病気の親を抱えたのを機にやむを得ず…

Ｅさん（三重県・38歳女性・公務員）のアイフルカードローン体験記

私は三重県に住む公務員です。
県庁に勤めています。
父、母と私の3人で実家で暮らしているのですが、父は難病を患っており既に仕事を退職していて、母のパートと私の給料で家計を支えています。

あれは半年くらい前だったと思います。
会社の辞令により、県内の別地域に転勤することになりました。
同じ県内と言っても、南北に長い三重です…。
実家からはかなり距離があったために実家からの通勤は厳しく、一人暮らしを始めることになりました。

私は元々派手なタイプではないので遊びにお金を遣うこともないし、実家への仕送りもあるので慎ましく暮らしていました。
しかし実家の方では、私がいなくなったため、父の世話を母が全てしなければいけなくなったので必然的に母のパートの時間が減り、仕送りの額を増やさざるを得ないという状況になったのです。
公務員なので各種手当は厚いのですが、いかんせん給料の絶対額が小さいので生活はすぐに苦しくなっていってしまいました。
でも生活が苦しいからと言って、治療費を含めた親への仕送りを減らすわけにはいきません。

とうとう自分の生活が苦しい状況に追い込まれたため、CMでよく見るカードローンの利用を決めました。
こういったものには全く良いイメージを抱いていなかったのでかなり抵抗がありましたが、こうするしか思い浮かばなかったんですよね…。
比較的低金利の銀行のカードローンも考えたんですけど、とにかく審査に通ることと、すぐに借りられることを優先して、消費者金融のアイフルに決めました。

取り急ぎ10万円の借り入れを申請したところ、すぐに審査も通って、借り入れすることができました。
その月はなんとかそれでやり過ごし、翌月も借り入れをしたのですが、今度は当然審査もありませんでしたし、限度額に達していないので、ただウェブ上から口座に引き出すのみで、簡単に借り入れすることができました。
こうして、実家への仕送りと私自身の生活をなんとか回していくことができました。

そんな中、以前会社の上司に家庭の事情を話していたことが考慮され、元の職場に戻れることになったのです。
再び実家から通勤できるようになったため生活費負担が軽くなり、なんとか生活を持ち直すことができました。

申し訳ないと思われたくないので、一人暮らし中にお金を借りていたことは親には内緒にして、今はその時の借金を毎月数千円ずつ返済しています。

世間では、借金することに対していろんな見方があると思うんです。
私も、借金をバカにしていた一人でしたから…。
でも、私は実際、カードローンの存在によって親を支えることができました。
もちろん無茶な借り方はよくないと思いますが、利用の仕方によっては良い結果になるということを今回のことで学びました。