アイフルの総返済予定額とは?どうやって決められている?
アイフルなどのカードローンでお金を借りるときは、借りることだけでなく、返すことまで考えましょう。
返済に遅れてしまうと、遅延損害金や信用情報に傷がつくといったデメリットがあります。
では、アイフルの最終的な返済金額の合計はどうやって決まっているかを知っていますか?
アイフルについて調べていると実質年率や、難しい返済方式の専門用語など分かりにくい言葉がたくさん出てきますよね。
そこで、この記事では、アイフルの総返済予定額がどのように決まるのかについて詳しく説明していきます。
10万円、30万円、50万円の金額別に、借りた金額の大きさによってどのくらい最終的な総額が違うのか、毎月一定の金額を支払う場合、どのくらいの返済期間の差になるのかについて表でまとめたので、ぜひ返済のイメージをするのに参考にしてください。
アイフル
・金利:3.0%~18.0%・限度額:800万円
・融資スピード:最短18分
※申込状況や申込時間帯により、希望にそえない場合や翌日以降になる場合あります。
在籍確認の電話連絡は原則なし!
土日祝日も自動契約機なら21時まで契約から借入までが可能
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
アイフルの総返済予定額はどうやって決まる?
アイフルの返済方式の正式名称は「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」です。
一見、とても理解するのが難しいように思えますが、2つの言葉(借入後残高スライド方式+元利定額リボルビング方式)に分解すると分かりやすくなります。
これは、借入した後の残高に応じて返済金額が決定されるということです。
一例ですが、アイフルは毎月の決まった日が返済日になる約定日制の場合、借入直後の残高が10万円以内だと4,000円、10万円超20万円以下だと8,000円が月の返済金額になります。
このように、返済金額が借入直後の残高によってスライド(変動)していくのが「借入後残高スライド方式」です。
リボルビング方式は、クレジットカードでもよく聞くリボ払いと同じ意味で、毎月の支払い金額をある程度一定にするような返済方式です。
そして、「元利定額」というのは、毎月の返済金額が同じでも、元金と利息の割合が異なるような返済方式を言います。
例えば、アイフルで10万円を借りて12回で完済する場合、1回目も2回目も支払い金額は1万円です。
ただ、1万円のうち、元金に充当される金額は1回目は8,472円、2回目だと8,646円と変化します。
このように毎月の支払い金額は一定でも、元金と利息に充当される割合が変化する返済方法を「元利定額リボルビング方式」と呼びます。
ただ、この返済方式に基づいて自分で総返済予定額を計算する必要はありません。
アイフルでお金を借りるときは、返済に大きな影響がある次の3つを覚えておくと良いでしょう。
- 借入金額と金利(実質年率)
- 完済までの期間(支払い回数)
- 返済日(サイクル制/ 約定日制)
借入金額と金利は返済総額に直結する
カードローンは、借りた金額(元金)が大きく、元金に対してかかる金利(実質年率)が高いほど返済総額は増えます。
だからこそ、借り過ぎは危険で、低金利のカードローンを選ぶ方が返済の負担は少ないのです。
借入金額によってどのくらい返済に差が出るのかは、後ほど説明していきます。
完済までの期間が長いと利息は増える
そして、見落としがちですが、同じ金額を同じ金利で借りたとしても、完済までの期間が長いと、それだけ返済総額は増えてしまいます。
完済までの期間が長いということは、支払い回数も多くなり、利息が発生する回数も増えるということです。
支払い回数を増やせば、1回あたりの返済する金額は小さくなり、負担は楽になりますが、総返済予定額を考慮すると、あまりおすすめはできません。
返済日がサイクル制か約定日制かで毎月の返済金額が違う
アイフルは、返済日から35日後が次回の返済日となるサイクル制か、毎月決まった日が返済日になる約定日制かで毎月の返済金額が異なります。
そのため、どちらを選択するかで最終的な返済総額にも影響があるのです。
ただ、最低返済金額以上であれば、追加での返済も可能なので、基本的には都合の良い方を選択して良いでしょう。
借入金額10・30・50万円の場合の総返済予定額早見表
それでは、実際に10・30・50万円を借りたとき、金額によってどのくらい総返済予定額に差が出るのかを確認していきましょう。
アイフルの実質年率は3.0%~18.0%ですが、今回ははじめてカードローンを利用するケースを想定して年18.0%で借りた場合で計算をしています。
また、借りた金額に関係なく、12回で完済するとして総返済予定額を出しました。
※総返済予定額はアイフルの返済シミュレーションを利用して算出しており、実際の値とは異なる場合もあるので参考値としてご覧ください。
総返済予定額早見表(12回)
10万円※ | 30万円 | 50万円 | |
---|---|---|---|
毎月の返済額 | 10,000円 | 28,000円 | 46,000円 |
最終回の返済額 | 9,217円 | 21,713円 | 44,220円 |
利息の合計 | 9,217円 | 29,713円 | 50,220円 |
総返済額 | 109,217円 | 329,713円 | 550,220円 |
※借入金額が10万円の場合、11回で完済となります。
アイフルの返済方式では、
で総返済額が計算できます。
この金額は途中で追加借入をしない場合ですが、初回に借りた金額が大きいほど、利息の合計も大きいことが分かりますね。
10万円を借りたのなら利息は約1万円ですが、50万円を借りると利息だけで約5万円も支払うことになるのです。
次に、同じ金利と同じ金額で、支払い回数を24回と36回に増やした場合の総返済予定額を見ていきましょう。
総返済予定額早見表(24回)
10万円 | 30万円 | 50万円 | |
---|---|---|---|
毎月の返済額 | 5,000円 | 15,000円 | 25,000円 |
最終回の返済額 | 4,851円 | 14,582円 | 24,315円 |
利息の合計 | 19,851円 | 59,582円 | 99,315円 |
総返済額 | 119,851円 | 359,582円 | 599,315円 |
総返済予定額早見表(36回)
10万円※ | 30万円 | 50万円※ | |
---|---|---|---|
毎月の返済額 | 4,000円 | 11,000円 | 19,000円 |
最終回の返済額 | 2,346円 | 3,974円 | 14,203円 |
利息の合計 | 26,346円 | 88,974円 | 141,203円 |
総返済額 | 126,346円 | 359,582円 | 641,203円 |
※借入金額が10万円の場合、32回で完済となります。
※借入金額が50万円の場合、34回で完済となります。
50万円を実質年率18.0%で借り入れしたとしても、支払い回数が12回と36回では返済の総額がまったく違います。
12回だと利息は約5万円でしたが、36回になると利息だけで約14万円とかなりの額です。
ただ、毎月の返済金額は46,00円から19,000円に下がるので、毎月の負担と最終的な返済総額の両方のバランスを取るようにしましょう。
毎月○万円の返済だと完済までにどのくらいかかる?
