
もし過去に延滞や債務整理などのブラック情報があれば、その人は審査に通過することが難しくなってしまうのです。

その人がきっちりお金を返してくれるのか、という返済能力も必ず見られるので、そういった事故情報がある人は信用度が低くなってしまいます。

そのため、事故情報がある人が、アイフルのような消費者金融で借金することは難しいといえます。
つまりアイフルは、それだけ無茶な融資は一切しないということです。

合法？それとも違法？

記事の冒頭でもお伝えした通り、サラ金は法律に則って運営されている合法業者です。
様々な法律をしっかり守っているので、利用客が怖い思いをすることはありません。

一方、闇金は法律を守らない違法業者です。
法律やルールを守るか守らないか、ここが一番の違いとなっています。
具体的な内容は、以下をご覧ください。

金利はいくら？

サラ金であれば、利息制限法に則り、定められた上限を超える金利を提示することはありません。

ほとんどの消費者金融は、最高金利であっても年率18.0％を採用しています。
一方で闇金はというと、とんでもない高金利でお金を貸してきます。

利息制限法では、元本が10万円未満の場合であれば年率20.0％の金利が上限、と定められています。
もし10万円未満の借り入れで年率20.0％超の利息となれば、それは闇金で間違いないでしょう。

闇金で有名な「トイチ」という言葉は、10日で1割の金利という意味を持ちます。
つまり、年率365％なのです！
このような高金利は、100％闇金です。

ほとんどの消費者金融は最高金利を年率18.0％としているので、この辺を目安に覚えておいてください。

審査をちゃんとしてくれる？

消費者金融であれば、申し込む際に必ず審査を受けなければいけません。
信用情報や収入・返済能力がない、などという理由で審査に落ちてしまえば、借り入れはできないことになります。

しかし闇金では、宣伝文句に「ブラックOK」などという言葉を使うことがあります。
闇金業者は、信用情報に事故情報が載っていることで合法な消費者金融を利用できない人に対しても、簡単にお金を貸してしまうのです。

「大手消費者金融の審査にはたくさん落ちたけど、〇〇の会社では簡単に貸してもらえた！」なんてことがあれば、その会社は闇金かもしれません。
審査を慎重に行ってくれる会社を選びましょう。

怖い督促がある？

督促についても、先にお話したように、消費者金融であれば怖い督促を行うことはありません。
しつこく何度も電話をかけてくるということもありませんし、取り立てに来て暴力をふるわれる、なんてことももちろんないですよ。

闇金の場合は、法律を守らずにどんな手段を使ってでも取り立てに来る可能性があります。
脅されたり暴力をふるわれたりと、何をされるか分かりません。

取り立ての対象は？

返済が滞っているとき、消費者金融であれば契約者本人に対して取り立てを行います。
しかし、闇金の場合はそうはいきません。
家族や友人、恋人などが取り立ての被害に遭う可能性もあるのです。

街金もサラ金の仲間だが、中にはグレーな会社も…！

ここまでサラ金と闇金の違いについてお伝えしましたが、実際に利用する前は判別が難しいという場合もあります。

名の通った消費者金融ではない街金の場合、サラ金なのか闇金なのかの区別がつきにくいですよね。
実は、街金の中にも闇金が潜んでいる可能性があるのです。

会社の建物や外観がしっかりとしていて普通の会社に見えたけど、実際に申し込みをすると闇金だった、という話もあります。
他にも、有名な消費者金融の名前をチラつかせて安心させる、などという手口を使う闇金業者もあるようです。

細心の注意をはらっても判別できない！という方は、金融庁が公表している「登録貸金業者情報検索サービス」というもので確認してみましょう。
貸金業を行う場合、この貸金業者情報に登録しなくてはいけないのです。

つまり、登録貸金業者情報検索サービスに登録されていないということは闇金であると考えられます。
サラ金なのか、それとも闇金なのかの判別が難しいと感じるときは、こういった情報を参考にしましょう。