プロミスの顔認証システムについて解説

「顔認証」といえば、まず思いうかぶのはやはりスマホではないでしょうか。
覗きこむだけで瞬時に本人確認ができる顔認証は、今ではスマホだけでなく空港の税関やテーマパークなど多くの場で活用されています。
実はプロミスの自動契約機にも、顔認証が導入されているのです。
消費者金融初の試みである顔認証システムを採用した目的、プロミスが目指す安全性と利便性についてみていきましょう。

プロミスが顔認証を導入した目的は？

顔認証は、顔によって個人を判別する認証方式です。
主に「目・鼻・口」の３つの特徴で顔を検出し、顔のデータと照合する仕組みになっています。
スマホなどのロック解除は覗きこむだけのノーアクション、そのうえ指紋認証よりもはるかに誤認識が少ないのです。
パスワードのように覚えておく必要もなく、流出の恐れもありません。
顔認証は、便利さはもちろん安全性にも優れている最新のセキュリティ技術といえますね。

プロミスは2018年の8月より、自動契約機に顔認証システムを導入しています。
顔認証を導入した目的は、不正契約を防止するためです。
ここでいう不正契約は「成りすまし契約」で、他人に成りすまして契約を行う詐欺行為をいいます。
成りすまし契約で貸したお金は返済されることはなく、消費者金融にとっては大きな打撃です。
もちろん、成りすましの際に使用された身分証明書が盗まれたものであれば、その本人も身に覚えのない借金を問われる被害をうけますね。
実際に国民生活センターにも、成りすまし契約によるトラブルや被害が多数報告されています。
成りすまし契約は、反社会勢力など組織ぐるみで横行されることも多く、金融業界にとって断固阻止しなければいけない行為です。
プロミスは、顔認証という高精度のセキュリティで立ち向かったということでしょう。

自動契約機の顔認証はどんな仕組みになっている？

自動契約機は個室で人に会わずに契約ができるのが魅力ですが、誰にも見られていないわけではありません。
設置しているカメラごしにオペレーターに見られているので、不審な行動をすればすぐにわかるのです。
本人確認書類として提示した運転免許証などの写真と同一人物であるかどうかも、カメラでしっかりチェックされています。

しかし、巧妙な変装でかなり本人に似せた成りすましだとわからない場合もあります。
顔立ちの似ている身内が成りすまして契約をする、といった事例も実際にはあるのです。
やはりカメラごしの目視では、確実に本人かを確認するのに限界があります。

プロミスの自動契約機では、申し込み者の顔をカメラで読み取って本人確認書類の顔写真と照合し、本人かどうかを識別します。
目視での確認に比べて、この顔認証は正確性もスムーズさもはるかに優れているといえるでしょう。
金銭が関わる大事な契約なので、自動契約機に顔認証があるというのは非常に信頼がおけますね。

プロミスの顔認証の精度は高い？

プロミスの自動契約機に採用されたのは、NECの顔認証エンジン「NeoFace」です。
NECの顔認証技術は、世界トップの評価をうけています。
顔の向きが違っても対応が可能なだけではなく、ヒゲやメガネなどで変装しても認証され、10年前の写真でも識別できるという精度の高さを誇っているのです。
認証制度は99.2%、米国が実施した顔認証テストにおいて4回連続で一位を獲得するなど、文句なしで世界一の顔認証システムといえます。

このような高精度の顔認証を導入したということに、プロミスのセキュリティ強化への姿勢の本気度が伺えますね。
プロミスは、今後もAI技術などを活用した安全性の高いサービスの展開を予定しているようです。

顔認証で成りすまし契約を防止！プロミスでより安全なキャッシングを！

プロミスの顔認証は「消費者金融は便利で早いけど、セキュリティ面が心配」といった声も跳ね返すものですね！
自動契約機の台数を考えると決して安くないコストだと思いますが、このような形で利用者の安心に還元しているのは嬉しいことです。
プロミスなら、今後もより安全で使いやすいキャッシングにむけて、セキュリティとサービスを向上させてくれるでしょう！

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