次に、借入金額が10・30・50万円のそれぞれの場合に、毎月1・3・5万円ずつの返済を行うと、完済までにかかる期間にどのくらいの違いがあるかを見ていきましょう。
借入金額・返済金額別の完済までの期間
返済金額(月) | 10万円 | 30万円 | 50万円 |
---|---|---|---|
1万円 | 11ヶ月 | 36ヶ月 | 58ヶ月 |
3万円 | 4ヶ月 | 11ヶ月 | 20ヶ月 |
5万円 | 3ヶ月 | 7ヶ月 | 11ヶ月 |
表から分かるように、毎月の返済金額を小さくすると、完済までの月数は増えていきます。
完済までの月数が増えるということは、それだけ総返済予定額も増えるので注意してください。
アイフルでは毎月の返済金額に「最低返済金額」というものが決まっています。
実際に返済する金額は、その最低額以上であれば良いので、余裕がある月は随時返済をすると良いでしょう。
カードローンは1日単位で利息が増えるので、早期に返済することで総返済予定額は小さくなるのです。
【借入金額別】アイフルの最低返済額はいくら?
アイフルの毎月の最低返済額は、リサイクル制か約定日制かで以下のように変わります。
アイフルの最低返済額(1円~50万円の場合)
借入直後の残高 | サイクル制 | 約定日制 |
---|---|---|
10万円以下 | 5,000円 | 4,000円 |
10万円超20万円以下 | 9,000円 | 8,000円 |
20万円超30万円以下 | 13,000円 | 11,000円 |
30万円超40万円以下 | 13,000円 | 11,000円 |
40万円超50万円以下 | 15,000円 | 13,000円 |
毎月の最低返済金額を比べると、約定日制の方がいずれの場合も負担は小さくなります。
約定日制は毎月同じ日が返済日なので管理がしやすいのもメリットだと言えるでしょう。
一方で、サイクル制は返済日と返済日との間隔が35日と広いですが、返済日の管理がしにくい、間隔が広い分利息がつき最低返済金額も増える2点はデメリットです。
高額・長期間の借り入れは総返済予定額に大きく影響!借りる前にシミュレーションしよう
ここまで、アイフルの総返済予定額がどうやって決定されるかを説明してきました。
難しい用語も出てきましたが、重要なのは借りる金額が大きい、完済までの期間が長いと最終的な返済金額も増えてしまうということです。
この記事では、初回に借りたら完済まで追加借入をしない前提で話を進めました。
ただ、多くの場合は、途中で追加借入をするため、より慎重に総返済予定額までを考慮した返済プランを考えるべきでしょう。
カードローンのリボ払いは毎月の返済負担をとても小さくしてくれ、追加借入をしても1ヶ月の返済金額は大きく増えにくいため、総返済予定額については考えるのを忘れてしまいがちです。
そこで、はじめての借り入れや、追加借入をするときは返済シミュレーションをするようにしましょう。
アイフルの公式サイトでは、借入金額や金利、返済回数などを入力することで、完済までの返済スケジュールをシミュレーションすることができるのです。
事前に総返済予定額が把握できていれば、途中で返済に困ってしまう危険性は減るでしょう。
そして、お金に余裕があるときは、最低返済額以上を支払ったり、追加で返済したりして元金を早めに減らしていくことをおすすめします。
詳しく知りたい方はこちら!
プロミス
※ 原則電話による在籍確認なし
※ 最短3分融資は可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合があります。
アコム
※ 最短20分審査、最短20分融資も可能ですが、お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
※ 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
※ 必要書類:アコムのご利用において50万円を超えるご契約を行うお客さま、他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さまは収入証明書が必要。
※ 審査通過率:マンスリーレポート参照
※ まさに「はじめてのアコム」!アコムは初めての方が借りやすく、審査通過率が高くなっています。
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