プロミスは他人名義でお金を借りることはできる？

プロミスでお金を借りる時に必ず行われるのが審査です。

プロミスだけに限った話ではなく、カードローンやクレジットカード、各種ローンなどお金を借りることができる商品には必ず審査が行われます。
これは中小の消費者金融でも同様で、もし仮に無審査、誰でも融資可能といった金融会社があれば、その会社は100％違法業者と思って良いでしょう。

このように、カードローンには審査がつきものですが、過去に長期間の延滞や債務整理を行った方や収入が低い方、あるいは専業主婦の方のように自分に収入がない方は、審査に通ることが難しいでしょう。

こういった方の中には「他人名義で申し込みができれば」と思った方もいるのではないでしょうか。
特に専業主婦の方は「夫名義でカードローンを申し込みたい」と思う方も多いでしょう。

しかし、他人名義でのカードローンの申し込みは絶対にやってはいけないことです。

今回は、他人名義でのカードローンの申し込みが絶対NGな理由、プロミスで他人名義のカードローンの申し込みや利用が発覚した時に取られる措置について見ていきます。

軽い気持ちで他人名義のカードローンを利用すると大きなリスクを背負ってしまいます。
ぜひ最後まで読んでください。

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そもそも他人名義のカードの申込みはできるの？

インターネットでのカードローンの申し込みが一般的になった昨今、以前より他人名義のカードローンの申し込みはやりやすくなったと言えるでしょう。

インターネットで申し込みから審査、借り入れまで完了するカードローンでは、比較的簡単に他人名義で申込むことができてしまいます。

特に夫婦間、家族間であれば、カードローン会社からかかってくる電話にも対応してもらえるでしょうし、必要書類も入手しやすいですよね。

インターネット申込みで電話対応に不審な点がなく、必要書類にも不備がない場合、カードローン会社は申込者が本人かどうか確認する手立てがありません。

一昔前までであれば、店舗や無人契約機での契約が一般的でしたので、申込者が本人なのか別人なのかの区別がつきました。

しかし、インターネットでの申し込みの場合、カードローン会社に一度も顔を見せることなく申し込みができてしまいます。

そのため、他人名義のカードローンの申し込みはとてもやりやすい環境になったと言えるでしょう。

別人の名義のカードを使うことは犯罪！詐欺罪に問われる

専業主婦の方の中には、「夫の同意を取っているから大丈夫」と思う方もいるかもしれません。
しかし、他人名義のカードローンの申し込みや利用は、いかなる間柄であっても、たとえ名義人の同意が取れていたとしても絶対に行ってはいけないことです。

なぜならそれは、詐欺罪という犯罪にあたるからです。
詐欺罪は10年以下の懲役が科される重罪です。

初犯であっても執行猶予がつかない実刑が科される可能性もあります。

「夫婦間で同意を取っていても詐欺罪にあたるの？」
中にはこのような疑問を持つ方もいるでしょう。
もちろん、夫婦間であっても詐欺罪は成立します。

しかしこの場合、他人名義のカードローンの申し込みや利用は、加害者が妻で被害者が夫ではありません。

被害者はあくまでカードローン会社で、妻と夫は詐欺の加害者で共犯関係にあたります。

プロミスで他人名義の借入が発覚したらどうなる？

それでは次に、プロミスで他人名義の申し込みや利用が発覚した場合どのような措置が取られるか見てきましょう。

申込みの途中で発覚した場合

まず、申し込みの途中で他人名義だと発覚した場合、当然ながら、即座に手続きが破棄されます。

そして、信用情報に名義人と申し込んだ人間の両人の信用情報に他人名義の申し込みの事実が記載されます。

信用情報は、プロミスだけに限らず、すべてのカードローン会社、クレジットカード会社などが審査の際に照会する情報です。

この情報に他人名義の申し込みの事実が記載されると、ありとあらゆるローンの審査に落ちてしまうでしょう。

当然、車のローンや住宅ローンといったローンの審査にも落ちます。

軽い気持ちで他人名義のカードローンを利用したばかりに、将来設計が破綻するということも十分考えられるわけです。

利用中に発覚した場合

利用中に発覚した場合は、即座にカードが利用停止されます。
これはプロミス側からすれば当然の措置です。
そもそもプロミスはローンカードの譲渡や他人が利用することを禁止しています。

次に、借入金の一括返済が請求されます。
プロミスは通常の利用の場合、返済ができなくても返済を猶予してくれたり、月々の最少返済額を減らしてくれてたりといった可能性もある、利用者に優しい会社です。

しかし、他人名義の利用が発覚した場合は、規約で固く禁じている行為で、何より法律違反ですので、分割での返済に応じてはくれないでしょう。

また、たとえ名義人が犯罪にあった被害者であっても、警察の捜査の結果、被害者であることが立証されない限り、請求は名義人に対して行われます。

なぜなら、プロミス側からすると共謀して騙したのか、犯罪の被害にあったのかの判断がつかないからです。

一括返済に応じない場合、プロミスが取る手段は刑事告訴です。
プロミスが詐欺の被害を訴えるわけです。

刑事告訴が受理されると逮捕され、詐欺罪として捜査されます。
詐欺罪は最長で23日間拘束されますので、家族や会社に確実にバレてしまいます。

場合によっては会社を解雇される可能性もあるでしょう。

もちろん、犯罪に巻き込まれた場合、プロミスに事情を話せば刑事告訴までされるケースは稀です。
しかし、「自分は被害者だから責任がない」という態度でプロミスからの連絡を無視しているとプロミス側としては刑事告訴しか手段がなくなるわけです。

また、信用情報にももちろん、他人名義のカードローンの利用の情報が記載されます。
この時点でプロミスはもちろん、プロミス以外のあらゆる会社から新たな借り入れはできなくなります。

犯罪に巻き込まれてしまった場合の対処法

それではもし、自分の意図せずに名義が使われてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか。

同意がある名義貸しの場合、プロミスからの一括返済や最悪の刑事告訴を免れることはできません。

しかし、個人情報の不正利用の場合や、脅迫されて名義を貸してしまった場合は、救済される可能性も残されています。

まずはプロミスに相談を

自分名義のカードローンが不正に利用されてしまった場合、一刻も早くプロミスに相談しましょう。
相談した地点でカードの利用が停止されます。

プロミス側が先に他人名義のカードローンの利用の事実を掴んだ場合、救済される可能性はほぼありません。

しかし、自らプロミスに相談をした場合、救済される可能性も出てきますし、何より心証が良くなります。

プロミスの心証が良くなれば、返済義務が残った場合でも分割返済に応じてもらえる可能性も出てくるでしょう。

警察への被害届の提出は必須

他人名義のカードローンの申込みや利用は詐欺罪という犯罪ですから、警察への被害届の提出は必須です。

また、もし脅迫されて名義を貸してしまった場合は、証拠を持って警察に行くことが重要です。
自分を守る意味でも、犯罪に巻き込まれてしまったら必ず警察に行き、被害届を提出してください。

他人名義の申込みは絶対NG！最悪の場合は刑事告訴の可能性も

今回は、他人名義のカードローンの申込みや利用が発覚した場合にプロミスが取る措置について詳しく解説しました。

お伝えしたように、他人名義のカードローンの申込みや利用は、懲役10年以下の詐欺罪が適用される重罪です。
もし他人名義のカードローンの申込みや利用が発覚した場合、プロミスでは以下の措置が取られます。

まずカードの利用が停止され、その後全額の一括返済が求められます。
全額一括返済ができないと、最悪の場合、詐欺罪で刑事告訴されてしまいます。

詐欺罪は、最長23日の勾留が認められていますので、会社を解雇になる可能性もあるでしょう。
さらに、他人名義の利用の事実が、名義人と実際に利用した両人の信用情報に記載されます。

この場合、プロミスはもちろん、ありとあらゆる金融機関の審査に落ちてしまいます。
当然、車のローンや住宅ローン、教育ローンといった各種ローンの審査も落ちることになります。

軽い気持ちで行った他人名義のカードローンの申込みや利用が、後々の人生設計を大きく狂わせる要因になる得るわけです。

なお、犯罪に巻き込まれて不正に自分名義のカードローンが使われてしまった場合は、プロミスへの相談とともに、警察へ被害届を提出してください。
警察の捜査の結果、被害者であることが立証されると、名義人に返済義務はなくなります。

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